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2012年 年間音源ベスト 

今年購入した2012年リリースの音源の中からよく聞いた音源を挙げます。(順不同)

・ Les Voyages De L'Âme : Alcest

 2ndアルバムが肌に合わず、Alcestもブームの中消えていくのかなあと思っていましたが、せっかくの来日公演に行ってサイン貰うために買ったこの3rdアルバムは素晴らしいの出来。私はこのバンドは1stがEPよりも好きなので、かなりフィット。#06 "Faiseurs De Mondes"はかなりのヘビーローテーションだった。このアルバムをベストに挙げると何となくミーハーみたいな空気を取り下げたい気持ちも含めて挙げておきます。

・ The Primitive World : Vampillia + Nadja

 正直、Nadja単体の音源はそこまで好きではなかった―自分にドローンの素養がないからなのだろうか―のだが、このVampilliaとのコラボ作品、こいつは素晴らしいアルバムでした。Vampilliaのライブを今年初めて見て、これは前述Alcestのライブのときなのだが、はっきり言って個人的にはAlcestを完全に喰っていました。その感動を含めて、このアコースティックな奏でをNadjaに齎したVampilliaに称賛を贈りたいところです。

・ Devangelight : Cataplexy

 これまたライブがらみだがCataplexyのレコ発を東京で見て、そのときはこの2ndアルバムの完全再現だったのですが、残念ながら耳がキーン鳴っててちゃんと聞けなかったのが悔やまれるくらい、このアルバムは純粋にプリミティブブラックとしてクオリティの高いアルバムでした。日本のバンドでもヨーロッパのバンドに負けない楽曲が同じベクトルで作れることを示してくれました。それだけにM.Curselord氏の脱退は非常に悔やまれる…。

・ Sulphur Seraph (The Archon Principle) : Charon

 結成自体は1997年なのだが、初フルレングス。かなりの正体不明感漂うドイツのブラック/デスメタルバンドなのですが、いわゆるウォーブラックメタルに近い、それもカナダやオーストラリア、ニュージーランドあたりのベスチャルでかつ冷酷な皆殺し必死のブラックメタルを展開。これはクソ熱く、かつ冷たい!かつ、このカルトさときたら・・・正体不明ブラックっていうのはこんな風に質を伴うものでなくちゃいかんよ、君。

・ Unshaken : Eschaton

 最近、なぜかハマっているギリシャのメロディックブラック。特に指名買いというわけでもなかったが普遍的な要素、ノルウェイジャンなプリミティブブラック、グリークブラック、そしてIron Maidenチックなリフといったものをバランスよく取り入れた優等生的サウンド。こういうのはたまに聞くと本当にホッとさせられるんだよね。

・ True Occult Astronomy Part II : Goatfago

 こ、こ、こ、これは酷い!ひどいデンマークのノイズブラック!「Beheritがアンビエントに目覚めた時、ついでにブラックメタルの要素も取り入れていたら」という妄想を具現化したような強烈ブラッケンノイズ!初心者厳禁とかそんな優しい形容は要らない。苦手な人は一生苦手!そしてこの音源が好みっていう人が怖い!そんなカルト音源。ぼくカルト音源って、そそられるんです。

・ Nether Tombs Of Abaddon : Proclamation

 今作もBlasphemy Worshipな作風は変わらず、Ross Bay CultらしいWar Black Metalを展開!ここまでくるとですね、その凄みっていうのはサウンドだけにとどまらずですね、バンド名を見ただけで感じてしまうほどですよ。しかも前の作品よりもBeheritの影響を感じてしまうようなサウンドも随所に出てくるため、それがまた実にそそられる。なんかこれで解散とかいう噂もあったけどまだまだ頼みますよ。

・ 光と闇 : V/A

 日本のInfernal NecromancyとKanashimiのスプリットです。Kanashimiの方は実は未だにそこまで聞き込めてないですが、Infernal Necromancyの方、こちらは実に凄いです。先日のライブも記憶に新しいですが、過去の作品に勝らずとも劣らない、素晴らしい音源を届けてくれました。特に#04 "冨獄"の音は素晴らしいものがありました。またバンドの持つメッセージ性も含めて深く考えさせてくれる素晴らしいものでした。

・ Desperate Truth : Voidd

 日本の初期デスメタルシーンの重要アルバムの再発盤ですが、今でも十分に頭をぶん殴られたような気にさせてもらえる素晴らしいデスメタルです。日本のデスメタルというとどうしてもUSデスメタルか、もしくはデスグラインドから影響を受けているものが多い中で、Voiddはスウェディッシュデスからの影響も感じさせてくれるのが嬉しいところ。歴史探訪とか再発盤をそんな目で見ず、あくまで新譜として楽しめるアルバムですよ。

・ NEVER : Think Again

 今、日本のハードコアシーンをどちゃくそ熱くしているのがこのThink Again!このバンドを知らなかった期間が悔やまれるほど素晴らしいハードコアですよ。3ピースバンドというのが非常にそそられる!まだ若手なのに空気まるごと持って行ってしまうような存在感はやばい!こんな極東に留まらせておくべきではない強烈なサウンド!そんなサウンドを我々日本人が聞かないなんてもったいなーい!

・ Helvetios : Eluveitie

 番外編。シンガポールのHMVで購入したので思い出に残っていますが、2ndアルバム以降進化していないので困ります。同じ曲に聞こえるので、もっと頑張ってください。



それでは皆様、良いお年を!
来年も素晴らしい音源に出会えますように・・・
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【2012年 下半期】 購入音源リスト  

