Dimensional Bleedthrough : Krallice (2009) 

アメリカのアヴァンギャルドブラックメタル/シューゲイザーバンド、Kralliceの2ndアルバムを紹介。

Dimensional BleedthroughDimensional Bleedthrough
(2009/11/10)
Krallice

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このアルバムはAlcestの1stと同時期に後輩から教えてもらったもので、
当時はAlcestの方に気が向いてしまっていたが、こちらも最近はかなり良く聞いている。

まずジャケットから最高にイカしているが、内容もマッチしており、
シューゲイザー的なネガティブさと、内向的になった感情を外にえぐりだしたことで、
激情的な退廃さというものを音楽的に表現することに成功している。

鬱屈しきった感情が爆発したかのようなサウンドは一聴の価値あり。
もはやサタニズムなどとは完全に乖離しているが、ブラックメタルはブラックメタルだと思う。

最近、この手のサウンドを色々聴いているが、
結局のところメロディックデスメタルが生まれた経緯と、
この手のサウンドの出現は極めて近いものを感じる。

基本的には足し算と引き算が上手いバンドが最終的にシーンに残っている。
このバンドもその部類に入るバンドだろう。

Encyclopaedia Metallum - Krallice
タグ: Krallice  USA  2006-2010  好きなジャケット 
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World Funeral : Marduk (2003) 

スウェーデンのファストブラックメタルバンド、Mardukの8thアルバムを紹介。

World FuneralWorld Funeral
(2003/03/25)
Marduk

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元来、スウェディッシュデスメタルからの影響を非常に受けたファストブラックだったが、
このアルバムでは若干落ち着きを見せておりメロディラインも見え隠れする。

ブルータルデスメタルに近く、テーマも戦争であることが、
一部の真正ブラック好きからは批判の対象だったらしく、
このアルバムはそのような人たちからは歓迎されたようだ。

でも、確かにミドルパートは増えたが、やっぱり疾走していることに変わりはない。

このアルバムから日本盤もリリースされた。
自分も日本盤を持っており、ボートラが2曲入っている。
そのうちの一曲、"Phantasm"はPossessedのカバー。

あとこのアルバムのライブDVDも持っているが、こちらも良い感じ。
リッピングしてipodに入れて持ち歩いているほど良い。

World Funeral (W/Dvd)World Funeral (W/Dvd)
(2006/11/28)
Marduk

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Encyclopaedia Metallum - Marduk
タグ: Marduk  Sweden  2001-2005 
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Burn - 30th Anniversary Edition : Deep Purple (2004) 

イギリスの誰もが知っている伝説的ハードロックバンド、Deep Purpleのデジタルリマスター盤を紹介。

Burn 30th anniversary editionBurn 30th anniversary edition
(2005/03/01)
Deep Purple

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今さら、バンドもこのアルバムも紹介する必要が無いと思うが、
自分が初めてBurnを聞いたのは幼児のときだったので、
25年弱ぶりに久しぶりに聞いてみるとずいぶん印象が変わるものだ。

もっとギターが前面に出ているかと思ったら、
シンセサイザーもかなり重要なパートになっているように聞こえたり、
印象が変わったのもデジタルリマスターのおかげなのだろうか?

にしても改めて聞くと、曲の構成なども含めて、
まさにこれがヘヴィメタルの元祖なんだなあ、と再確認した。
タグ: Deep_Purple  UK  2001-2005 
HR/HM  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Anima pestifera : Salvation666 (2010) 

ドイツのプリミティブブラックメタルバンド、Salvation666の1stアルバムを紹介。

salvation666cover.jpg

ドイツのブラックメタルと言うとどんなものかと思って聞いてみると、
ノルウェイジャンブラックメタルそのものだった、というくらいの北欧ブラック。

しかしながらよくよく聞いてみると哀愁というか叙情的なメロディがうっすら聞こえてくる。
なるほどジャーマンメタルの影響もあるのではないかと思われる。

Gorgorothに叙情的なマイルドさを加えたような感じ。
この手のバンドでは結構完成度が高い方。
但し、このバンドならではの押しもないかな。

Encyclopaedia Metallum - Salvation666
タグ: Salvation666  Germany  2006-2010 
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Vastiia Tenebrd Mortifera : Mortifera (2004) 

