[Live] Black Sacrifice vol.005 Celestia Japan Tour @ 難波ロケッツ (10/16)  

日本の随一のブラックメタルイベントとなった通称ブラサク。
今回はフレンチブラックの大御所、Celestiaが来日。
主催者は結構大変そうだったけど…。

どちらかというとお目当ては日本勢の方だったんですけどね。

1. Fra Hedensk Tid (Shizuoka)
 元々Kawana氏の独りブラックだったが、去年末からFenrisulfのShuri氏がヴォーカルで加入している。Kawana氏がドラムマシンをスタートさせて曲が始まり、曲の激しさとはうってかわってかなり淡々と進行する。ノルウェイジャンブラックの激しい曲でありながらフレンチブラックの怪しさがミックスされたようなサウンド。マシンじゃなくて誰かプレイヤーがいればもっと見栄え良かったかなあ。この時点ではまだ観客が全然前に来ず、多分2人くらいしか最前にいなかった。私はその中の一人でした。

2. Infernal Necromancy (Nagoya)
 念願のIxNxを生で見ることができて感激して精神的に小便漏らした。最前列でめちゃくそ首振って今も首痛い。めちゃくそかっこよかった。もう今でも目をつぶれば思い出すほどカッコよかった。シンプルな曲進行でありながら単純な曲でないというか、とにかくかっこいい。KaitenやWar Godなどやってほしい曲はバッチリ聴けたのだが、もっと聞きたかった。30分くらい?もう少しやったかな?もっと聞きたかったなあ。MCも感動した。CelestiaのNoktu社長がサイコ氏にコンタクトを取っているとか。いつか海外でもプレイするかも?

3. Cataplexy (Osaka)
 M.Curselord氏が本ライブをもって脱退、残念ながら新ヴォーカルが見つかるまで活動をペンディングするようです。んーーーーー、非常に残念、おしい、M.Curselord氏のヴォーカルは日本のブラックメタル界でも随一の表現力を持っていたと思うので、このライブが最後かと思うと残念。前回のブラサクでは2ndアルバム再現だったので、このライブでは1stの曲もプレイし、メモリアルなライブとして頭に刻まれたのだった。いつでも、戻ってくるのを私は待っています。

4. Celestia (France)
 始まる前はですね、IxNxとCxのダブルヘッドライナー終わったから帰るか、みたいな冗談を言っていたくらいあまり興味がなかったので会場の後ろの方で見てました。Noktu社長がマツコ・●ラックスみたいないでたちで現れて、他のメンバーは全員スキンヘッドのコープスペイントでこれは・・・と思ったが、さすがにブラックメタルの本場だけに雰囲気からしてさすがやなあと思うところも多く、でもフレンチブラックはそんなでもーと思いながら後ろにいたのですが最後の方は前に出て腕を振ってました。アンコールで名曲Spectraをプレイしてくれて満足。

全体の感想
 凄く良いイベントで、ツアーTシャツも購入しましたし思い出に残るライブになりました。全体的にクオリティの高いバンドばかり集まり、時間もダラダラ冗長に伸びず、理想的なライブだったかなあ。ただし客入りが少ない・・・大阪ではこんなものなのかもしれません。でも地元Cataplexyは現メンバー最後だし、IxNxも久々にライブで見れるんだし、おまけに?Celestia来日だからもっともっと人が来ても良かったのではなかろうか。ちょっとさびしさも覚えました。こういうアンダーグラウンドの音楽シーンってリスナー自身も参画しないと、容易に潰れる脆いものです。逆に言えば自分たちがCD買う、ライブにいく、って言う行為自体が大きな意味を持っているということでもあります。主催者の頑張りに敬意を表して、これからも参加していきたいと思っています。
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Graveforests and their Shadows : Walknut (2007) 

ロシアのアトモスフェリックブラックメタルバンドのWalknutの1stアルバムを紹介。
メンバーがオーナーのStellar Winter Recordsからリリースされた。

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Forest、Nitberg、Temnozorなどの関係メンバー2人で構成されたバンド。
人脈からもまさにBBH系といった内容だが、
そこから想起されるサウンドよりも更にアトモスフェリックな度合いが高く、
BBH系統の音源の中では最も聴きやすいアルバムの一つ。

そういう意味ではWalknut→Forest→Branikaldの順で聞くと、
ちょうどよくスムーズに聞けるような気がする。

勿論BBH関連の音源好きにおすすめであると同時に、
BBH入門としても良い作風ではなかろうか。

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Tabellae Defixionum : Akerbeltz (2001) 

スペインのプリミティブブラックメタルバンド、Akerbeltzの2ndアルバムを紹介。

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スペインの古参ブラックメタルバンドの中では最も有名なバンドの一つ。
1996年から活動していて現在も活動中。
夫婦で活動しているのが面白い(奥さんはLilith名義)

作風としては90年代ノルウェイジャンブラックの要素を強く感じるブラック。
かなりロウでプリミティブな音質でドラムのリズム感もややポンコツ。

そこまでオリジナリティは感じないが、
邪悪さ、不穏さを存分に盛り込んだ90年代ブラックらしさが味わえる佳作。

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[Live] CANNIBAL CORPSE TORTURE TOUR IN JAPAN 2012 @ 梅田CLUB QUATTRO (10/16)  

