The Oath of Black Blood : Beherit (1991) 

フィンランドのブラックメタルバンド、Beheritの1stアルバムを紹介。

Oath of the Black BloodOath of the Black Blood
(2006/09/05)
Beherit

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う○こバンドを多数輩出したドイツのレーベル、Turbo Musicに発掘されたものの、
デビューに投資されたお金を全てクスリに使い果たしてしまって、
レーベルにキレられてデモ音源をまとめてリリースしたデビューアルバムだ。

とんでもないカオス状態でリリースされた音源だが、
カナダのBlasphemyへの回答に他ならないRaw War Black Metalに仕上がっている。
演奏はもたれているし、サウンドプロダクションも最悪だが、最高のブラックメタル。

まさに、神がかっている、もとい悪魔がかっている。
人間の仕業だとは思えない。これぞ最高の賛辞。

なお、オリジナル盤はカラー印刷ではなかった。
Beherit.jpg
こちらの方がBlasphemyっぽい。
タグ: Beherit  Finland  Blasphemy  個人的名盤  1991-1995 
Black  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Panzer Division Marduk : Marduk (1999) 

スウェーデンのファストブラックメタルの創始者、Mardukの6thアルバムを紹介。

Panzer DivisionPanzer Division
(2007/11/12)
Marduk

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Panzer Division MardukPanzer Division Marduk
(2008/04/01)
Marduk

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前者はオリジナルのOsmose Productionsリリース、
後者はRe-Issue盤で、ボーナストラックが付いており、ジャケットも異なる。
自分はオリジナル盤を所有しているので、ボーナストラックは聞いていない。

オリジナルの方は全29.9分の猪突猛進怒涛のファストブラックが展開される。
スウェディッシュデスから発展した、全篇ブラストビートのハイテンション。
これ以上、長かったらしんどい、絶妙だ。

もちろん、ブラックメタルとしてのリフが満載で、
ブルータルデスメタル並みの破壊力でありながら、ブラックメタルの名盤である。
タグ: Marduk  Sweden  1996-2000 
Black  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Permanent : Joy Division (1995) 

イギリスのロック/ポストパンクバンド、Joy Divisionのベストアルバムを紹介。

Permanent - Best ofPermanent - Best of
(1995/08/15)
Joy Division

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最近のメタルファンには知らない人も多いかもしれないが、
1979-80年で2枚のスタジオアルバムをリリース後、
ヴォーカルのIan Curtisの自殺を受けて解散し、
今までに10枚以上のベストアルバムがリリースされた伝説のバンドである。

Ian Curtisの当時の内向的な心情が込められた、
Love Will Tear Us Apart
のメロディはバンドの名前を知らない人でも聞いたことがあるのではないだろうか。

後のポストロック、シューゲイザーなどの内向的ロック、
もしくはポストブラック、ディプレッシブメタルあたりにも強い影響を与えたバンドだろう。
メタルとは関係ないが、それでも取り上げたくなったので紹介した。
タグ: Joy_Division  UK  1991-1995 
HR/HM  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Second Floor : Shadows of Steel (2002) 

イタリアのメロディックスピードメタルバンド、Shadows of Steelの3rdを紹介。

セカンド・フロアセカンド・フロア
(2002/02/27)
シャドウズ・オブ・スティール

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説明としてはSkylark的な作品であるといえば十分だろう。
聞いていて悶絶恥ずかしくなるサウンド…これぞB級メロスピの世界である。

実はこのアルバムを何の縁があってか手元に転がり込んで、
実際に再生したのは数えるほどであったためにもう一度聞いてみたが、
「思ったより」演奏はまともだった!
ヴォーカルも酷いっちゃ酷いが、こういう音楽にはピッタリなのかも。

メタルのメインストリームから見て最果ての類。
逆がディプレッシブブラックメタルといったところか。
きっと好きな人にはたまらないマニアックな作品。
タグ: Shadows_of_Steel  Skylark  Italia  2001-2005 
Power/Speed  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Leprosy : Death (1988) 

アメリカはフロリダのデスメタルバンド、Deathの2ndアルバムを紹介。

リプロシー(紙ジャケット仕様)リプロシー(紙ジャケット仕様)
(2009/09/09)
Deathデス

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スラッシュメタルからデスメタルへの過渡期で生み出された作品で、
現在の観点ではむしろスラッシュメタルにカテゴライズされそうなアルバム。
但し、Deathの歴代アルバムを俯瞰すれば最もデスメタルに影響を与えたと言える。

しかしながら今聞いても、全然古臭くない。
演奏にフロリダのデスメタル特有の生々しさと、演奏の硬質さが合わさって、
面白い化学反応を起こしていてスリリングだ。

単なる過渡期の一枚ではなくて、重要な作品。
4th『Human』以降のテクニカルデスとなった後期Deathしか知らない人は、
是非、この作品も聞いてみてほしい。
タグ: Death  USA  モリサウンド  Pioneer  1986-1990 
Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

La Sanie Des Siècles - Panégyrique De La Dégénerescence : Peste Noire (2006) 

フランスのブラックメタルバンド、Peste Noireの1stアルバムを紹介。

lasaniedessiecles

最近かなり流行っているらしい奇才Neige関連バンドの一つ。
Alcestのようなポストブラックというよりはプリミティブブラックに近い。

すぐにでもカビが生えそうな湿度をもった退廃的なサウンドと、
血反吐を吐きながら歌っていそうな強烈なヴォーカルが合わさって、
妙なアバンギャルドさを出しているのが特徴的であり魅力的。