フランスのメランコリックブラックメタルバンド、Mortiferaの1stアルバムを紹介。

52832.jpg

CelestiaNoktuと、AlcestNeigeで制作したアルバム。
Neige関連ということで収拾したのだが、Celestiaのカバーも1曲入っており、
基本的にはNoktuのプロジェクトバンドなのだと思う。

しかし、やはりそこはNeigeの影響力たるは凄いものがあって、
健やかな美しいメロディラインと、ノイジーなギターが混然となったメロディを展開。

Alcest好きもさることながら、
恐らくプリミティブブラックが好きな人にも勧められそうな作品。

Encyclopaedia Metallum - Mortifera
タグ: Mortifera  Neige  Alcest  France  2001-2005 
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Electric Doom Synthesis : Beherit (1995) 

フィンランドのブラックメタル/ダークアンビエントバンド、Beheritの4thアルバムを紹介。

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3th"H418ov21.C"よりは幾分、ギタープレイが入っているが、やっぱりダークアンビエント。
というか悪魔主義的テクノミュージックになっている。

Say you love me, say you love, Satan...

と繰り返される楽曲など、確実にブラックメタル的テクノ。
もはや電子的に悪魔を呼び出そうとしているとしか思えない。
相変わらずシュールすぎてほとんどのブラックメタルリスナーはついていけない。

何も知らずにBeheritのCDだと中古CD屋で拾い上げて絶句したのは良い思い出。
でもBeherit好きだから何となく聞いてしまう。
ちなみに、ダークアンビエントの世界では一部で絶賛されているらしい。

Encyclopaedia Metallum - Beherit
タグ: Beherit  Finland  1991-1995 
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Fallen Angel Of Doom : Blasphemy (1990) 

カナダの元祖ウォーブラックメタルバンド、Blasphemyの1stアルバムを紹介。

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とんでもないウォーブラックバンドのフォロワーを作りだした伝説的バンド。

1984年に結成し、スタジオフルレングスを2枚しかリリースせず(その他デモ2枚、Live盤1枚)
しかもその2枚目が1993年産だというのに、今でも活動中でツアーなど行っている。

この1stは最初はグラインドコアかと思うくらいのドタバタ演奏で、
北欧ブラックとは毛色が異なるものの、サタニックイーヴルな雰囲気満載なところは同じ。
もちろん、あのBeheritにも大きく影響を与えた汚物系最凶のブラックメタル。

ちなみにメンバーに黒人が在籍しているのはブラックメタルでは非常に珍しい。

Encyclopaedia Metallum - Blasphemy
タグ: Blasphemy  Canada  1986-1990 
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Crunch : Impellitteri (2000) 

アメリカのネオクラシカル/メロディックスピードメタルバンド、Impellitteriの7thアルバムを紹介。

スクリーミング・シンフォニースクリーミング・シンフォニー
(2008/07/23)
インペリテリ

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経歴など見ているとロックスターになり損ねたChris Impellitteriの哀愁を感じる。

閑話休題、ギターの速弾きで有名なChris Impellitteriのバンドである。
このアルバムではあまりネオクラシカル的な曲はなく、モダンヘヴィネスに近いサウンド。
確かにソロパートなどでギタープレイは魅せる、が、あまり印象に残らない。

曲がどれもそれなりにカッコ良いのにパクリっぽく感じてしまうというか、
彼らしか出せないサウンドっていうのをあまり感じないのがつらいところ。
2曲目なんてHelloweenのパクリと言われても仕方ない。

どちらかというと屋台骨はヴォーカルのRob Rockの歌唱力だと思う。
タグ: Impellitteri  USA  1996-2000 
Power/Speed  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Totalselfhatred : Totalselfhatred (2008) 

