Khmer : Khmer (2012) 

スペインのブラッケンドハードコアバンド、Khmerの1stデモを紹介。

khmer

ブラッケンドハードコアというか、
メロディックデスメタルとハードコアを足し合わせたうえで、
それをD-beatなブラックメタルに大いに接近させたようなバンドサウンド。

2012年5月に結成したフレッシュなバンドだが、
メンバーはメロデスやらハードコアのバンドに属しており、
経験十分のサウンドを披露している。
(3LAのインタビュー参照)

何に似ているかとすると日本のCoholに近いように感じるが、
あちらはかなり楽曲の世界観がディプレッシブなものであるのに対して、
こちらはもう少しライトに聞ける印象。
何しろBandcampでフリーDLできるので是非聞いてみてほしい。

3LAでリリースされる予定の新作も期待だ。

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Misanthropic Devotion : Hellvetic Frost (2008) 

スイスのプリミティブブラックメタルバンド、Helvetic Frostの1stアルバムを紹介。
Art of Propagandaよりリリースされた。

Helvetic_Frost1

スイスのブラックメタルというと古くはHellhammer、Samaelなど、
ブラックメタル史上、欠かせないバンドを輩出している一方で、
その後のバンドは案外手薄な気がする中で気を吐いているのがこのバンド。

いわゆるDarkthrone直系のプリミティブブラックメタルをプレイしていて、
目新しいことをやっているわけではないのだが、
そのようなバンド群の中ではとりわけ質の良いメロディを持っている。

それは別に聞きやすいとかそういうものではなく、
実直でブラックメタルらしい寒々しいメロディを持ったプリブラだ。
何となくジャーマンブラックらしさも垣間見れてグッド。

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Violence Just For Fun : Blasthrash (2008) 

ブラジルはサンパウロのスラッシュメタルバンド、Blasthrashの2ndアルバムを紹介。
Mutilation Recordsからリリースされた。

blasthrash2

ブラジルのスラッシュメタルというとCogumeloサウンドを想像しがちだが、
このバンドのようにベイエリア直系のスラッシュメタルバンドも強力。

当時は若手扱いだったと思うがこのアルバムは結成10年目のもので、
演奏も1stアルバムに比べると幾分こなれてきたものの、
やはり勢い第一の直球ベイエリアスラッシュを展開。

個人的には南米スラッシュにはもっとイーヴィルなものを求めているが、
こういう明るいスラッシュも良いものです。

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Belus : Burzum (2010) 

ノルウェーの一人ブラックメタルバンド、Burzumの7thアルバムを紹介。
Varg VikernesがオーナーのByelobog Productionsからリリースされた。

BelusBelus
(2011/04/19)
Burzum

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ブラックメタルというジャンルにおいて余りに存在感の大きいBurzumの復帰第一弾。
アンビエントアルバムを挟みつつ、14年の歳月を経ての復帰だけあって、
その内容に触れるにはかなりのプレッシャーがあったのだが、
このアルバムは確かにBurzumの作品である。

一部、Burzumの前身のUruk-Hai時代の楽曲も含まれているが、
それも今回の作品の中で浮いていないこともその証左と言えるだろう。

3rd、4thアルバムのサウンドをアンビエントなしで仕上げつつ、
更に刑期が彼をそうさせたのか、
どことなくメロディに人間味を盛り込ませた内容で、
新境地を切り開いた作品とも言える。

狂気という点で減退しつつも"今のBurzum"を宣言しており、
決して"以前のBurzum"から逸脱していない、
今のVarg Vikernesの渾身の作品だと言えるのではなかろうか。

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True Occult Astronomy Part II : Goatfago (2012) 

デンマークのブラッケンノイズバンド、Goatfagoの1stアルバムを紹介。
ブラジルのDeathcamp Recordsよりリリースされた。

goatfago1

Goat Vulvaの正式な後継者(と勝手に位置付けている)のがこのバンド。
元々デンマークのBeheritシンパのSadogoatというバンドの流れなようで、
なるほどBeherit~Goat Vulvaのマニアが作ったサウンドだ。

テーマとしては「宇宙・天文学・超常現象」(Graveより)らしいが、
サウンドとしてはとにかくオカルトで非商業的なノイズブラックだ。
Goat Vulvaは意図的に「低俗」なテーマをノイズにしていたが、
こちらはまた意図の異なる神秘的かつアンチテーゼの塊を表現している。

この音源もいわゆる好事家のためのものではあるだろうが、
あまりノイズに造詣の無い自分でも通して聞くことができたので、
「理解できる」カルト音源として優秀な作品なのではないだろうか。

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Doglord Of Impiety : Goat Vulva (2006) 

フィンランドのノイズグラインド~ブラックメタルプロジェクト、Goat Vulvaのコンピ盤を紹介。
The Oath Of Black Blood Recordsというレーベルからリリースされたが、
どうやらこの音源のみリリースする目的のブートレーベルの模様。

goatvulva_comp

BeheritのNuclear Holocausto Vengeance氏のノイズグラインドプロジェクト。
どうやら部分的にSodomatic Slaughterも参加しているようだ。
1989年~1992年の間に5本のデモをリリースしており、
このアルバムはそれら全てをかき集めたコンピレーション(ブート)盤である。

1曲目のCrucifixions...こそほとんどBeheritのようなグラインドブラックだが、
その後の楽曲はもう自由闊達なんでもござれ。
ブラック、ノイズ、エレクトロニカ、ポルノコアなどなど。
挿入されるポルノ映画のサンプリングも酷いものだ。

時折垣間見れるBeherit的な要素はマニアには大興奮の代物だし、
主観的にはこれ以上ないくらいの魅力的な音源集なのだが、
客観的に見れば「何だこれはクソ音源じゃねえか!」となるだろう。
Blashemous Sexfagoというタイトルにニヤッと出来る人や
Beheritファン限定でお勧めしたい。

ブート音源なので確実に手に入るかは不明だが、
新品で大阪のキングコングで買えたので日本にも流れ着いていると思われる。

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