2011年 ベスト10 

2011年の新譜で個人的に印象に残ったアルバムを10枚あげます。(順不同)



The Path Of Liberation From Birth And Death / Njiqahdda
(Pagan Flames Productions)
USA産ノイズアンビエント/ブラックメタル
噂のNjiijn Art初体験。
変態チックなサウンドでプログレ/サイケの要素も。
なるほど頭がぐわんぐわんになる怪作。

At The Devil's Studio 1990 / Beherit
(Kvlt)
Finlandブラックメタルレジェンド
幻の1stマスターテープ発掘というだけで神秘性全開。
当然内容も激しくロウでめちゃくちゃな演奏。
Beheritファンなら買わざるを得ない。

War, Cult, Supremacy / Conqueror
(Nuclear War Now! 再発)
1999年リリースの再発で2CDs仕様。
2枚目はデモ音源。
ウォーブラックらしさが存分に詰まったサウンド。
Blasphemy好きなら素晴らしい音源。

Cold Starless Moonless / Fatal Desolation
(Zero Dimensional Records)
仙台発Darkthrone(4th)直系プリミティブブラック。
最近聞いた国産ブラックで最も気に入ったアルバム。
意図的なサウンドプロダクションが光る。

All Guts, No Glory / Exhumed
(Relapse Records)
Exhumedが復活したというだけで胸がいっぱい。
3rdからますます聞きやすいサウンドになっていると思うが、
これはこれでExhumedらしさであり素晴らしい。

Under The Sign Of The Moon / Cruel Force
(Kneel Before the Masters Throne Records)
若手ジャーマンスラッシュ急先鋒。
いわゆる初期Sodomフォロワーであり、
気持ちいいまでのオブスキュアなブラッケンスラッシュを展開。
一時期、車の中でひたすらこれだけ聞いてました。

Redemption at the Puritan's Hand / Primordial
(Metal Blade Records)
ケルティックフォークメタルで重厚なサウンド。
ガツーンと胸を打つ"本気"の内容に感動。
知名度が日本では中途半端、もっともっと聞かれるべき!

Surtur Rising / Amon Amarth
(Metal Blade Records)
やっていることはそんなに変わらないが
やはり新譜も彼ららしい骨太メロディックデスメタル。
今でも唯一継続してチェックしているメロデスバンドかな。

Diotima / Krallice
(Profound Lore Records)
USA産ポストブラック
とにかく彼ららしいトレモロリフは今作も健在。
少しプログレッシブ化が進行した気もするので、
作風は前作の方が好きだが良作。

Pure Black Evil / Evil
(Hammer of Damnation)
ブラジル産NSBM
噂に聞いていた印象と異なり良盤。
このコンピアルバムは当たりだったらしい。
ものすごい特徴がある楽曲ではないが、
憎しみとかそういう意識が伝わってくるようで妙に印象に残るアルバムだった。



今年はTwitterを始めて、自分の音楽環境が一変した年でした。
世界の広さと狭さを同時に感じる面白い一年でしたね。
あと、結婚したのでそういう意味でもまた年末いろいろ環境が変わりました。

とりあえず結婚前に駆け足で00年代の自分が欠け落ちているブラックを中心に
いろいろ海外通販を中心に購入しましたが、
おかげで積み音源が増える増える。

Twitterを通じて沢山、名作もお借りしたりしてとにかく音源が増えました。
どうやら未レビューアルバムが500枚以上あるとか。
来年も細々とやっていきたいと思います。

ではよいお年を。
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Damned In Black : Immortal (2000) 

ノルウェーのブラックメタルレジェンド、Immortalの6thアルバムを紹介。

Damned in BlackDamned in Black
(2006/04/04)
Immortal

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どうしても名盤2nd以降の作品が語られにくい彼らの通算6枚目のフルレングス。
この作品は2ndと異なりAbbath、Iscariah、Horghの3人でしっかりと製作されている。
元ギターのDemonaz Doom Occultaも歌詞製作で参加している。

2ndの印象と打って変わって(というより間の作品を未聴)、
寒々しいサウンドが奥に引っ込んでしまい、かなりメロディアスな作風に。
聞きやすいサウンドに様変わりしているため2ndの作風を期待していると痛い目に。

しかしあくまでキーボードを使わずに3ピースのバンドとして、
メロディアスにしながら魅力あるブラックメタルを提供してくるのは、
やはり彼らが彼らたる所以だろう。

ブラックメタルリスナーはメジャーバンドの後期音源の優先順位が低くなりがちなので、
こういう音源もたまに聞いてみると、やっぱり大したもんだと思わされる。
まあ当時感じた初期衝動的末恐ろしさはどうしても減退してしまうけどね。

Encyclopaedia Metallum - Immortal
タグ: Immortal  Norway  1996-2000 
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Raza Odiada : Brujeria (1995) 

メキシコのグラインドコア/ハードコア/デスメタル集団、Brujeriaの2ndアルバムを紹介。

Raza OdiadaRaza Odiada
(1995/08/18)
Brujeria

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とにかくクスリだの何だのメキシカンマフィアとつながりのある危険なバンド、と喧伝しておいて
実はFear Factory、Face No More、Napalm Deathなどのメンバーのサイドプロジェクト。
隠しきれたらその正体不明さがカッコよかったんだけど初っ端でバレたのは残念。

ところで先日、メキシコに行ってきたのですが、現地のスペイン語を聞いたうえで
このアルバムを聴くと何だかたまらん。
スペイン語とグラインドコア成分の整合性って良い感じで、
語感と音楽の相性って少なからずあるとは思う。

しかもメキシカンなスペイン語のせいかアルバム全体が陽気に満ちていて。
アルバムジャケットはメキシコの麻薬王へのトリビュートなんだとか。
スタンスも含めて一つのネタのようなアルバムだが素晴らしい完成度。

Encyclopaedia Metallum - Brujeria
タグ: Brujeria  Mexico  1991-1995 
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