フィンランドのディプレッシブブラックメタルバンド、Totalselfhatredの1stアルバムを紹介。

TotalselfhatredTotalselfhatred
(2008/07/14)
TotalSelfHatred

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ディプレッシブ系で久々に個人的に大当たりなバンド(と言う程、バンド知らないけど…)。

非常にメロディアスでメランコリックで、それでいてドゥームなギターの音色が心地よい。
清廉されていながら、そこに希望のない暗い世界観が味わえる。
まさにディプレッシブブラックメタルなサウンドだと思う。

1stでありながら妙にこなれたサウンドだと思ったら、
結構その手で名の知れたバンドのメンバーの集まりのようだ。

いずれにしても素晴らしいアルバム。
2ndも控えているらしく凄く楽しみ。早く出してください。

Encyclopaedia Metallum - Totalselfhatred
タグ: Totalselfhatred  Finland  個人的良盤  2006-2010 
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Never, Neverland : Annihilator (1990) 

カナダのスラッシュメタルバンド、Annihilatorの2ndアルバムを紹介。

Never NeverlandNever Neverland
(2001/04/10)
Annihilator

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リーダーのJeff Waters以外メンバーがコロコロかわるバンドで、
ほぼプロジェクト的スタンスだが、今でも活動中なのは素晴らしい。

さて、このアルバムではCoburn Pharrがヴォーカル担当、
スラッシュメタルらしくない普通に歌えるヴォーカルなので、
どうもスラッシュメタルというよりパワーメタルという様相。

Megadethに近いスリリングなテクニカルスラッシュでありながら、
同時にパワーメタルらしくもあるというお得な作品。
自分はスラッシュメタルにはもう少し猪突猛進さを求めてしまうが、これはこれで良作。
タグ: Annihilator  Canada  1986-1990 
Thrash  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Le Secret : Alcest (2005) 

フランスのシューゲイザー/ポストブラックバンド、AlcestのEP盤を紹介。

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確かAlcestのデモテープを除く初の公式音源だったはず。

たった2曲だが27分収録のEP盤。
曲は長いが大袈裟な大作という感じは全くなく、
優しいメランコリックなサウンドとノイジーなギターを重ねた1stと同じ作風。

また2曲目ではNeigeの血反吐を吐く絶叫ヴォイスでなごめる。

このアルバムから1stが生まれたのは間違いない。
ただ手に入れるのも一苦労なので、ファンなら是非、という感じ。
タグ: Alcest  France  Neige  2001-2005 
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Nightwork : Diabolical Masquerade (1998) 

スウェーデンの一人メロディックブラックメタルバンド、Diabolical Masqueradeの3rdアルバムを紹介。

NightworkNightwork
(2007/01/30)
Diabolical Masquerade

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KatatoniaBlakkheim一人バンドで、
Dan Swanoがゲスト参加、おまけにフルート、チェロも挿入と、
芸術的、耽美的でありながら、HR/HMの要素も入ったメロディックブラックに仕上がっている。

ここまでいくとほぼメロディックデスメタルになってしまっているようにも思えるが、
この雰囲気はやはりブラックメタルの範疇に入っていると感じるのは、
このアルバムのコンセプトが"ホラー"であるからかもしれない。

実際持っている音源は2007年のリマスタ盤でLPボートラの8曲目が入っているが、
インスト音源なのでオリジナル盤でも特に問題はない。
タグ: Diabolical_Masquerade  Sweden  1996-2000 
Black  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Puritanical Euphoric Misanthropia : Dimmu Borgir (2001) 

ノルウェーのシンフォニックブラックメタルバンド、Dimmu Borgirの5thアルバムを紹介。

Puritanical Euphoric MisanthropiaPuritanical Euphoric Misanthropia
(2001/03/20)
Dimmu Borgir

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初期はキーボードをフィーチャーしたブラックメタルだったが、
メジャー移籍を果たしてからややゴシック調のシンフォニックサウンドを全開にし、
シンフォニックなエクストリームメタルへと生まれ変わっている。