Suicidal Emotions - Abyssic Hate
Les Voyages De L'Âme - Alcest
空洞 - Cohol
Vol 5 1999-2009 - Forgotten Tomb
Panopticon - Panopticon
Social Disservices - Panopticon
The Primitive World - Vampillia + Nadja
Intolerance Deathsquads - Amputator
Nuclear Empire Of Apocalypse - Blasphemophagher
Sulphur Seraph (The Archon Principle) - Charon
Hora Nocturna - Darkened Nocturn Slaughtercult
Revelations Of Death - Demonic Slaughter
Open Fire - Demonical Crisis Assembly
Visionary - Dødsengel
Autumn Aurora - Drudkh
Bifrost - Elite
Unshaken - Eschaton
Nihilgoety - Eskhaton
Nacht aus Blut - Forgotten Darkness
United Aryan Evil - Full Moon
Doglord Of Impiety - Goat Vulva
True Occult Astronomy Part II - Goatfago
Triumph Of Darkness - Goatoimpurity
By Oak, Ash and Thorns - Grom
Worshippers of the Seventh Tyranny - Impiety
Into the Infernal Regions of the Ancient Cult - Inquisition
Khmer - Khmer
Radikalni Ateismus - Tvurerum Nadeloveka - Kult Ofenzivy
Hoagascht - Lunar Aurora
Masakr - Maniac Butcher
Diabolical Psycholust - Mantak
Skotos Aenaon - Naer Mataron
Die Fucking Bastard (240/1000) - Necropsia
To The Gates Of Blasphemous Fire - Nokturnal Mortum
Kolovorot - Nokturnal Mortum
Advent of The Black Omen - Proclamation
Sadiztik Syonan-To Supremacy - Sadiztik Impaler
At the Mercy of Satan - Satanic Bloodspraying
Massacre Supremacista - Seges Findere
For All We Have And Are - Sokyra Peruna
Infidel Eternal - Ssorc
The Demos - Unholy Archangel
MCBL Heathen Blood Cult - V/A
Bestial Supremacy - V/A
Heretical Serpent Cult - V/A
United Wolfish Hordes - V/A
The Hammer Of Antichristian Detonation - V/A
光と闇 - V/A
Night on the Bare Mountain / Black Hateful Metal - Veles
Disappear - Von Goat
The Seal Of Genocide - Wargrinder
Hoffnungstod - Wigrid
The Essential Tinner - Tinner
Orgs - Abort Mastication
Sentenced to Life - Black Bleath
Sleepers In The Rift - Morbus Chron
Necrobestiality Tales (Eternal Damnation) - Necrofucker
Desperate Truth - Voidd
The Monad of Creation - Mournful Congregation
飛礫の焔 - DIE YOU BASTARD!
Splatterthrash - Ghoul
False Gestures For A Devious Public + Bonus Truck - The Blood
Resurrection - The Last Resort
From The Bleachers - The Boils
Angel Ripping Metal - Angel Reaper
The Rise Of Satanic Might - Cruel Force
Nightmare Attack - Impaler
Rise, Vulcan Spectre - Nekromantheon
Funeral Serenade - Sextrash
Southern Black Demon - Vomit of Doom
Rise Of The Desecrated - Witching Hour
Helvetios - Eluveitie
Terranean Wake - Worship
Terrorist Warfare - Seges Findere
Fenris - The Helheim Society
Spill The Cursed Wine - Heresiarch Seminary
De Praestigiis Daemonum - Yvonxhe
Spear Of Destiny - OUROBOROS
Trust In Decay - Grimness
Beyond the Light - V/A
The Borderland Rituals - Umbra Nihil

という訳で下期は81枚購入したようです。
上期と合わせて164枚購入しました。
うち2012年リリースは25枚でした。

今夜は上期と合わせて、
これらから2012年新譜ベストと、
2012年旧譜ベストを各々挙げてみようと思います。
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【column】 NSBMとは一体何か? - VII 【完】 

■ 前回

【column】 NSBMとは一体何か? - VI
http://staymetal.blog8.fc2.com/blog-entry-577.html

■ 続き

 前回に引き続き、従来のプリミティブブラックメタルを踏襲した作風であるバンドをバンドを国別に紹介していく。今回は特徴的なシーンを形成しているロシア、フィンランド、ウクライナ、もしくは北米や南米にも目を向けていき、本稿を締めることにする。

■ ロシア

BBH ロシアのNSBMシーンを語るなら外せないのがBlazeBirth Hall(:BBH)である。BBHとはロシアのNSBMバンドの組織のことであり、前述したBranikald(1993-??)のKaldrad氏を中心に1994年に発足された。広大なロシアの中で、ブラックメタルはおろか、メタル自体のシーンも形成されていないような地方で発足したためか、その中で独自進化を遂げてCDリリースも行っていた。

 Kaldrad氏はBranikald以外のBBH所属バンドにも参加するなど大きな影響をもっており、BBH系列のとかく荒涼感のあるブリザードサウンド―すぐにBBHだとわかるほどの特徴のあるサウンドを各バンドにもたらした。自然主義的な印象も持っている曲調で、音からNS思想を感じることはない。但しメンバーの写真などを見ればわかるとおり、思想的にかなりNS寄りで、過激な行動にも及んでいた様である。現にKaldrad氏は2001年に不法武器所持(ネオナチの活動に使用していたようである)で投獄されている。

 Forest (1994-??)
 Raven Dark (1994-??)
 Nitberg (1999-)

Nitberg 上記3バンドはBranikald以外のBBH所属バンドの中でもよく知られているバンドであり、またメンバーがかなり重複している。Forestは中でも最もBranikaldに近い作風で、まさにBBHサウンドを体現しているバンドだろう。Raven DarkはForestに一時期参加していたUlv氏のバンドでKaldrad氏もゲスト参加していたが、BBHを語るならUlv氏の存在も無視できないが、残念ながら2005年に亡くなっている。NitbergはBBHの中で最もNS思想が露骨なバンドであり、むしろAbsurdタイプの項で紹介すべき自由闊達なブラックメタルである。何しろKaldrad氏がまるでAbsurd丸出しなボーカルスタイルなのだ。しかしそこはKaldrad氏だけあって、BBHサウンドとAbsurdタイプの融合が図られている。そのようなスタイルはThe Night and the Fog part IIに収録されている曲を聞いてもよく解る。しかし2010年にリリースされた2ndアルバムは路線をプリミティブブラックメタルに変更しており、聞く人を驚かせた。こちらは高品質なブラックメタルで、この項においてはむしろ2ndを推すべきだろう。それからNitbergのメンバーの在籍するWalknutはアトモスフェリックなブラックメタルであり、BBHサウンドも灰汁が無い程度に感じさせるサウンドで、BBH初心者には最適な音源である。

 M8l8th (2003-)

m8l8th_photo BBHと密接な関係を持つレーベルがStellar Winter Recordsである。このロシアのブラックメタルレーベルはBranikaldを含むBBH関連の音源を含め、他にもロシアのNSBMを多数リリースしているのだが、その中でもこのバンドは言及せざるを得ない。Molothというバンド名のoをわざわざ8に変えており、どう見てもネオナチシンパで危険なバンドであるが、なんとライブ盤まで出ている。考えるだけで恐ろしいライブだっただろう。彼らのサウンドはBBH系列とは異なり、まさしくプリミティブブラックメタルだ。Burzumのカバーをしているあたりも伺える。但しヴォーカルスタイルが少々アクの強さを感じるため、苦手な人もいるかもしれない。現在はポルトガルのFrenteuropa Recordsと契約しており、そちらのレーベルではまだ私も知らないNSBMバンドも所属しているようで今後注目していきたい。

 他にロシアのシーンにおいてはNa Rasputje (1997-)も有名だが、こちらは一枚しか音源を持っておらず、申し訳ないがあまり知識が無いので割愛させていただく。こちらもロシアらしいNSBMである。


■ ウクライナ

 地理的、文化的にもロシアのNSBMの影響を強く受けつつ、更に西欧のシーンとも交流があったことが伺える。このジャンルでは最も有名なバンドの一つ、Nocturnal Mortumを中心に人脈が広がっている。

