Only Human : At Vance (2002) 

ドイツのメロスピ/ネオクラシカルメタルバンド、At Vanceの4thアルバムを紹介。

オンリー・ヒューマンオンリー・ヒューマン
(2002/05/22)
アット・ヴァンス

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1stは色々やってみた的な感じなので、完成度としてはさすがにしっかりしている。
同時にメロスピ傾向が高まっており、シンプルな疾走曲が多くなっている。

そういえば前にこのアルバムの02 / Only Humanを知り合いに聞かせたとき、
「『ナントカ戦隊』の歌みたいだねー」と言われてしまったのを思い出す。
結局ポップな音づくりというところは1stとそこまで変わりはないといったところか。

演奏技術もヴォーカルも特に文句なしなので、彼らのサウンドが気に入れば良いアルバム。
自分はどうせならもっとポップにしてしまえばいいのに、と思った。
タグ: At_Vance  Germany  2001-2005 
Power/Speed  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

No Escape : At Vance (1999) 

ドイツのメロスピ/ネオクラシカルメタルバンド、At Vanceの1stアルバムを紹介。

No EscapeNo Escape
(2006/07/10)
At Vance

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このアルバムを手に入れたとき、ドイツのメロスピバンドって聞いていたので、
HelloweenとかGamma Rayみたいなジャーマンメタル」を予測していたので、
叙情的な旋律というより、単純にポジティブで明るいサウンドに驚いた。ポップというか。

一方で、クラシックを意識した音作りをしており、
07 / Antonio Vivaldi; Four Seasons - Summer のインストも、
あのヴィヴァルディのギターコピーだし、
他にも03 / No Speakとかもどっかで聞いたことがあるクラシック音楽。

06 / Money, Money (ABBAのカヴァー)
はちょっと選曲としては色物の類だが単純に面白い。
タグ: At_Vance  Germany  1996-2000 
Power/Speed  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Litany : Vader (2000) 

ポーランドのブルータルデスメタルバンド、Vaderの4thアルバムを紹介。

LitanyLitany
(2000/05/09)
Vader

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とかくドラムを前面に押し出しているアルバム。
ここまでやられると潔いというか、気持ちが良い。
この半端ないドラムは今は亡きDocによるもの。
常人でないその正確かつ大胆なブラストビートは凄すぎる。

曲の方は彼のブラストビートを主軸にした紛れもないデスメタルだが、
例えばPeterのヴォーカルは非常にドスがきいたもので、
ドラムの重低音にも負けていない一方で、デスメタルらしいグロウルではない。

ギターのリフなんかもSlayerとかKreatorあたりの
スラッシュメタル?エクストリームメタルのものに近く、禍々しさは感じない。
いわゆる「真正デスメタル」とは異なるが、それはそれでアリ。
タグ: Vader  Poland  1996-2000 
Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Whisper Supremacy : Cryptopsy (1998) 

カナダのテクニック・ブルータルデスメタルバンド、Cryptopsyの3rdアルバムを紹介。

Whisper SupremacyWhisper Supremacy
(2006/03/01)
Cryptopsy

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2nd"None So Vile"ではLord Wormの暴虐性たっぷりデスだったが、
ヴォーカルがMike Disalvoになったことで、
人外から人間のヴォーカルとなったので、良くも悪くも聞きやすいようになっている。

複雑でテクニカルな楽曲でありながら、非常に聞きやすいデスメタル。
何といっても名手Flo Mounierの存在が影響している。
ただの高速ドラムだというだけでなく、リズムが卓越しており、
ジャズドラムのプレイヤーでもあるのがよくわかる。

プログレッシブデスメタルというほどの複雑さもなく、
どちらかというとグラインドコアって感じかしら。
タグ: Cryptopsy  Canada  1996-2000 
Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Pleasure To Kill & Flag Of Hate : Kreator (1986) 

ジャーマンスラッシュの特攻隊長、Kreatorの2nd+シングルのカップリングアルバムを紹介。

プレジャー・トゥ・キル/フラッグ・オブ・ヘイトプレジャー・トゥ・キル/フラッグ・オブ・ヘイト
(2008/08/20)
クリエイター

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ジャーマンスラッシュ三羽烏といえば、SodomDestructionと、このKreator
彼らが現在のエクストリームメタルに最も近い形を当時から持っており、
デスメタルの創生にも多大なる影響を与えたバンドである。

このアルバムはハンパなく早く、あのSlayerReign in Bloodや、
もしくはDark AngelDarkness Descendsより更に体感スピードが上だ。
(個人差はもちろんあると思うが)

Mille Petrozzaのヴォーカルもまさにスラッシュメタルを体現していて、
ヒステリックな声を強烈な演奏とともに撒き散らしているよう。
ギターのリフもめちゃくちゃかっこいい。。