特にこの5thはその様相が濃く、メロディックな曲調はメジャーサウンドのようで聞きやすい。
ブラックメタルらしさは薄れたが、タイトなブラストなどブルータル面でも聞かせる。

Emperorは1stより2ndというリスナーにはかなり好まれるのではなかろうか。
タグ: Dimmu_Borgir  Norway  2001-2005 
Black  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Kivenkantaja : Moonsorrow (2003) 

フィンランドのヴァイキングメタルバンド、Moonsorrowの3rdアルバムを紹介。

KivenkantajaKivenkantaja
(2008/09/01)
Moonsorrow

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いわゆる勇壮ヴァイキング系統のバンドだが、メロスピメロスピしすぎないところが好感触。
決して疾走曲で埋め尽くされておらず、落ち着いた曲の進行に説得力を感じる。

どの曲も長く、ちょっと中弛みするところもあるが、
民族楽器、ヴォーカルの声の使い方など工夫されており、
基本的には飽きの来ない完成度の高いアルバム。

ヴァイキングメタル系統でも、その出来は異色なものではあるまいか。
その手のサウンド好きには強くお勧めしたい。
タグ: Moonsorrow  Finland  2001-2005 
Viking/Folk  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

The Demonstration Archive 1996-1998 : Agalloch (2008) 

アメリカのディプレッシブ/ゴシックブラックメタルバンド、Agallochの初期音源集を紹介。

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自然崇拝ブラックメタルバンドとして知られる彼らの初期音源。
今でこそメランコリック全開な美しいサウンドを発揮する彼らも、
デビュー当時はブラックメタルの影響を大きく受けたサウンドを展開していた。

もちろん、その美しさの発芽は散見されるがいわゆるプロトタイプ。
Agallochの足跡を体験するには最適な初期音源集だが、
最初に聞くなら最近のアルバムに手を出す方がいいと思う。
タグ: Agalloch  USA  2006-2010 
A-D-P Black  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Fantomatic Plenitude : Nuit Noire (2007) 

フランスのブラックメタル/ブラストパンクバンド、Nuit Noireの3rdアルバムを紹介。

Nuit_Noire.jpg

一部でかなりの評判になっていたこのバンド、ワクワクしながら聞いてみると、
「あれ?オーディオのコード、抜けかかっているのかな?」
と勘違いしてしまったほどの、ポンコツサウンドだった!

確かにブラックメタル的なリフは介在しているのだが、
音がとにかくスカスカで、更にそこにやる気のないヴォーカルが加わってくる。
とりあえずどういう層に向けた音楽なのかさっぱり解らないが、ある種の狂気は伝わってくる。

暴虐性で表現する過激さとは、全く別の過激さを表現したことは評価できる。
好きな人は好きだろうが、自分にとっては聞いているのが苦痛な残念盤。
タグ: Nuit_Noire  France  2006-2010 
A-D-P Black  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Epic : Borknagar (2004) 

ノルウェーのフォーク/ブラックメタルバンド、Borknagarの6thアルバムを紹介。

EpicEpic
(2004/08/10)
Borknagar

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結成当時はGorgoroth、Immortal、Enslaved、Ulverのメンバーの豪華プロジェクトだったが、
本作品では既にその全員がバンドを離れており、
オリジナルメンバーはOystein G. Brunのみとなっている。

音楽性は初期のトラッド色の強いブラックメタルを引き継ぎつつも、
メンバーの変遷に伴い、よりエピック色の強いヴァイキングサウンドが特徴で、
ブラックメタル色はかなり減退していると言ってよい。

良く言えばメジャーサウンドに近づいたとも言えるが、
ほのかに感じるEnslaved譲りのプログレヴァイキング要素が、
楽曲をタイトにしており、聞きどころは多い。
タグ: Borknagar  Norway  2001-2005 
Viking/Folk  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Communion : Septic Flesh (2008) 

ギリシャのゴシックデスメタルバンド、Septic Fleshの7thアルバムを紹介。

CommunionCommunion
(2009/03/10)
Septic Flesh

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6thから5年間の空白を経てリリースされた復活作とのこと(これしか持っていない)。
ギリシャのバンドの中ではかなり有名なようだ。

作風としてはメロディックデスメタルでもなく、デスラッシュでもなく、
デスメタルなのだが、ゴシック要素の伴う荘厳なシンフォニックサウンドが耳を惹く。
プロデューサはあのFredrik Nordströmで何となく納得できる。(ややDimmu Borgir風味?)