 Hate Forest (1995-2004)

hateforest 既に紹介したNocturnal Mortumと並んでウクライナのシーンにおいて双璧をなしているバンドであり、「Aryan True Black Metal」と自称していた。彼らはアルバムによってその印象を変えてくるバンドであるが、その中で"Sorrow"や"Purity"は名盤として名高く、手法は違えどBBH系列のサウンドとも近い志向性を感じるし、かつ従来のプリミティブブラックメタルも兼ね合わせた荒涼かつ荘厳でありながら展開力のあるブラックメタルに仕上がっており、この手のスタイルにおける最重要バンドの一つである。解散後、Blood of Kinguというバンドを結成したが、こちらは更にルーツをインド、チベットの方に掘り起こしており、楽曲もそちらの影響を受けている。

 Hate Forestの関連バンドとしてはDrudkh、Astrofaes、Khorsが比較的有名だが、これらはペイガンブラックになっている。また人脈を辿っていくとDub Bukもまた取り上げるべきバンドだが、こちらもペイガニズムをテーマにしている。一方でDub Bukの関連としてUngernは完全にNSBMだが、こちらは楽曲があまり面白みが無く、特に紹介はしない。他にはNocturnal Mortumの関連バンドとしてAryan Terrorism、FinistがNSをテーマにしているが、未聴なので割愛する。


■ フィンランド

 フィンランドという土地柄は他の地域と比べてルーツ的、文化的に独立していて異色なところがある。そのためNS思想に必然性が無いためか、明確なNSBMシーンはないように感じる。但しところどころモチーフ的にNS思想を飾っているバンドは幾つかある。

 Satanic Warmaster(1998-)

SW ブラックメタルシーンにおいてもビッグネームとなったが、NSBMと区分けされることがある。確かに関連単語をメンバー名に利用したりするなど、記号的にNS思想をモチーフとしていることもあるが、あまり強いNS思想は感じない。また近年は特にそのようなモチーフ自体露にしておらず、恐らく活動に支障があるためではなかろうかと推測している。また別プロジェクトのThe True Werwolfでは作風もロウアンダーグラウンドだが、こっちの方で思想を発露している節がある。

 またGoatmoon(2002-)もフィンランドプリミティブブラックらしい作風で、こちらもあまりNS色は感じず、カルトプリミティブブラックである。また若干知名度は落ちるものの、Nekrokrist SS(2000-)もその系統でフィンランドらしいプリミティブブラックだが、バンド名からも伺える通り、思想は他のバンドよりはNS寄りかもしれない。このバンドは既に紹介したドイツのFaagrimと今年スプリットを出している。

■ 北米

 北米という地域は人種の坩堝だけあって、逆に白人と有色人種との歪みも根強く残っている。また移民が多く、自国の歴史というものがほとんど無いのも特徴だ。その結果なのか、少なからずNSBMシーンが存在している。

 Grand Belial's Key (1992-)

gbk_photo 日本ではそこまで話題に上がらないバンドだが、アメリカのNSBMの中では最も有名なバンドだと思われる。アルバムアートを見るととかくアンチキリストで、キリストなどに落書きしまくっているが、バンド自体は「アンチセミティズム」を掲げている。これはいわば「反ユダヤ主義」であり、その思想がNSBMと被っている。「アンチセミティズム」に関してはこのコラムの範疇を超えているので割愛するが、「ヒトラー万歳」のような歌詞は無いように感じ、レイシズムの塊のような作品を残している。。サウンドとしてもかなりカルトなブラックメタルだ。またメンバーのもう一つのバンド、Arghoslent(1990-)も非常に強烈な歌詞を残している。

 Pantheon (1993-)

Pantheon アメリカの有名なNSBMバンドの中ではもっとも露骨な思想表現をしている。サウンドこそペイガンブラックチックな内容だが、いかんせん歌詞が「我々こそがアーリアン民族の未来である!なぜならば我々は選ばれた民だから!」と咆えて、堂々たるプロパガンダを振りまいており、それがサウンドにも滲み出ているのかいかがわしい雰囲気に満ちている。また、このバンドは今回のコラムで取り上げた様々なNSBMバンドともスプリットを数々リリースしているなど非常に精力的に活動しているのが特徴である。しかし同名バンドが多数存在するので注意が必要だ。また彼らは最近、ポーランドのStrong Survive Recordsから音源をリリースしているが、このレーベルは結構なメンツが揃っており、このジャンルを掘り下げるならチェックが必要なレーベルだ。

 Birkenau (1995-??)

Birkenau アウシュビッツ強制収容所の名前を冠したNSBMバンドで唯一のデモ音源の写真もその収容所の写真が用いられている。Burzum直系の非常に不安になるような歪なサウンドが特徴だったが、後にI Shalt Becomeに改名してサウンドも変遷していき、「単なる」ディプレッシブブラックメタルになっていった。I Shalt Become自体はNS思想はないように感じるが、音源としてみるならば初期作品のほうがブラックメタルとしては出来が良いように感じる。

 他にGrom(1999-??)もNSBMに括られている。私は1枚アルバムを持っているだけだが、フォーキッシュなリフと強烈なヴォーカルスタイルに溢れんばかりのAryanスピリットが末恐ろしい音源だ。他にカナダのGeimhreがNSBMとされているがあまり特筆すべき内容ではない。むしろスプリット相手のShadeの音源として名前が挙がることが多い。


■ 南米

 南米はその土地柄か、非常にカルトなバンドが複数存在する一方で、Commandでも触れたとおり、ナチスドイツとの縁でNSBMシーンも存在している。

 Evil (1994-)

 The Pagan Frontにも所属していたバンドで生粋のNSBMバンドだが、作風自体はまさにプリミティブブラック。しかしかなりポンコツ気味なのと、ヴォーカルスタイルもかなり強烈でまさしくEvil。結構地味な作風なのに、明らかに「異質」感が漂っているのは思想の賜物なのかそうでないのか不明だし、あまり歌詞も目を通したことがないのだが、とかく凶暴。相当人を選びそうな楽曲だが、バンドの歴史も長くかなりの音源リリースをしており、どんなものか知る意味ではコンピレーション盤を買うと良いのではなかろうか。

 Seges Findere (1999-)

 こちらは激しく南米らしいNSBMで、昔からのコグメロサウンド譲りのベスチャルで粗暴なブラックメタルを引き継ぎつつ、それをNS思想のプロパガンダとして爆散させている。このバンドもかなり様々なNSBMバンドとスプリットを出していて、88などともリリースしている。

 他にアルゼンチンのFurorなどが存在するが、それよりこの南米という土地柄、とんでもないアンダーグラウンドが広がっており、Seges Flindereなどもそうだが、治安の悪いウォーブラックとNSBMの邂逅なんかも進んでいそうな雰囲気で興味深いが、何しろオーダーしづらいお国柄なだけに未知数な領域だ。


■ まとめ

 3回にわたってNSBMの重要だと思われるバンドを紹介してきた。しかし今回紹介したものは私が実際に聞いたもののみであり、他にも取り上げるべき重要なバンドが存在するだろう。また、バックグラウンドのこともあり、完全地下潜伏で活動しているバンドも数多く存在すると思われる。そのようなバンドにこそ、このジャンルの魅力を感じる人もいると思うが、そこまでいくと扱っているレーベル自体もかなりのもので、我々黄色人種ではオーダーすることすら叶わない可能性もあり、私としても守備範囲外である。そんな範囲内で紹介させていただいたので、まだまだ"序の口"の部分しか紹介できていないことを改めて申し上げておく。


■ NSBMとは一体何か?

