Hellbassbeaters : Bassinvaders (2008) 

ドイツのベーシストの集いによるプロジェクト、Bassinvadersの企画音源を紹介。
イタリアのFrontiers Recordsよりリリースされた。


ヘルベースビーターズヘルベースビーターズ
(2008/01/23)
マーカス・グロスコフズ・ベースインヴェイダーズ

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HelloweenのMarkus Grosskopfを中心にバーで盛り上がったネタを形にした企画。
つまりベーシストだけでカバーアルバム作っちゃおうze!というやつ。
歌えるベーシストが必要だとしてRageのPeavy、SodomのTom、DestructionのSchirmerを引っ張ってきたのも面白い。

上記4人をメインにいろいろベーシストもゲストに呼んで…とやっていたら、
総勢20人のゲストを迎えてしまい結果的に完成に時間がかかったというエピソードも笑える。
さらに言えば内容も本当に愚直にギターレスのベースのみでベンベンとやっていて、
"Eagle Fly Free"のカバーもかなり笑える。

こういうジョークの塊みたいなバンドだが結構真面目に作りこまれていて、
やはりジョークもまじめにやると素晴らしいなあという。
もちろん笑いながら聞くアルバムだということ前提で。

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タグ: Bassinvaders  Helloween  Sodom  Rage  Destruction  Germany  2006-2010 
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Hyper Trace : Scanner (1988) 

ドイツのパワーメタル、Scannerの1stアルバムを紹介。
ドイツのNoise Recordsよりリリースされ、2013年にDivebomb Recordsよりリマスター盤がリリースされた。
本稿は後者のリマスター盤を取り上げているがオリジナルとの差異は不明。


Hyper TraceHyper Trace
(1998/09/29)
Scanner

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まだ自分が6歳くらいだったと思うが兄の部屋にあった印象的なジャケットシリーズである。
なんとなく頭にこびりついていたものが大阪のロックスタックにあって購入。
その昔、聞いたわけでもなくて思い入れによるジャケ買いという珍しい動機。

ドイツのパワーメタルというとAcceptHelloweenなどいろんな有名バンドがいて
知名度という点でこのバンドはマイナー寄りのB級だと思われるが、
#01の"Warp 7"で脳みそを揺さぶられる猛烈パワーメタルが展開。

若干、アルバム全体通すとコンセプトが定まってない気がして
(近未来的な設定にしてるっぽいが、そうでもない)
なるほどB級らしい側面も見せるが、
そういうところも含めて楽しめる人なら強烈におすすめなアルバム。

ちなみに今年の1/23に新譜を出したそうで驚き。

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タグ: Scanner  Helloween  Germany  1986-1990 
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Keeper of the Seven Keys ~ The Legacy : Helloween (2005) 

ジャーマンメタルバンド、Helloweenの11thアルバムを紹介。
ドイツのSteamhammerよりリリースされた。

守護神伝-新章-守護神伝-新章-
(2005/10/31)
ハロウィン、キャンディス・ナイト 他

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日本語タイトルでは"新章"だが実際は過去の名盤の"遺産"と名付けられているアルバム。
わざわざKeeperの名を冠してどういう意図があるのかと思ったが、
内容としては幾分、楽曲のシリアス度は増しているが、
決して前作10thの内容から大きくそれることはない作風になっている。

それでも随所に見られるとトレースは楽曲そのものではなく、
長尺曲を2枚組の1枚ずつに1曲ずつ取り入れていること(HalloweenとKeeper)、
そもそも2枚組である点に見られる。
(なぜあの作品がPart1, 2と分かれてしまったかは有名なので割愛する)

つまり外形をコピーしつつ中身はあくまでDeris期のHelloweenであり、
決して焼き増しではなくむしろ"遺産は遺産でしかない"と言いたかったのでは。
Occasion Avenueに過去の名曲のサンプリングが入っているのもそういう演出かな。

ちなみに自分は日本盤を購入したがそちらはボートラが追加されている。
が、まあそれは可もなく不可もなくな1曲なので輸入盤でも十分かな。

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タグ: Helloween    Germany  2001-2005 
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Death or Domination : Adastra (2009) 

フィンランドのへヴィメタルバンド、Adastraの2ndアルバムを紹介。
フィンランドのViolent Journey Recordsよりリリースされた。

Death Or DominationDeath Or Domination
(2009/02/10)
Adastra

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大量にブラックメタルのアルバムをレーベル買いしたら、
何枚かオマケがついていてその中に混入していたアルバム。
オマケも他はすべてブラックメタルだったので、
これもそうかと思って聞いてみたらおったまげた。

非常にピュアなへヴィメタルアルバムだったのである。
路線としてはIron Maiden系統の、
かなりギターで流麗なメロディを奏でるタイプのやつである。

そして結構そのメロディの出来がよく、
これは聞かせるアルバムだと思いきやどうもヴォーカルが鼻につく。
どうやらこのせいでどうしてもB級から抜けだせなさそうな感じだ。
まあそういう立ち位置も可愛げがあるのではなかろうか。

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タグ: Adastra  Iron_Maiden  Finland  2006-2010 
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Rabbit Don't Come Easy : Helloween (2003) 

ジャーマンメタルバンド、Helloweenの10thアルバムを紹介。
Nuclear Blastよりリリースされた。

ラビット・ドント・カム・イージーラビット・ドント・カム・イージー
(2003/05/17)
ハロウィン

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お家芸の内紛を経ての10thアルバム。
Roland GrapowとUli Kuschが脱退しての作品だったため、
前者はともかくUliの不在がどう影響するか考えていたが、
新加入のSascha Gerstnerが良曲を提供して一定のクオリティを保っている。