今でも全然通用するブルータルでアグレッション豊かな素晴らしいアルバム。
タグ: Kreator  Germany  個人的良盤  1986-1990 
Thrash  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Moon in the Scorpio : Limbonic Art (1996) 

ノルウェーのブラックメタルバンド、Limbonic Artの1stアルバムを紹介。

Moon in the ScorpioMoon in the Scorpio
(1996/12/09)
Limbonic Art

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DaemonMorpheusの2人によるバンドで、2003年に解散したものの、
再結成して今でも続行中のブラックメタルバンド。(ドラムは打ち込み)

そしてこの1stはこちらのサイトでも手放しで褒められている名盤。

この頃は同じブラックメタルでも、いろいろな音楽性が生じだした時期で、
このアルバムはEmperorのアプローチに近いシンフォニックブラックではあるものの、
よりアンビエント感の漂う壮大な楽曲がそろっている。

大作感がありすぎて気軽に聞きづらく、たまにしか聞かないアルバムだが、
初期?中期ブラックメタルの必聴アルバムの一枚であることは間違いない。
タグ: Limbonic_Art  Norway  1996-2000 
Black  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Damnation : Opeth (2003) 

スウェーデンのプログレッシブデスメタルバンド、Opethの7thアルバムを紹介。

ダムネイションダムネイション
(2008/09/24)
オーペス

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Opethといえばプログレデスの大御所だが、このアルバムはアコースティックアルバムであり、
デスの要素を排除したプログレロックになっている。
(実は何の前知識もなくこのアルバムを聞いたので、全編クリーンパートで驚愕した)

元来のプログレデスというジャンルから鑑みて、
暴虐性と静寂性の二律背反な要素を絡めたセンスのある音楽をやっていて、
デスパートがないとはいえアンニュイとカタルシスが混じり合ったような感覚に陥る。

このバンドの実力派計り知れず、演奏のテクニックも凄いし、楽曲センスも飛びぬけているし、
実は今世紀のメタル界の中でも頭ひとつ抜けているバンドなんじゃないだろうか。
タグ: Opeth  Sweden  2001-2005 
Progressive  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Non Human Level : Non Human Level (2005) 

スウェーデンのデスラッシュバンド、DarkaneChristofer Malmstrom(Gt.)の
サイドプロジェクトであるメロデスラッシュバンド、Non Human Levelの1stアルバムを紹介。

Non Human LevelNon Human Level
(2005/11/21)
Non Human Level

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Darkaneの楽曲はかなりプログレ要素など多岐に渡ってきており、
Christofer Malmstromとしても、ギタリストとしての楽曲アイディアを出せる立場を求めていたようだ。
聞いてみれば内容として難解なものではなく、
メロデスラッシュをハードロック風味に仕上げたものになっていて親しみやすい内容。

いずれの楽曲にしてもギターが大活躍の内容で、
Christofer Malmstromとしては大満足だろうし、その楽しさが伝わってくる。

円熟味ある演奏+まとまりある構成で、
名盤、とまではいかなくとも佳作ではあると思う。
タグ: Non_Human_Lebel  Sweden  Darkane  2001-2005 
Deathrash  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Anthems To The Welkin At Dusk : Emperor (1997) 

ノルウェーのシンフォニックブラックメタルバンド、Emperorの2ndアルバムを紹介。

Anthems to the Welkin at DuskAnthems to the Welkin at Dusk
(2004/11/02)
Emperor

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メンバーが10代で、とんでもないブラックメタルを展開した1stに対して、
このアルバムでは前作より更にキーボードを大々的に取り入れることで、
シンフォニックブラックというジャンルを表現するに至ったアルバム。
プログレッシブの要素もにわかに表れ始めて、後のIrsahnの方向性も感じる。

Cradle of FilthDimmu Borgirの、
「メジャーブラックメタル」とはやはり異なっていて、
ピュアなブラックメタルにシンフォニックなシンセワークを組み合わせたもので、
美醜のコントラストがはっきりすることで狂気を強調している。

1stより間口はかなり広いサウンドだと思うが、
やはりブラックメタルの名盤であることには間違いないと思う。
タグ: Emperor  Norway  個人的良盤  1996-2000 
Black  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Purgatory Afterglow : Edge of Sanity (1994) 

スウェーデンのDan Swano率いる、Edge of Sanityの4thアルバムを紹介。

Purgatory AfterglowPurgatory Afterglow
(2001/11/13)
Edge of Sanity

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ヴォーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードと全てのパートを演奏し、
かつジャンルとしてもプログレっシヴロックからブラックメタルまでプロデュースしてきた、
いわゆる天才Dan Swanoだから生み出せたアルバム。