 私はNSBMについて完全にプリブラの範囲内として音から入り、そのバックグラウンドが何たるか知らないまま徐々にその裾野を広げていった。そんな中、やはりAbsurdを聞いた時に明らかに「他と違う」カルトな雰囲気を感じ取り、それがNSBMだと理解した。しかしその後、実は自分が単なるプリブラだとしか思っていなかった音源もまたNSBMの範疇にあることを知り、改めて「NSBMとはい一体何か?」という疑問が生まれた。そしてそれを紐解くために調べ物を行いまとめていったものがこのコラムでああった。

 ではその疑問は晴れたのかというと、ここまでまとめておきながら、やはり音楽として定義するのは困難なものであることがわかった。Darken氏も言及していたように、言わば右翼思想が信念であるとすれば、NSBMを取り巻く極右思想はサタニズムの置換にすぎないように感じる。いわば新しい「邪悪」な表現のための代替品であった。その表現のために使われる音楽的表現が様々であったということであろう。 

 しかしそういう信念とは別にして、そのような表現を持ち出して作られた音楽にはパンク的な初期衝動を感じるものが非常に多く、言わば青いが故の魅力を大いに感じるところでもある。また一つにサタニズムとは異なり、あくまで人が人として「邪悪」であるという状態は、通俗的な表現だが「お化けよりも通り魔の方が怖い」感覚になる。そのような「危険」さというものも間違いなく魅力の一つになっていると考えられる。

 更に彼らが活動を通じてペイガニズムへの思想推移が散見され、欧州の思考体系も非常に興味深く感じる。他のブラックメタルのサブジャンルに比べてかなりデリケートな部分が大きく、何せ国によっては法律で禁止されるような話であるからして、個人的には頭を空っぽにして楽しむものというより、やはりバックグラウンドやバンドのアティチュードを音源を通じて何かを感じ取ることにより、更にこのジャンルを聞くことの意味が出てくると思われる。いや、むしろブラックメタル全体を見渡しても、浅く広くただ聞くだけの態度ではすぐ飽きるジャンルではないだろうか。単にこのジャンルを消費物のように聞きあさったところで何が残ろうか。過激な表現の数々はそれを如実に反映してくれているのではなかろうか。

 もう一度、自問する。NSBMとは一体何か?

 それはブラックメタルそのものであり、奥地であり、僻地である。

【column】 NSBMとは一体何か? - I
http://staymetal.blog8.fc2.com/blog-entry-524.html 
タグ:   Column  BBH  Nitberg  M8l8th  Hate_Forest  Satanic_Warmaster  Grand_Belial's_Key  Pantheon  Evil 
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Disciples Of Supremacy : Urgrund (2007) 

オーストラリアのブラックメタルバンド、Urgrundの3rdアルバムを紹介。
アメリカのBaphomet Recordsよりリリースされた。

Disciples of SupremacyDisciples of Supremacy
(2008/01/01)
Urgrund

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結構、オージーブラックシーンの主要メンバーが多く関わっている。
ファストブラックにも通じるアグレッシブな作風で、
なるほどいかにもオージーブラッケンスラッシュという感じ。

但しオージーのこの手のブラックといえば古くは
Sadistik Exekution、Bestial Warlustなどなど、
かなり強力なバンドが多い中で、
どうもあまり記憶に残らないアルバムになっている。

良い意味でも悪い意味でも楽曲が一本調子なためであり、
このバンドならでは、という特徴にかける気もする。

今ではドイツに移住して活動を続けているらしい。

Encyclopaedia Metallum - Urgrund
タグ: Urgrund  Australia  2006-2010 
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Solemn March Into Ragnarok : Volh (2006) 

ロシアのNSBM/フォークブラックメタルバンド、Volhの1stアルバムを紹介。
ロシアのNSBMレーベル、Othal Productionsからリリースされた。

volh1

ロシアのVolkolakのサイドプロジェクト的バンド。
そちらはかなりへっぽこフォークメタルだが、
こちらはNSBMらしい攻撃的で表現にもたけたヴォーカルと、
メロディとペイガニズム的勇壮さが現れている楽曲を持っている。

と思いきや、途中挿入されるSEが、
びろびろりーん、びょーん、ぎゅーんみたいな音で、
どうもシリアスな作風を破壊してしまっているように感じる。

これどうにかならんかったんか、曲は結構好きなのだが。
特に一曲目の出だしはかなり良いので何とも拍子抜けな一枚。

Encyclopaedia Metallum - Volh
タグ: Volh  Russia  2006-2010 
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A Voice From Centuries Away : Pagan Hellfire (2007) 

カナダのブラックメタルバンド、Pagan Hellfireの1stアルバムを紹介。
2000年に自主リリースした後、2007年にTour de Gardeよりボートラ追加でリイシューされた。

Pagan Hellfire 1st

1995年に結成、現在も活動しているベテランバンドの1stアルバム。
彼らの経歴上でも最もベーシックなノルウェイジャンブラックをやっていて、
デビュー作らしく外部の影響を受けたオリジナリティの少ないブラックメタルだ。

とはいえ楽曲的にはDarkthroneチックと思うのだが、
同時にシンセワークなどをちょこちょこ取り入れていて、
一概に型にはまろうとしていないのも伺える。
さらにたまに顔を見せるペイガンナイズなリフも伺えて、
今後の彼らの作風も垣間見せている。

クオリティはなかなか高いので、
カナダ産ブラックを追いかけているならマストバイといったところか。

Encyclopaedia Metallum - Pagan Hellfire
タグ: Pagan_Hellfire  Canada  1996-2000 
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Melancholie² : Coldworld (2008) 

ドイツのアトモスフェリック/ディプレッシブブラックメタルバンド、Coldworldの1stアルバムを紹介。
ドイツのCold Dimensions (Prophecy Prod.のサブレーベル)からリリースされた。

MelancholieMelancholie
(2008/04/14)
Coldworld

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バンド名とアルバム名がよくサウンドを体現していて、
冬という自然の厳しさ、荒涼感と優しさみたいなものが、
シンセワークとノイジーなギターを貴重に表現されている。

時にシューゲイザーとも思えるような温もりと冷たさを感じる、
メランコリックなサウンドがとてもここちよく、
ここ日本でも人気の高いアルバムであることが良く理解できる。

この手のアルバムはつまらない作品も多いのだが、
緻密で計算された楽曲展開が飽きさせず、
さすがこのアルバムのクオリティは非常に高いので安心。

Encyclopaedia Metallum - Coldworld
タグ: Coldworld  Germany  2006-2010 
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Black Clouds Over Dark Majesty / Roots Thunder : V/A (2000) 

