Celebrate the Dead : Beherit (2012) 

フィンランドのブラックメタルレジェンド、BeheritのEP(12")を紹介。
フィンランドのKvltよりlim.1100でリリース、うち100枚は特殊カラー盤。

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先日、記事にした「迂闊にもアナログ沼にはまってしまった」の原因の一枚。
それなりに当ブログやSNSでBeheritのファンを自負している自分が、
アナログリリースのみという理由でこのEPを持っていないのがずっと心残りだった。
そのため環境を揃えたらすぐにこのLPも手に入れたというわけ。

内容はA面とB面で1曲ずつ、両曲とも10分以上の大作である。
しかし2曲でコンセプト、制作経緯は異なるようで
A面の"Demon Advance"は5th"Engram"のラストに収録されているもののデモver.。
B面のCelebrate the Deadは2007年に作成したダークアンビエント寄りの楽曲。

前者は後のアルバム収録の物に対してヴォーカルのエフェクトが抑えられていて、
またドラムもサンプリングだったようであるが本人は気に入っていたのでリリースを許可したとか。
後者は時期的にハードコアテクノからバンドサウンドに戻ろうとしていた当時の、
過渡期的な作品でとても興味深いダークなアンビエントブラックになっている。

とても人に薦めるような作品ではないがファンならやはり抑えておきたいし、
個人的には入手してよかったと思える内容であった。

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タグ: Beherit  LP  Finland  2012 
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Blasphemous Cremation : Incantation (2008) 

アメリカはペンシルバニア州のデスメタルバンド、IncantationのEP盤を紹介。
アメリカのNecroharmonic Prod.より12"LPとCDでそれぞれリリースされた。本稿は後者を扱う。

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1stアルバムのプロトタイプにであったデモ音源(1991年録音)のリリース。
元々Amorphisとのスプリットとしてリリースされる予定だったがお蔵入りされ、
17年の歳月を経て世の中に出されたもの。
一部の曲は後のオフィシャルリリースと曲名が異なるものもあったりする。

基本的には1stアルバムのプロト盤ではあるが、
プロト盤がゆえの音質の生々しさがそのズルズルっとした感じと合っていて、
1stアルバムとはまた異なる感触を得ることができる。

Incantationファンならお勧めできるアイテムだが、
これから聞こうと思っている人はまずは普通に1stアルバムを聞いた方がよいとは思うが、
ロウな音質が故の感触はAutopsyファンもググッとくるのでは。

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タグ: Incantation  Amorphis  Autopsy  USA  2006-2010 
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Live May 16th 1993 Atco, NJ USA : Incantation (2013) 

アメリカはペンシルバニア州のデスメタルバンド、Incantationのコレクターズ盤を紹介。
リリースレーベル未記載のブート音源である。

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1993年に行われたライブ音源が収録されているブート盤。
どうやら150枚限定のリリースらしいが偶然、奈良のレコード屋で発掘したもの。
日本でもまだ売れ残っている(15'09/30現在)ので、
150枚のうち結構な数が国内に入ってきたのではないかと推測される。

閑話休題、レコード盤は掲載写真通り、Red wax仕様で気合が入っており、
また元々の音源の録音状態が良かったのであろうが、
ブートのライブ盤にしてはかなり高音質で期待(?)を大いに裏切ってくれた。

このライブ前年にリリースされた1stアルバムからほとんど選曲されており、
またVo.のCraig Pillardの咆哮ヴォーカルの迫力、そして邪悪さが生々しく、
初期Incantationのファンアイテムとしてはかなりおススメ。

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タグ: Incantation  LP  USA  2013 
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迂闊にもアナログ沼にはまってしまった 

それなりに長いこと、このブログで取り扱っているような音楽を聴いてきたわけだが、
一つだけ決めてきた戒律 ―「アナログ音源には手を出さない」― だけは守ってきた。
(DLコード付きの物は手を出しても再生環境は整えなかった)

それはそこが「底無し沼」であることが解っていたからだった…。

ところが今年の4/25に衝動的にアナログプレイヤーを購入してしまった。
そのときはある種の必要性に迫られていたためでもあり、
その時点では単純に「本当に欲しいものだけをLPで購入する」と誓った。

まあそれ以外にも家の近くレコード屋のおっちゃんと仲良くなって、
柄にもなくジャズだったりソウルのLPを安価で購入して嗜むようなこともしていたが、
実際この時点では首記の状態にはなかったと思う。

しかしまさに今日のことである。
「本当に欲しいもの」として購入したBlasphemyの2ndとデモのカップリング2LPが届いた。
既にCDで持っていた音源であるためまさかこんなことになろうとは思わなんだ。

レコードに何気なく針を落とす。
プレイヤーから鳴り出したその音はあまりにも壮絶。
今まで自分が聞いていたものとは何かが違う。

ショックを受けた。

プレイヤーを買ってから今日まで約5ヶ月、
その間にBathoryの1stとかBeheritのコンピとか、
同じようにCDを持っていての購入したLPではここまでの衝撃はなかった。

だからアナログを褒め称えるための記事ではない。
しかしこの衝撃は何らかしらの形で残したいと思い、
ブログに記載する次第である。

嗚呼、今日、迂闊にもアナログ沼にはまってしまった。

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