歌詞のテーマはH.P.Lovecraftからの引用が主で、荘厳なサウンドとぴったり。
ヘヴィローテには至らなかったが、聞かせるアルバム。
もう少しパンチ力があれば最高なのだが…。
タグ: Septic  Flesh  Greece  Fredrik_Nordström  2006-2010 
Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

[Live] 25 Years Of Chaos Tour in 心斎橋CLUB QUATTRO 

当日は昼からBathory 1stのTシャツとサルエルパンツで大阪の街並みを闊歩。
高まる気分を抑えながら、会場近くに行くもそれっぽい人がいないので寂しい。

しかしクラブクアトロ内に行けば、ブラックTで身を包む人が沢山いて良かった。
同じBathoryのシャツを着ている人も見かけたのだが、
内心、自分のは悪魔の目が赤いプリントになっているぞ!と鼻高々(笑)

開場後、とりあえずMayhemのTシャツを物販で購入。
東京、名古屋公演でもTシャツがすぐなくなったと聞いていたので焦ったが、何とか買えた。
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オーストラリア公演後の日本公演だったのに、日本公演用のLive Tシャツで地味に感動。
日本語で「太陽はもう 二度と昇らない」って書いてある(笑)

さて会場でしばらく同行者と喋っていると、トップバッターのDetritum登場。
日本は東京のバンドだが、ヴォーカルとギターが明らかに外国人。
比較的解りやすいブルータルデスメタルをプレーしていた。
純粋にカッコよかったけど今回のライブでは毛色が違うかな、と思っていた。
しかし、後で解ったことだが、今回、Mayhemにサポートで入ったギタリストの一人が、
このDetritumの旧メンバーだったようで、その縁もあるようだ。

続いてSigh
アルトサックス奏者は不在だったためか、新作からはあまり引用されず、
どちらかというとHangman's Hymnがメインだったような。
Hail Horror Hailもプレーしてくれて凄い良かった。
ヴォーカルの川嶋未来のパフォーマンスも面白かった。
ステージのどちらかというと端よりの最前列だったので、
聖書の火の細工などをライブの最中に整えているのが見えてしまったり。
最後のVenomのBlack Metalのカヴァーが一番盛り上がっていた。
でももっと彼らのオリジナルで盛り上がったらもっと嬉しかったんだけどな。

そしてMayhem。他会場よりはずいぶん早く出てきてくれたようだ。
もっと時間がかかると踏んでいたのでいきなり始まってびっくり嬉しかった。
セットリストなどは下調べした通りで予習も出来ていたので一曲一曲を思う存分楽しめた!

とりあえず最高としか言えない!

Blasphemerが脱退して、代わりにLimbonic ArtMorfeusと、
後は先ほど触れた元DetritumSilmaethのツインギターになったが、
その分だけギターが強調されていたし良かった。

Necrobutcherは愛敬たっぷりの笑顔でビールを飲みながらプレー。
とにかくオーディエンスとよくからんでいて、ライブを盛り上げてくれた。

とりあえずHellhammerのドラミングは半端なさ過ぎて、
スモークがはられたせいでご尊顔はなかなか拝めなかったのだが、
精巧な2バス、ブラストビートが聞こえてくるだけでその存在は絶対になっていた。

最後にAttila Csihar
カリスマとしかいいようのない、そのヴォーカル、パフォーマンス。
1stで聞かせたあの呪詛的なヴォーカルは健在のままに表現力が広がっていた。
血のり、首つり、催眠などなどブラックメタル的なパフォーマンスも面白く、
もうとにかく世界に引き込まれてしまった…。

