Master of the Rings : Helloween (1994) 

ジャーマンメタルバンド、Helloweenの6thアルバムを紹介します。

Master of the RingsMaster of the Rings
(2001/09/25)
Helloween

商品詳細を見る


このアルバムは凄い思い入れがあります。
今から15年前のアルバムなんで、確か自分は中学校に入学したころ。
人生で初めて電車で通学を始めた頃です。

あの頃、通学で音楽を聴くことに憧れを感じていて、
なんとか頼んで姉から譲り受けたCDウォークマンをカバンに入れて、
いざ何のCDを持っていこうかという時でした。

そんなときにHelloweenの新譜が出るということを知った訳です。
当時はインターネットなどない時代でしたから、
確か街のCD屋のフライヤーで知ったんだとおぼろげに覚えています。

物凄くワクワクしましたね。
小学生の時に聞いて興奮したKeeper以来の充実したアルバムらしいと書いてあったからです。

当時のなけなしの小遣いを叩いて購入したアルバムは、
確かに自分があのとき期待していたHelloweenでした。

期待していたのは、シリアスさ、メロディアスさ、そしてコミカルさが一体となっていることでした。
(当時は具体的にそんなことを考えていた訳ではなかったのですが)
そしてそのアルバムが生まれたのは間違いなく、
この新編成がメンバーの協調性を証明しているからだと。

ヴォーカルがMichael KiskeからAndi Derisに変わったのは、
心配ごとではありましたし、今でも前者のヴォーカルは優れていると思いますが、
前者より後者の方がソングライターとしては優れていると思います。

何というか楽曲も楽しめたし、何より「安心」した一作でありました。
そんな思い出が詰まっている一枚です。

今聞いても、当時のバンドの和気あいあいさが伝わってくる楽しいアルバムですね。
-- 続きを読む --
Power/Speed  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

So Far, So Good...So What! : Megadeth (1988) 

アメリカのインテレクチュアル・スラッシュメタルバンド、Megadethの3rdアルバムを紹介。

So Far, So Good...So What!So Far, So Good...So What!
(2004/07/27)
Megadeth

商品詳細を見る


本人たちの名乗る「インテレクチュアル・スラッシュ」は「知的スラッシュ」と訳せるのですが、
ここで指す知的とは何なのかなあ、と考えてみたりします。

先日、紹介したプログレスラッシュの第一人者「Mekong Delta」と近いものがあるかというとそうでもないです。
プログレっぽい複雑な曲進行、テクニックを重視した曲展開とは違うんですよね。
確かにテクニックはありますし、特にギターの音の鳴らしっぷりは素晴らしいですが、
ハイテクニックを披露しているというよりは安定しているという印象。

それでは何なんだろう…と思うと、
他のスラッシュメタルというジャンルに比べて「冷静」なんじゃないかと思います。
スラッシュメタルというと、どのバンドもめちゃくちゃ腹を立てて激昂している中で、
このMegadethというバンドだけは腹を立てつつも冷静。

そこにある種の「知性」を感じる…だからこそインテレクチュアル・スラッシュと呼ばれる…。

そんな気がしますが、いかがでしょう?

ちなみにこの3rdアルバムはかなりオーソドックスなヘヴィメタルのアイディアも取り込まれていて、
だいぶ聞きやすいアルバムになっていると思いますし、
猪突猛進のスラッシュメタルは苦手だけど…っていう人にも受けがいいんじゃないかと思います。

それでは自分はと申しますと…
やっぱりスラッシュメタルはゴリゴリ爆走するやつのほうが好きかも知れないです(笑)

でもこのアルバムは素晴らしいと思いますよ!
Thrash  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top