ポーランドのNSBMバンド、ThunderboltとKataxuのスプリットを紹介。
ドイツのNSBMレーベル、Ancestral Research Recordsよりリリースされた。

thunderbolt_kataxu

先日のNSBMコラムでも取り上げた音源で、
NSBMの名盤としてよく取り上げられている一枚。

この2バンドの両方にJacek Melnickiなるキーボーディストがゲスト参加しており、
その縁もあったのか両バンドの名作をスプリットでリリースされる運びになった。
そういえばKataxu/Roots Thunderは今年テープで再発されたらしい。

両バンドとも静と動の使い分けが奇跡的なバランスを保っており、
Thunderboltは近年流行った「激情的~」とは全く異なる"激情"さを持ち、
Kataxuは歪ませたギターサウンドが荒涼感を生々しく演出している素晴らしいブラック。

Thunderboltはこの後、ファストブラックの方へ推移して作品の質が減退、
Kataxuはアンダーグラウンドを貫いてなかなか表舞台に現れず、
非常に惜しいのだがそれだけにこの一枚は非常に価値があるのだ。

Encyclopaedia Metallum - Thunderbolt
Encyclopaedia Metallum - Kataxu
タグ: Thunderbolt  Kataxu  Poland  1996-2000 
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【column】 NSBMとは一体何か? - VI 

■ 前回

【column】 NSBMとは一体何か? - V
http://staymetal.blog8.fc2.com/blog-entry-575.html

■ 続き

 前回に引き続き、NSBMの重要と思われるバンドを紹介していく。今回は従来のプリミティブブラックメタルを踏襲した作風のバンドを国別に紹介する。前回同様、このジャンルを知らない人向けなので、詳しい方向けの記事ではない。

■ ドイツ

 ドイツは法律による抑止力もあいまって、表立ってNS思想を公表するバンドは少なく感じる。また"Absurdの生まれた国"だけあって、従来のプリブラを踏襲した作風のNSBMは思ったより少ない。

 Totenburg (1998-)

totenburg2 バンド名はヒトラーが戦勝後に立てるはずだった兵士の慰霊モニュメント名から引用されている。1stアルバム"Weltmacht Oder Niedergang"でBurzumとAbsurdの両方のカバーを行っているが、そのどちらに似ているわけでもなく、淡々と曲が進行していくコールドブラックをプレイしている。その分だけ彼らの思想に単なる熱病的なものではない重みを感じ、必ずしも激することが初期衝動ではないことを示している。


 Bilskirnir (1996-)

Bilskirnir このバンドもTotenburgと同様にBurzumのカバーをしており、こちらはかなりBurzumのサウンドに影響されたようなサウンドになっており、その後はディプレッシブブラックメタルに作風を推移させていった。全体的に地味な作風のため聞く人を選ぶ。ブラジルのEvilにもゲスト参加したことがあるとか(未聴)。近年、Darker than Black Records(Absurdの元メンバーが運営)に移籍し、1stアルバムなども再発されて手に入れやすくなった。

 Faagrim (2009-)

 最近のバンドとしてこのバンドも取り上げておく。彼ら自身はポリティカルな姿勢ではないことを表明しており、どちらかというとルーツと誇りがテーマであるペイガンブラックなようだ。スタイルはプリミティブかつメロウなスタイルで同郷のNargarothやOdalといったブラックにも近く、その手のバンドが好きならお勧めだ。

 他にそこそこ有名どころでいえばWehrhammerなども上げられるが、筆者が未聴なため今回はリストアップしなかった。その他にはBlutkultや5:45あたりも比較的有名だが、同様にリストアップしていない。
 
■ ポーランド

 重鎮Gravelandについてはペイガニズムの項で既に触れたが、先述したFullmoonと共にポーランドブラックに大きな基盤を形成しており、従来のブラックメタルスタイルのNSBMバンドが非常に多い国である。この国のNSBMシーンは人脈が入り混じっており、どのバンドも何らかの相互関係を持っている狭い世界である。そのために双方の音楽性による影響も大きく、それらを辿っていくのも面白い。

 Ohtar (1996-2012)

ohtar FullmoonのDiathyrronが在籍していたバンドで、従来のプリミティブなブラックメタルスタイルと、そのFullmoonを更に深化させたようなメロウなスタイルをドラマチックに扱うことで強烈な音源を残した。彼らの音源はデモ~1stが強烈過ぎて、2nd以降の作品の印象は薄い。逆に言えば特に1stアルバム"When I Cut the Throat"は必聴盤である。まさにFullmoonの深化といって過言ではない。歌詞はミサントロピックな内容が多く、憤りよりも絶望を感じるような内容だが、ときおりにじみ出るNS思想に危うさをヒシヒシと感じる。今年に入ってOhtar自体は解散してしまったのだが、新しく"Boudlessness"というプロジェクトバンドを結成したとのことで、今後の活躍も期待される。また、Fukkmoon人脈としては他にDark Fury、Tho's Hammer、SelbstmordといったバンドもまたNSBMとしてカテゴライズされるので、Ohtarが気に入った人はそちらの方も掘ってみるのも面白い。但しOhtarのようなレベルを求めるのは厳しい。特にDark Furyはミサントロピックなサウンドすぎてかなり人を選ぶ。

 Infernum (1992-2005)

Taur_Nu_Fuin 今度はGravelandの分家的な存在であるバンド。ほとんど当時のメンバーが被っていてサイドプロジェクト的な感じだったが、1st"...Taur-Nu-Fuin..."がGravelandには持たざるメランコリックかつダークでありながら芯の強さを感じるメロディを持つプリミティブブラックメタルの名盤に仕上がっており、かつその溢れるNS思想からポーランド政府当局からも目を付けられていた内容である。このとき既にメンバーのKarcharothは精神疾患を患っており、いわば"常識的な右翼思想"を持つDarkenと確執が発生して、バンドとしては空中分解してしまった。その後、Karcharothは2002年に同名バンドを結成して、当時は2つの"Infernum"が存在していた。しかし彼の病状は治らないまま、2004年にワルシャワのタワーから飛び降り自殺してしまっている。そちらのInfernumは今でも活動しているはずだが、オリジナルのものではないので注意する必要がある。その後、オリジナルメンバーのDarkenとCapricornusは彼の追悼のために正式なInfernum名義で2nd"Farewell"をリリースした。因みにCapricornusは先述したTho's Hammerのメンバーでもあり、更にCapricorusとしてもNSBMをプレイしていたが、彼は重度の薬物依存症を患っており、2005年に現役ドラマーとしてのキャリアから降りている。

 Thunderbolt (1993-2007??) / Kataxu (1994-)

thunderbolt_kataxu ポーランドのNSBMとしてはArkona (1993-)が有名であるのだが、Arkonaに関してはバンド側は「ペイガンブラックであり、一切の政治的主張を持たない」と表明している。しかし関連バンドであるVeles (1994-)、Thunderbolt (1993-2007?)はそれぞれNSBMにジャンル分けされており、特にThunderboltはKataxu (1994-)と共にリリースしたスプリット"Black Clouds Over Dark Majesty / Roots Thunder"がNSBMにおける超重要名盤として位置づけられている、元々は両方のバンドのデモ音源を1枚のスプリットにしただけのものなのだが、どちらの音源もドラマチックな展開とプリミティブブラックらしい展開が程よく混ざり合い、一気に感情的になれる素晴らしい作品である。Thunderboltはその後、ファストブラックへと重きを置き、そのデモ音源以上の作品は残せなかった。また、Kataxuの関連バンドであるGontyna KryもNSBMとして評価の高いバンドでこちらも要チェック。

