Der Teufelsbund : Charnel Winds (2011) 

フィンランドのブラックメタルバンド、Charnel Windsの1stアルバムを紹介。
フィンランドのWerewolf Recordsよりリリースされた。

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 メンバーはAzazel、Blood Red Fog、Vergeといったフィンランドのブラックメタルバンドの人脈で構成されており、いわゆるフィニッシュブラックメタルを想定して聞いてみると、解りやすいメロディや疾走感といったキーワードとは無縁なブラックメタルサウンドで驚かせる。オカルティックな雰囲気を蔓延させつつもプログレッシブに聞かせるパートまで飛び出すなど、かなりテクニカルで奥深いサウンドを披露している。

 当初、フィニッシュブラックメタルの流れを想定して聞いてしまうと、そのメロディの地味さによるギャップが大きいため、この奥深さを見誤りそうな作品ではある。若干そのあたりが勿体ない。(といってもメンバーに何の非もなく、単なる先入観である)

 エキゾチックなパートは若干Orphaned Landの名盤1stのようにも聞こえるなど、彼らの引き出しはかなりのモノがあるように感じる。クリーンボイスもこの作風なら問題なく受け入れられる有効な使い方をしている。オーソドックスなブラックメタルとして聞くというより、もっとプログレッシブな作風を好む人に受けそうな作品だし、また繰り返し聞くことでそのディテールも楽しむことができるアルバムだ。

 これを聞きながらバンドの最新情報を追っていたら、何と今年の6月に6年ぶりにして2ndフルアルバム"Verschränkung"がフィンランドのFeuer Publicationsよりリリースされていた。視聴してみる限り、1stアルバムの方向性を保っているようであり、1stアルバムが気に入った人なら2ndアルバムも要チェックである。

Encyclopaedia Metallum - Charnel Winds
タグ: Charnel_Winds  Azazel  Finland  2011 
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