ドラマーはかなりドタバタしたらしくほとんどの曲をMotörheadのMikkey Deeが叩いており、
賛否はあるとは思うが個人的には良い影響を与えたと思う。
というかそういう人脈あるんだな、と。

でも実際、前作に比べてメンバーを一新しての効果という意味では、
前作の方がクオリティは高かったかな。
久しぶりに聞いてみると良曲はあるもののあまり記憶に残らないアルバム。

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タグ: Helloween  Germany  Motor_Head  2001-2005 
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The Dark Ride : Helloween (2000) 

ジャーマンメタルバンド、Helloweenの9thアルバムを紹介。

ダーク・ライドダーク・ライド
(2000/10/21)
ハロウィン

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8th"Better Than Raw"で新旧スタイルの融合を成功させた彼らだが、
この作品でまたもや北米進出を狙うやいなやお家芸の内紛が勃発。

しかし腐りかけはうまいとはよく言ったもので、
ダークでへヴィな作風と、内側でのドロドロ感が程良くマッチしたのか、
意外や意外、結構聞きごたえのある一枚となった。

買った当初は期待していた作風でなかったためあまり聞かなかったが、
後から見なおしたアルバムである。

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タグ: Helloween  Germany  1996-2000 
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Crunch : Impellitteri (2000) 

アメリカのネオクラシカル/メロディックスピードメタルバンド、Impellitteriの7thアルバムを紹介。

スクリーミング・シンフォニースクリーミング・シンフォニー
(2008/07/23)
インペリテリ

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経歴など見ているとロックスターになり損ねたChris Impellitteriの哀愁を感じる。

閑話休題、ギターの速弾きで有名なChris Impellitteriのバンドである。
このアルバムではあまりネオクラシカル的な曲はなく、モダンヘヴィネスに近いサウンド。
確かにソロパートなどでギタープレイは魅せる、が、あまり印象に残らない。

曲がどれもそれなりにカッコ良いのにパクリっぽく感じてしまうというか、
彼らしか出せないサウンドっていうのをあまり感じないのがつらいところ。
2曲目なんてHelloweenのパクリと言われても仕方ない。

どちらかというと屋台骨はヴォーカルのRob Rockの歌唱力だと思う。
タグ: Impellitteri  USA  1996-2000 
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Better Than Raw : Helloween (1998) 

ジャーマンメタルバンド、Helloweenの8thアルバムを紹介。

Better Than Raw (Exp)Better Than Raw (Exp)
(2006/05/16)
Helloween

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7th"The Time of the Oath"は当時、彼らが持ち得るパフォーマンスを出し切っていた。
より高みを目指すために殻を打ち破ろうとしたのがこのアルバム。

オーケストラ(生ではない)で始まる壮大なインストから、
Derisのデスヴォイスではないハイトーンのスクリームヴォイスで疾走する1-2.、
Uliのドラマーならではのアイディアがつまった6.など、
モダンヘヴィネスに近寄る結果となったものの、当時はビックリしたものだ。

明るい曲調の8.、Weikathならではの12.など昔ながらのHelloweenも用意されており、
ヴァラエティ溢れたアルバムになっている。

彼らの中で最もヘヴィなアルバムに仕上がっているため、それを是とするか非とするかだが、
個人的には良い作品だと思うし、何より当時受けた衝撃は未だに胸に刻まれている。
タグ: Helloween  Germany  1996-2000 
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Second Floor : Shadows of Steel (2002) 

イタリアのメロディックスピードメタルバンド、Shadows of Steelの3rdを紹介。

セカンド・フロアセカンド・フロア
(2002/02/27)
シャドウズ・オブ・スティール

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説明としてはSkylark的な作品であるといえば十分だろう。
聞いていて悶絶恥ずかしくなるサウンド…これぞB級メロスピの世界である。

実はこのアルバムを何の縁があってか手元に転がり込んで、
実際に再生したのは数えるほどであったためにもう一度聞いてみたが、
「思ったより」演奏はまともだった!
ヴォーカルも酷いっちゃ酷いが、こういう音楽にはピッタリなのかも。

メタルのメインストリームから見て最果ての類。
逆がディプレッシブブラックメタルといったところか。
きっと好きな人にはたまらないマニアックな作品。
タグ: Shadows_of_Steel  Skylark  Italia  2001-2005 
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Double Dealer : Double Dealer (2000) 

日本のConcerto Moon島紀史Saber Tiger下山武徳のプロジェクト、Double Dealerの1stアルバムを紹介。

Double DealerDouble Dealer
(2000/06/21)
DOUBLE-DEALER

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ジャパメタの有数の名手たちのプロジェクトであり、当時、高く評価されたアルバムだ。
自分はジャパメタはあまり詳しくないのだが、さすが名手だけあって、
島紀史Yngwie Malmsteenあたりのクラシカルな早弾が得意な感じで、
下山武徳も声量と表現力が豊かだ。

あとは好みの問題になってくるだろうが、自分は正直言って魅力を感じなかった。

・サウンドプロダクションが疑問
もっとシンセの音を軽めにしてリズム隊を強調した正統派ヘヴィメタルの音作りが良かったのでは。
ネオクラシカル系統なのか、正統派なのか、中途半端になってしまっている気がした。

・ヴォーカルの英語の発音
下手とか上手いとかは解らないが、やたら耳に付く。
ネイティブな発音ではないことはすぐ解るため、やたら「ジャパメタ臭」が増している。

駄作ではないし、メンバーの実力の高さも解るのだが…惜しいというか何というか。
タグ: Double_Dealer  Japan  1996-2000 
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