楽曲でいえばFreezing MoonやPagan Fearsなどの1stの名曲はもちろんにして
Silvester AnfangからのDeathcrushも失禁しそうになるほどかっこよかったし、
締めのPure Fucking Armageddonもやばかった。

語りつくせぬ夜。鳴りやまない耳鳴り。最高のライブでした。
土曜日なんだし、もっと客入りがあってもいいかと思いましたが、
最高のライブを限られた人同士で体感したことに満足することにします。

やっぱライブは最高ですな?。
タグ: Mayhem  Sigh  Detritum  Live 
その他  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Imaginary Sonicscape : Sigh (2001) 

["25 Years Of Chaos Tour"まで、あと2日!!]

日本のアバンギャルドブラックメタルバンド、Sighの5thアルバムを紹介。

Imaginary SonicscapeImaginary Sonicscape
(2009/01/20)
Sigh

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前作あたりから様々なジャンルを織り交ぜてブラックメタルの範疇を超えつつあったが、
ついにアバンギャルドブラックメタルに生まれ変わったアルバムで、
ジャケットを見れば解る通り、サイケデリックなサウンドに仕上がっている。

ディスコサウンドのようなシンセサイザの使い方に、
ジャズサウンドを織り交ぜてドゥーム/ブラックメタルと溶け込ませており、
不思議な作用がこのサイケデリックさを引き出しているのだろうか。

本当に面白いサウンドを提供できる音楽的才能の高さを示す作品。
タグ: Sigh  Japan  2001-2005 
Black  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Live In Leipzig : Mayhem (1993) 

["25 Years Of Chaos Tour"まで、あと4日!!]

ノルウェーの伝説的ブラックメタルバンド、Mayhemのオフィシャルライブ盤を紹介。

Live in LeipzigLive in Leipzig
(1997/09/23)
Mayhem

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ドイツで1990年に行われたライブの公式音源なので、ブートレグよりは音質は酷くない。
1曲目に入る前の観客のざわめきから始まるのでかなりワクワクする。
何しろDeadがヴォーカルをとった公式音源はこのアルバムだけなので貴重。
1stでAttilaが聞かせる呪詛的なヴォーカルとは全く異なる、
まさにイーヴィルなヴォーカルが特徴的。

ジャケットは故Deadであり、最高にブラックメタルだ。
翌年、Deadは奇怪な死(一応、自殺とされているが…)を遂げており、
彼の音源としては最後のものとなっている。
更にブート盤ではEuronymousが撮影されたとされる、
脳髄を垂れ流しているDeadの屍の写真がジャケットになっているが全く悪趣味だ。
タグ: Mayhem  Norway  1991-1995 
Black  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Scenes From Hell : Sigh (2010) 

["25 Years Of Chaos Tour"まで、あと6日!!]

日本のアバンギャルドブラックメタルバンド、Sighの8thアルバムを紹介。

Scenes From HellScenes From Hell
(2010/01/19)
Sigh

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正式に、アルトサックスフォン奏者Dr. Mikannibalが加入、兼サブヴォーカル。

前作"Hangman's Hymn"から大きく音楽性を変化させることはないが、
新加入のDr. Mikannibalをフィーチャーした結果として、
エピックなイメージがかなり膨らんだ結果となった。

だからといっていわゆるエピックメタルにはまったくなっておらず、
あくまでSighであることがすぐに解るアヴァンギャルドメタルになっている。

今年の作品ということで今度のライブでは多くプレーすることになるかな。
楽しみです。
タグ: Sigh  Japan  2006-2010 
Black  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Pure Fucking Armageddon : Mayhem (1986) 

["25 Years Of Chaos Tour"まで、あと8日!!]