まだメロディックデスメタルというジャンルがなかった時代に、
叙情性と暴力性をミックスするという偉業を成し遂げ、
単なる「意欲作」にとどまらずに、新たなジャンルを創設するに至ったアルバムだ。

背反なものを並べて、そのコントラストの妙でお互いを強調しあう結果に。
そのおかげか、暴力性も叙情性も際立って聞こえる。
最近のメタルコアとはここらへんで差がある。どちらかに偏っていない。

Carcass"Heartwork"もメロデス創設アルバムの一枚だが、
あちらはハードロックとデスメタルの融合で、こちらとは少々異なっている。
タグ: Edge_of_Sanity  Sweden  1991-1995 
Merodic Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

The time of the oath : Helloween (1996) 

日本でもっとも有名なジャーマンメタルバンド、Helloweenの7thアルバムを紹介。

The Time of the OathThe Time of the Oath
(2006/04/03)
Helloween

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確か、自分で金を出して買った音楽アルバムとしてこれが3枚目だった。
齢、14歳。
復活したHelloweenに興奮して歌詞カードを読みまくっていたのを思い出す。

このアルバムは、前作よりヘヴィなものはへヴィに、スラッシーなものはスラッシーに。
メロっているものはよりメロディを強調している。
各メンバーが協調性を持って楽曲を持ち寄っていたことが解る。

メンバー変動の激しいこのバンドでこれほど整合性のとれたアルバムというと、
実はKeeper of the Seven Keysか、このアルバムではなかろうか。
正直、Helloweenにはヘヴィすぎる、疾走しすぎる曲は要らない。

バランスのとれた一枚。
でもちょっと冗長かな?もう少しコンパクトでもよかった。
タグ: Helloween  Germany  1996-2000 
Power/Speed  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Darkness Descends : Dark Angel (1986) 

アメリカの猪突猛進型スラッシュメタルバンド、Dark Angelの2ndアルバムを紹介。

Darkness DescendsDarkness Descends
(2006/03/01)
Dark Angel

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Gene Hoglan(Dr.)がこのアルバムに参加しており、
激烈スラッシュといえば、このアルバムというほどのサウンドが展開されている。

その轟音はSlayerReign in Bloodを上回っている。
どちらかと、このアルバムはヨーロッパで発達したスラッシュメタルに近い。
その激烈っぷりは初期Kreatorとタメはれるかも。

LA出身とは思えないサウンドだが、まさにスラッシュメタルの名盤である。
タグ: Dark_Angel  USA  1986-1990 
Thrash  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Left Hand Path : Entombed (1990) 

スウェーデンはストックホルムのデスメタルバンド、Entombedのデビューアルバムを紹介。

Left Hand PathLeft Hand Path
(2001/08/28)
Entombed

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初期Dismemberと共に北欧デスメタルの創生に多大なる影響をもたらしたアルバム。

北欧メタルというと「メロディ」という印象が強いが、
実際のところ中期Dismemberが北欧デスメタルに叙情的旋律を取り入れてからのことだ。

では純粋な北欧デスメタルというものがどういうものかというと、
まさにこのアルバムが体現している。
それはヨーロッパのスラッシュメタルの影響を大いに受け、
疾走感とノイジーなサウンドを前面に押し出したデスメタルである。

アメリカ発のデスメタルは、もう少しゴリゴリ、ジットリくるものだったが、
こちらはノイジーで高音なサウンドが絶好調に疾走する北欧デスメタルで、
デスメタルを語る上では必聴盤だと言える。
タグ: Entombed  Sweden  1986-1990  個人的良盤 
Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Theatre of Fate : Viper (1989) 

ブラジルのメロディックスピードメタルバンド、Viperの2ndアルバムを紹介。

シアター・オヴ・フェイトシアター・オヴ・フェイト
(1991/07/21)
バイパー

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Andre Matosの在籍していたバンド」が代名詞となっているこのバンドだが、
どうやら今もなお活動しているようだ。

Andre Matosといえば、AngraとかShamanでも、
まるでワンマンバンドのように活動しておきながら、
脱退してからも残されたバンドはしっかり復活している皮肉な男だ。

結局、ソロプロジェクトで、各バンドで彼が作った「代表作」をプレーしているらしい。
その「代表作」がこのアルバムにも入っており、彼のファンにはたまらないだろう。

内容はシンプルなメロディックスピードメタルにクラシックの要素を入れたもので、
シンフォニックメタルではなく、クラシカルスピードメタルとでも表現すべきか。
まだ若かったからこその勢いあるミックスでまずまずの出来だと思う。
タグ: Viper  Brazil  1986-1990 
Power/Speed  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top