■ ギリシャ

 ギリシャのNSBMとなれば何はともあれLegion of Doom(1990-)だろう。初期音源はオーソドックスなプリミティブブラックだったが、その後思想の発露と共に音楽性も劇的に変化していて唯一無比の存在となった。このバンドに関しては今回のファンジンで詳しく触れられているので割愛するが、関連バンドとしてStutthofやAcherontasもチェックすることをお勧めする。但し双方ともNSBMでは無い。

 The Shadow Order (1998-)

The_Shadow_Order そのLoDにもゲスト参加したAithirが在籍しているのがこのバンドである。NSBMという枠組を超えてブラックメタル史上においても重要な名曲"End of Journey"を残しただけでも素晴らしい。メロウな旋律から曲の展開に至るまで、一つの究極を示した名曲だ。この曲が収録されている1st"Raise the Banners"はCD-Rでリリースされたが、その後にAutistiartili Recordsからジャケット変更、2曲追加されてCD盤で再発されている。しかしその後にNykta Recordsに移籍してリリースした2ndアルバム"Untold"がどうしてまたあんな作風になってしまったのだろうか、非常に残念だ。まだ活動はしているようなので、是非ともまた名曲を作り出してほしい。

 Der Sturmer (1998-)

Der_Strumer The Shadow Orderの関連バンドであるが、思想面においてはよりNS色の強いバンドだ。バンド名は英語名で"The Striker"。これは大戦中のドイツに実際に存在した反ユダヤ新聞の名称であり、かなり強烈な主張を行っていることがわかる。歌詞も非常に直接的なもので、Totenkopf Propagandaから昨年リリースされた3rdアルバムでもそのスタイルは全く変わることが無い。というのもバンドメンバーは全員Golden Dawnというギリシャの極右政治組織に所属している。Golden Dawnといえばギリシャのベテランブラックメタルバンド、Naer Mataronのメンバーも所属していたと思うが、最近の世界不況の中心であるギリシャでは民衆の支持を集め始めているとか。

 他にはAbsurdタイプで言及したGauntlet's SwordとWolfnachtを含めてシーンとしてはかなり骨太なものになっている。これに関してはやはり国の内情に因ると思われ、このジャンルに関しては今後も注目が必須である。

■ フランス

 既に触れたKristallnachtの関連バンドとしてはDesolation Triumphalis、Seigneur Voland、Osculum Infame、Blessed in Sinなどが挙げられるがいずれもNSBMではない。但しKristallnachtが好きならば聞いてみるべきバンドたちだ。このようにフランスではどうもNSBMシーンに向かない土壌なようだ。恐らくフランス人の気質が影響しているのではないだろうか。

 Bekhira (1995-)

bekhira_demo そんな中でこのバンドはあのThe Night and the Fogにも参加しており、作風としてもポーランドNSBMに近いサウンドを発している。最近はデモ音源がやはりDarker than Black Recordsから再発されるなど、今でも評価の高いバンドである。但しNSコンピに参加した割にどの音源についてもあまりそのような思想が現れることも無く、更に1stアルバムにはシークレットトラックとしてIron Maidenのカバーを収録したり、なかなかお茶目なバンドだったりするのかもしれない。

■ まとめ

 従来のプリミティブブラックスタイルのNSBMについて国別に紹介してきたが少々長くなってきたので、一度この辺りで切ることにして、次回はロシア、フィンランド、南米、北米のNSBMバンドについても紹介していく。
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[Live] CONQUER THE VILLAGE @ Pangea & Clapper 

昨年のハードコア/パンクイベント"抹殺"の主催者も関係して企画されたイベントに行ってきました。
"抹殺"側が呼んだバンドと、もう片方のイベンターの呼んだバンドとで、
かなりメンツに幅があるというか二極化してる感じで、
正直、知らないバンドがほとんどでした。

1. Think Again (from Tokyo)

このバンドは本当に凄い。
ハードコアシーンは知らないことばかりだが、
最近ちょこちょこライブを見ている中でも"抜けて"いると思わせるような、
素晴らしい馬力と勢いを持ったハードコアパンク。

3ピースバンドというところも激しくくすぐられる。
これは素晴らしすぎる!是非生で見るしかないっ!



2. Oledickfoggy (from Tokyo)

こちらはクラストパンクを嗜む人が作ったロカビリーというようなバンドで、
このブログを見ている人にはなじみは薄いでしょうが、
人気と実力を兼ね揃えた素晴らしいバンドです。

事前に音源を聞いてから行きましたが、
生で見ないと本当の魅力は伝わらないですね。

みんなで跳ねて踊って歌って。
自分がよく行くライブとは毛色が異なり、
それはそれは素晴らしい体験でした。
またすぐにでもライブ見たいよ!



本当はもっとたくさんのバンドが参加していたけど感想はこのくらいに。
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【column】 NSBMとは一体何か? - V 

■ 前回

【column】 NSBMとは一体何か? - IV
http://staymetal.blog8.fc2.com/blog-entry-559.html

■ 続き

 前々回までにNSBMのバックグラウンドとシーンの形成について言及し、前回は箸休めとしてペイガニズムとペイガンブラックについて説明した。今回はNSBMの重要なバンドについてタイプ別や国別に紹介していくことにする。

■ Absurdタイプ

 Absurdフォロワーやそれに準ずるバンドとしては、ブラジルのCommand、ギリシャのGauntlet's Sword、スイスのEisenwinterといったバンドが思いつく。これらのバンドはAbsurdの影響を受けたであろう思想重視の音楽で、ある意味なんでもありの表現方法(ナチス関係のSEなどを挿入)で、もしくはOi!PunkやRACなどに大きな影響を受けたであろうサウンドになっている。


 Command (ブラジル/1996-2004??)

command1 Absurdから思想面「のみ」を抽出したようなバンドで、ある意味で最もAbsurdフォロワーらしいフォロワーと言えなくもない。唯一のフルレングスアルバム"Sturmangriff"では当然の如くAbsurdの"The Gates of Heaven"をカバーしており、他の曲もバリバリにナチ関係のSEを入れまくりで、どことなくナチスオタク的なところすら感じる。Absurdがコーヒー豆だとしたら、Commandはコーヒーである。しかしそのコーヒーは酷く苦い。音楽的に聞くべきところがあるというより、むしろ作品全体に介在する危険思想を体感するためのもので、ある意味パンクだ。なぜブラジルでNSBMかというと、南米はドイツ系移民が多いためであり、そのような移民の中でナチ運動が展開されていたこともあって、今の時代でも潜在的に根強いことが理由のようである。ちなみにCommandの関連バンドのEvilもこの手では有名だが、そちらはいわゆるプリミティブブラック。"Sturmangriff"はNSBMでは有名なTotenkopf Propagandaリリース。