それでいてAlcestで聞かせるアコギも顔を出したりメランコリック。
なるほどAnorexia Nervosaとは対照的ながら「フランスならでは」のサウンドだ。
中世の宗教的な秘密結社を思わせるジャケットもアンダーグラウンド感がよく出ていてグッド。

Neige関連バンドということで、どのオンラインショップも品切れが目立つが、
アンダーグラウンドながら一世を風靡しているのでいずれ再版される気がする。
タグ: Peste_Noire  Neige  好きなジャケット  France  2006-2010 
A-D-P Black  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Goremageddon: The Saw And The Carnage Done : Aborted (2003) 

ベルギーのブルデス/ゴアグラインドバンド、Abortedの3thアルバムを紹介。

GoremageddonGoremageddon
(2003/08/12)
Aborted

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自分はExhumedが大好きで、類似バンドということで購入。

なるほど、根底にあるスラッシュメタル+Carcassの系譜で、
Exhumedと同様のゴアメタルをプレイしていて気持ち良い。
若干メロっているところもExhumedっぽくてグッド。
ゴアグラインドは末恐ろしいと思っているブルデス好きにもお勧めできる。

にしても演奏がタイトで素晴らしい。
ゴアメタルバンドの中でもリズム隊の素晴らしさは特筆すべきものがある。
特にドラムが凄いがDirk Verbeurenという人物、セッションドラマーらしく、
現在は正式メンバーとしてSoilworkにいるらしい。
タグ: Aborted  Exhumed  Belgium  2001-2005 
Grind Core/Gore  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Lunar Strain : In Flames (1994) 

スウェーデンのメロディックデスメタルバンド、In Flamesのデビューアルバムを紹介。

Lunar StrainLunar Strain
(2009/02/24)
In Flames

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In Flamesはこの時点ではJesper Strömbladのサイドプロジェクトでしかなく、
彼の「(北欧)デスメタルとメロディックなギターとキーボードを足し合わせる」という発想で、

Mikael Stanne (Vo.現Dark Tranquillity)
Glenn Ljungström (Gu. 元Dimension Zero)

などの後々の著名メンバーを招集して制作したアルバムである。

この段階では後々のIn Flamesで見られる正統派ヘヴィメタルの要素はあまりなく、
あくまでEntombedDismemberなどに見られた北欧デスメタルの影響が強く、
そこに叙情的なギターとキーボードが添えられている、という感じ。
しかもその叙情的旋律は、むしろ後のフォークメタル的なスタイルであるのが面白い。

同年に同じスウェーデンでリリースされたEdge of Sanityの4thアルバムとは、
同じメロデスのパイオニア的アルバムであるにも関わらず、
その音楽的スタンスが全く異なり、双方を聴き比べてみるのも面白い。
タグ: In_Flames  Sweden  1991-1995 
Merodic Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Pure Holocaust : Immortal (1993) 

ノルウェーのブラックメタルレジェンド、Immortalの2ndアルバムを紹介。

Pure HolocaustPure Holocaust
(2006/03/21)
Immortal

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初期プリミティブブラックメタルの最重要アルバムの一枚。
ブラックメタルとは何ぞや?という問いの答えにぴったりの一作だ。

単調でノイジーでかつ「寒い」ギターのリフに、
乾いたドラムのブラストビートが鳴り響き、
ヴォーカルもブラックメタルらしく仕上がっている。

とかく「寒い」ためブリザードメタルと呼ばれることもあるが、
聞いているとまさしく北欧のブリザードを想起させる寒々しさ。
これぞ北欧のブラックメタルであり、名盤である。

実はDemonaz Doom Occulta(G), Abbath Doom Occulta(Ba, Dr, Vo)で制作したアルバムだが、
ジャケットにはArmagedda(前Dr)も映っているのが面白い。
タグ: Immortal  Norway  個人的良盤  1991-1995 
Black  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Double Dealer : Double Dealer (2000) 

日本のConcerto Moon島紀史Saber Tiger下山武徳のプロジェクト、Double Dealerの1stアルバムを紹介。

Double DealerDouble Dealer
(2000/06/21)
DOUBLE-DEALER

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ジャパメタの有数の名手たちのプロジェクトであり、当時、高く評価されたアルバムだ。
自分はジャパメタはあまり詳しくないのだが、さすが名手だけあって、
島紀史Yngwie Malmsteenあたりのクラシカルな早弾が得意な感じで、
下山武徳も声量と表現力が豊かだ。

あとは好みの問題になってくるだろうが、自分は正直言って魅力を感じなかった。

・サウンドプロダクションが疑問
もっとシンセの音を軽めにしてリズム隊を強調した正統派ヘヴィメタルの音作りが良かったのでは。
ネオクラシカル系統なのか、正統派なのか、中途半端になってしまっている気がした。

・ヴォーカルの英語の発音
下手とか上手いとかは解らないが、やたら耳に付く。
ネイティブな発音ではないことはすぐ解るため、やたら「ジャパメタ臭」が増している。

駄作ではないし、メンバーの実力の高さも解るのだが…惜しいというか何というか。
タグ: Double_Dealer  Japan  1996-2000 
Power/Speed  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top