ノルウェーの伝説的ブラックメタルバンド、Mayhemのデモ盤(ブートレグ)を紹介。
ブートレグ自体は1996年製。

Mayhem_-_Pure_Fucking_Armageddon.jpg

Mayhemの歴史の第一歩目となる音源。
Venom、Slayer、Celtic Frostあたりに影響を受けた原初ブラックスラッシュをプレー。
今でもライブでプレーしたりするCarnage、Pure Fucking Armageddonなどを収録。
またVenomのBlack Metalのカバーも入っているが、かなりアレンジされている。

デモテープのブートらしく、とにかく音質が悪すぎる。
ヴォーカルは全く聞こえないし、まるで初期ゴアグラインドのような生々しさ。

ハッキリ言って、所持することでの自己満足、資料的価値しかないとは思うが、
逆にいえばその価値はあるとも言える。
このアルバムは日本でも最近手に入りやすいような。
タグ: Mayhem  Norway  1986-1990 
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Hangman's Hymn : Sigh (2007) 

["25 Years Of Chaos Tour"まで、あと9日!!]

日本のアバンギャルドブラックメタルバンド、Sighの7thアルバムを紹介。

Hangman's HymnHangman's Hymn
(2007/06/12)
Sigh

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アメリカのThe End Recordsに移籍しての第一弾アルバム。
Musikalische Exequien: ドイツの葬式音楽(レクイエム)と銘打った作品で、
ドイツのスラッシュメタルとシンフォニックさを組み合わせたサウンドになっており、
これまでの彼らの集大成ともいえるアバンギャルドブラックメタルに仕上がっている。

コンセプトがしっかり構築されているにもかかわらず、
そのせいで解りにくくなることもなく受け入れられることができるのは、
それだけ彼らの今までの音楽性に対する造詣が深いことを意味する。

ゲストミュージシャンも豪華で、海外における彼らの知名度の高さがうかがえる。
まこと素晴らしいアルバムだ。
タグ: Sigh  Japan  個人的良盤  2006-2010 
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Ordo Ad Chao : Mayhem (2007) 

["25 Years Of Chaos Tour"まで、あと10日!!]

ノルウェーの伝説的ブラックメタルバンド、Mayhemの4thアルバムを紹介。

Ordo Ad ChaoOrdo Ad Chao
(2007/04/24)
Mayhem

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ブラックメタルそのものである1stフルの"De Mysteriis Dom Sathanas"以降、
メンバーの死亡などで解散寸前になったものの、未だに活動を継続しており(25周年!!)
1stのヴォーカルであるAttila Csiharを招いて制作された現在のところ最新作。

2nd以降はHelllhammerが牽引してエクストリームメタルとして進化したが、
このアルバムではAttila Csiharが再加入したことで呪詛的なおどろおどろしさが復活した。

かなりスロー、ミドルパートが増えて、おまけにサウンドプロダクションが非常に劣悪。
その結果、名盤1stへの回帰が行われたと言える。
但し、それだけでなくアバンギャルドさも出してきており、
Deathspell Omegaのようなアプローチも進んだと言えるだろう。

まだまだMayhemは終わっていないことを告げる作品だ。
タグ: Mayhem  Norway  2006-2010 
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Hail Horror Hail : Sigh (1997) 

日本のアヴァンギャルドブラックメタルバンド、Sighの3rdアルバムを紹介。

Hail Horror, HailHail Horror, Hail
(1997/12/08)
Sigh

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Mayhemの来日公演 "25 Years Of Chaos Tour" のスペシャルゲストに登場する。
自分もそのライブに参戦するので、最近、予習している。

このアルバムは英メタル雑誌"Terrorizer"にて、
・ 1997年 アルバム部門 9位
・ 90年代最重要アルバム 100選

に選出されており、海外でも高評価を得たアルバム。

初期はかなりブラックスラッシュな内容だったが、
この3rdでは非常に実験的な手法を多く取り入れており、
シンフォニックだったりプログレッシブだったり色々な要素が散らばっているものの、
「恐怖の映像化を音のみで行った」というコンセプトで複合化しているのが凄い。

非常に面白い音楽なのに、純粋に聞いていてカッコ良くもある稀有なアルバム。
ライブでも何曲かプレイしてほしい。
タグ: Sigh  Mayhem  個人的良盤  1996-2000  Japan 
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