 Gauntlet's Sword (ギリシャ/1997-)

gauntlets_sword1 RACの影響を強く感じ、ブラックメタルあるまじき明朗快活な音を出すバンドでなかなか面白い。しかもそこまで人気が無いからか一部のアルバムはかなりの安価で扱われていることも多く手に入りやすいため、『Absurdの次』という位置づけではこのバンドのアルバムから聞いてみるのも結構お勧めだと思う。一方でこの音楽性まで行くとむしろRACを掘り下げた方がいいという思いも少なからずあるが、あくまでブラックメタルという領域の中にあって、かつこういう自由闊達なバンドの存在は多様性を感じて面白く感じる。歌詞としては「アーリア人の血に"毒"が混ざってしまうことが恐ろしい」とか典型的な思考体系の様だ。後で紹介するThe Shadow OrderやDer Sturmerとも人脈的関係があったが、途中からPain氏独りになってしまった。彼があまりに自由すぎたのだろうか。


 Eisenwinter (スイス/1994-)

eisenwinter Absurdの1stをある意味超えているような、青春パンク丸出しのような旋律に「部屋に尋ねてくるネオナチの友達なんて要らない」「ただ古いDarkthroneでも聞いていたいんだ」「俺様をNSBMと呼べ!」なんて歌詞を叫んでおり、シニカルなのか単なるユーモアなのか言語圏などの問題で理解できない範疇であり、ジャケットもなんだかよく解らない。この辺りの自由でエキセントリックな表現には、逆に倒錯めいて歪んだ初期衝動を感じ、そこに妙な魅力を見出す人も多く、このジャンルにおいて人気は高い。結成自体は1994年と早めだが、フルレングスをリリースしたのは2007年で、今年には3rdアルバムを出すなどベテランバンドながら現在進行形のバンドだ。またドイツのHolocaustusとはスプリットを出したりライブのヘルプをしたり友好関係にあるが、Holocaustusのクオリティは低いので注意されたし。


 Aryan Blood (ドイツ/1998-)

AryanBlood 同郷のAbsurdの影響をひしひしと感じる。結成は1998年だが、地下潜伏期間が長くフルレングスは一枚も出しておらず、有名NSBMバンドとスプリットを多数リリース。先のEisenwinterともスプリットを出している。そしてようやく2010年にリリースされたコンピレーションはそれらの音源(1998年~2003年)から構成されており、Totenkopf Propagandaリリースということもあって広く知られるようになった。その中身としては前述Absurdの影響を感じると同時に、スプリット相手だったSatanic Warmasterにも近いようなメロウな旋律も導入されており、単なるAbsurdタイプという括りではなく、ハイブリットな方向性を示している。また、歌詞がナチス賛美とレイシズムの塊で出来ていて、どうやってドイツ国内で活動しているのか不思議になる。これは地下潜伏せざるを得ない。


 Wolfnacht (ギリシャ/1998-)

wolfnacht 通称ウルナハ。初期作品はAbsurdの影響を大きく感じるパンキッシュなブラックメタル(ドイツ国歌を挿入するなど共通点も多い)だった。1stデモではヒトラーの顔写真をジャケットにしていたり、2002年にリリースされた1st "Night of the Werewolf"では、もはや通過儀礼的にAbsurdの"Eternal Winter"をカバーしている。しかし作品リリースと共に、後述するギリシャのNSBMムーブメントの流れも踏んで、メロウな要素が増えていった。例えば3rd "Toten fur W.O.T.A.N."(W.O.T.A.N.とは "Will of the Aryan Nation"の略語)と5th "Zeit der Cherusker"を聞き比べると解りやすい変化を窺うことが出来る。一方でヴォーカルにも大きな特徴が有り、聞けばWolfnachtとすぐ分かる。活動にしてもアルバムを定期的にリリースし、いまやNSBMというジャンルを包括するに至った、NSBMシーンを代表するバンドの一つだと思われる。初期作品をリリースしていたのはスペインのNSBM・ペイガンレーベルのBattlefield(closed)から。


 88 (ブルガリア/2006-)

88c 今までデモやスプリットのみのリリースでかなり神秘性が高まっており、ようやく2010年にリリースされたコンピレーション"Ultimate Aryan Warfront"で日の目を見た。このバンドもやはりハイブリットなタイプで、いわゆる何でもアリなAbsurdタイプと、同郷のAryan Artに代表されたブルガリアンBMの融合が図られているように感じるが、他のハイブリットなスタイルのバンドと比べてその融合が中途半端なせいか楽曲のクオリティは落ちる。しかしその際立った思想面と初期衝動には特筆すべきものがある。ちなみにネオナチ界隈でよく目にする「88」とは、アルファベットの8番目が「H」で「HH」がHail Hitlerの略語だからである。"88"をバンド名の一部とするバンドもいるが、ここまでストレートなバンド名に彼らのアティチュードが垣間見れるというものだ。


 その他、RACやOi!Punkなど

TheBlood Sokyra PerunaはNocturnal Mortumの元メンバーが在籍していたバンドであり、比較的なじみの深いバンドであろうが、サウンドはもはやRACそのものであり、Absurdタイプ云々というものではないが、その手のものと親和性は高く、メタルよりのRACという意味でこのバンドも面白いだろう。またGravelandとスプリットを出したHonorもRACバンドであり、Absurdタイプを追うならばOi!PunkやRACにシフトしてみるのも面白い。例えば私が好きな海外のOi!Punkバンドを一つ挙げておくと(というにはほとんどバンドを知らないのだが)、イギリスのThe Bloodは素晴らしい。メタリックなリフも織り交ぜながら、楽曲もシンプルで覚えやすいのに、同時に曲展開も面白くて非常にかっこいい。決して完成度の高さではなく演奏もうまくなく、ヴォーカルもヘタウマな感じで、やっぱりAbsurd好きにもおすすめしたいバンドだ。近年、再発もされていて見つけやすいだろう。

雷矢 また、日本のOi!Punk、スキンズ、RACシーンは実に強力なバンドが揃っている。例えば今でも比較的手に入りやすい雷矢の音源は素晴らしいスキンズパンクであり、AbsurdのようなNSBMが好きならお勧めだろう。このような音楽性において歌詞が母国語であるということは大きいアドバンテージであるのだ。筆者自身、日本のOi!シーンはまだまだ勉強不足なのだが、思想面による拡販のされなさによって日の目を見ることは無いシーンでもあり、未聴の強烈な音源が無数に存在しているようでワクワクしている。日本のアンダーグラウンドシーンは本当に凄く、本当に深い。