お目当てはゲストのExhumedでしたが、行ってきました。
もうずいぶん前の話になってしまって、記憶はおぼろげですが…。

悲しいことに当日、チケットを忘れてしまって当日券で入ることに。
おかげでチケット代は2倍になったようなものでしたが生Exhumedで元が取れました。
梅田に移転した大阪のクラブクアトロですが、まあアクセス含めて悪くない。

1. Exhumed
前回来日は見逃しているので初Exhumedに大興奮。
1st~新譜まで幅広くプレイしていたと思う。
聞きたいと思っていた曲はほとんどやってくれたはず。

もうベテランなだけにステージングなど安定していて、
純粋にゴアメタルを心底楽しめた!
時間は1時間無い程度だったかな、既に次の来日を待ち望んでしまう。

多分観客の大半はCannibal Corpse目当てのお客さんだったと思うが、
これ見たら嫌でも盛り上がざるを得ないライブだったはず。

もちろん得意のゲロはありませんでした。

2. Cannibal Corpse
私は1st~3rdまでしか聞いてなくてかなり知らない曲が多かったので、
一度後ろに下がって柵によっかかってみていたのですが、
いろいろあって更にExhumedで騒ぎすぎて眠くなってしまい、
途中までほとんど立ちながら寝てたと思う・・・。
よくもまああんな爆音の中でウトウトしてたと感心する。

それでも知ってるHammer Smashed Faceとかは何だかんだ楽しめた。

フロアは相当混んでて皆さんお楽しみだった模様。

とりあえずExhumedは最高すぎたので2倍金払っても満足なライブでした。
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Christs Not Christians : Trunar (2009) 

ベラルーシのブラックメタルバンド、Trunarのデモを紹介。
Wings of Destruction Prod.とDead Center Prod.からCDで再発された。

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比較的辺境国っぽいベラルーシだが、
実は結構メタルが盛んなのかバンドを多く輩出している。
そんなバンドの中の一つだが特に話題に上がらず、
このデモ以来、新しい音源が出ているわけではない。

しかしこのデモを聞いてみるとクオリティは案外悪くない。
たまに出てくるトレモロリフに妙に惹かれるところがあったり
全般的には冗長だったり地味目だったりするものの憎めないアルバム。

辺境地ブラック好きなら聞いてみてもよいだろう。
でもぶっ飛んでヘンテコとかそういうのを期待すると、
ストレートなブラックメタルでズッこける。

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Kosmos Satan's Sovereign : Mighty Goat Obscenity (2010) 

ブラジルのカルトブラックメタルバンド、Mighty Goat Obscenityの2ndアルバムを紹介。
ブラジルのImpaled Recordsよりリリースされた。

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1stアルバムのインプレッション記事でも書いたのだが、
南米のベスチャルでロウなブラックを想像して聞いてみると、
意外とまとも?なプリミティブブラックメタルをプレイしている印象だ。

でもやっぱりドラムはかなりロウでヤケッパチで叩いているんじゃないか。
そんなところがとても好感が持てる。
真っ赤なメイクも相変わらずだしジャケットのイーヴィルさもそそられる。

オリジナリティはやっぱりこの作品でもあまり感じないのだが、
勢いを感じるのでオーケーという人にはお勧めできる。

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Fourth of September : Vredehammer (2011) 

ノルウェーの独りブラックメタルバンド、VredehammerのデビューEPを紹介。
Obscure Abhorrence Productionsよりリリースされた。

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ElitePer Vallaが独りでやっているのだが、
アングラというよりそこそこメジャーテイストなブラックメタルなので、
なかなか聞きやすく気楽に聞けるEPになっている。、

どことなく北欧ヴァイキング/フォーク的な旋律を織り交ぜてくるので、
フォーキッシュなメロディックブラックのようなテイストも含まれている。
その分、少し焦点があっていない作風のようにも感じるときがある。

クオリティはなかなか高めだと思うので、
比較的メジャーブラック+ヴァイキングテイストでピンとくるなら、
聞いてみて損はないだろう。

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The Cold Eerie Moon : Nacht (2011) 

ドイツのディプレッシブブラックメタルバンド、NachtのEPを紹介。
ドラマーがオーナーのDunkelheit Produktionenよりlmd.300でリリースされた。

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本作品はメンバーであるChaosの亡くなった親友にささげられた作品とのこと。
1曲のみ収録30分の長尺なのだが描かれている情景は少しずつ変化していくため、
この手の音楽が好きな人なら聞きとおすことができるクオリティだろう。

ベースとなる灰色の世界は鬱屈としていて切なく、
またこの音源の製作理由である「近しい人の死」というキーワードが、
リスナーに重くのしかかってくる説得力のあるサウンド。

自分はあまりディプレッシブブラックは好きな方ではないのだが、
それでもこの作品はなかなか聞きごたえがあるように感じた。

Encyclopaedia Metallum - Nacht
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