■ まとめ

 今回はAbsurdフォロワーだと個人的に判断したバンドを紹介した。恐らくNSBMというジャンルにおいて一つの主流を決めるとしたら今回のようなバンドたちの音楽性を指すのだと思う。つまり自由なブラックメタルだということだ。一方で従来のプリミティブブラックメタルの流れを汲むNSBMバンドも多数存在する。次回はそれらのバンドのうち代表的なバンドを今回と同様に紹介していきたい。
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Death Squad : Brutal Murder (2010) 

イタリアのブルータルデスメタルバンド、Brutal Murderの2ndアルバムを紹介。
Aimaというレーベルからリリースされたらしい(よく知らない)

Brutal_Murder2

何かのおまけかなんかでついてきたものなので良く知らないバンド。
というかどのタイミングで手に入れたのかも覚えていない。
聴いてみるとCannibal CorpseのVo.の線が細くなったようなサウンド。

つまり迫力もないということなのだが、
ゴア要素をチラチラ出して少し不快さを武器にしているのと、
若干複雑な曲進行で近年のブルデスを踏襲しているといったところか。

このジャンルはあまり詳しくはないけれども、
新しさを感じず曲も面白くないので1,2回聞いて封印された。
どうせならもっと不快感を全面に押し出したら違うカラー出そうだと思った。

Encyclopaedia Metallum - Brutal Murder
タグ: Brutal_Murder  Italy  Cannibal_Corpse  2006-2010 
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Ultimate Aryan Warfront : 88 

ブルガリアのNSBMバンド、88のコンピレーションを紹介。
Division:Panzerよりlmd.500でリリースされた。

88c

バンド名から何から何までド直球なNSBMに脱帽してしまうNSBMバンドのコンピ。
デビューからフルレングスはリリースが無くスプリットとデモばかりだったので、
それらの総集編的なコンピレーションになっている。

内容としては非常にロウでソリッドでありながら体感気温の低いブラックで、
聴き方によっては同郷のAryan Artにも近い曲もあるが、
ほとんどはポンコツ的に走るロウなブラック。

コンピレーションゆえに内容として散漫かもしれないが、
バンドのアティチュードを考えるとこのようなカオスさも彩りか。
にしても#16 Your Mind belongs to Adolf Hitlerとか曲名ドストレートだなー。
やっぱり当時の演説は収録されています。

Encyclopaedia Metallum - 88
タグ: 88  NSBM  Aryan_Art  Bulgaria 
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しかばね : 屍 (2002) 

日本のダークなファストコアバンド、屍の2ndアルバムを紹介。

shikabane2

前作EP"自我と煩悩"の鬱屈したファストコアから更に変化を遂げて、
ヴォーカルの板倉氏が当時抱えていた鬱病(通院していたらしい)を、
これ以上ないくらいの悲痛な表現で作品に仕上げた。

前作にましてディプレッシブなブラックメタルに接近しつつ、
このバンドでしか作りようもない唯一無比のアルバムである。
名盤であるとしか言いようがない。
はっきり言ってそこらへんのデプレブラックを全て売ってでも聴くべきだ。

詳しいことは今度出るブラックメタルファンジンのインタビューをぜひ見てもらいたいが、
決してブラックメタルを踏襲してこの作品が生まれたわけではなく、
ネガティブな想いの爆発がこの作品になるに至ったというのは、
逆に一つのブラックメタルらしさでありハードコアらしさでもあり素晴らしい。

Myspace - 屍
タグ:   Japan  個人的名盤  2001-2005 
Grind Core/Gore  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

At the Mercy of Satan : Satanic Bloodspraying (2012) 

ボリビアのロウブラックメタルバンド、Satanic Bloodsprayingの1stアルバムを紹介。
デビュー作からいきなりのHells Headbangers Recordsからのリリース。

At The Mercy Of SatanAt The Mercy Of Satan
(2012/08/06)
Satanic Bloodspraying

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巷でImpaled Nazareneのクローンバンドなどと言われて今年話題になった作品。
聴いてみたら確かにブラックメタル+ハードコアパンクなノリで、
Impaled Nazareneの1stを想起させる感じである。

しかし純粋に2枚比べてみるとこちらの方が血管ぶち切れ系で怪しさは少なく、
また温度もあちらに比べて随分ホットに感じる。
ドラムなどのサウンドプロダクションが向こうの方がコールドだ。

だからどうというよりこの一枚、なかなかの出来であるので、
Impaled Nazareneに比べてどうだという論調より、
血管ぶち切れ系ベスチャルパンキッシュブラック聴きたいなら是非おすすめ。
まあHHRリリースなのでその手の人はもう手を出していると思うが。

Encyclopaedia Metallum - Satanic Bloodspraying
タグ: Satanic_Bloodspraying  Impaled_Nazarene  Bolivia  2012 
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Battle Sluts : Destroy Destroy Destroy (2008) 

アメリカのメロディックデスメタルバンド、Destroy Destroy Destroyの2ndアルバムを紹介。
アメリカのBlack Market Activitiesからリリースされた。

Battle SlutsBattle Sluts
(2009/01/06)
Destroy Destroy Destroy

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今さら取りあげるのに抵抗があるほど旬を過ぎたアルバムだと思うが、
取り上げていなかったのと今さら取りあげて聴き直すのが当ブログらしさなので。

芋っぽいヴァイキングメタル調のメロディと、
Children of BodomとかNortherあたりのキラクサメロデスの合体系。
その手が好きな人には受け入れられるクオリティだと思う。

当時は少なくとも日本ではメロデス系のウェブサイトでも話題になったアルバム。
この頃はChildren of Bodomの2ndの幻影をみんな追っていたから、
メロデスがモダンヘヴィネス化していく中でこういうアルバムは評価されたのだろう。
まあ大した作品でもないと思うが、かっこいいはかっこいい。

#03" Beyond The Scorpion Gate"なんかなかなかクサかっこよくて良い。

Encyclopaedia Metallum - Destroy Destroy Destroy
タグ: Destroy_Destroy_Destroy  Children_of_Bodom  Norther  2006-2010 
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Codex Antitheus : Azaghal (2005) 

フィンランドのファストブラックメタルバンド、Azaghalの5thアルバムを紹介。
イタリアのAvantgarde Musicからリリースされた。

Codex AntitheusCodex Antitheus
(2011/01/11)
Azaghal

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結成が1995年と比較的早く、今に至るまでコンスタントに音源をリリースしている。
フィンランドブラックとしては第二世代であり、
第一世代と違ってかなりノルウェー、スウェーデンの影響を受けたサウンド。

特に初期作品はSatyriconやDissectionといったメロディックなブラックっぽかったが、
徐々に彼らの独自のサウンドとしてファストなサウンドを追及していったが、
このアルバムに至ってはメジャーブラックといって差し支えがない作風になった。

音の輪郭が見える良好なサウンドプロダクション、
時にはスラッシュメタルかと思うようなハイトーンヴォーカル、
この変化はこのバンドに惚れ込んだ人からすれば残念だったのではなかろうか。
私は3rdまでの方が好きかなあ。

Encyclopaedia Metallum - Azaghal
タグ: Azaghal  Finland  2001-2005 
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