Within : Embraced (2000) 

スウェーデンのメロディックデスメタルバンド、Embracedの2ndアルバムを紹介。
スウェーデンの今は亡きRegain Recordsよりリリースされた。

embraced2.jpg

ちょうどChildren of Bodomの2ndやArch Enemyの3rdなど、
国内でもメロデスが大きく注目されていた時期のアルバムで、
それらと比べると若干好事家に注目されていたのがこのバンド。

確かにこの頃のメロデス勢と比べると落ち着きのあるミドルパートを多用し、
またそこに非常に上手いドラマーがブラストを多用せずテクニックを見せており、
改めて聞いてみると当時の流行りのスタイルより気の利いた作品である。

ツインギターはもちろんのこと、なんとツインキーボードという編成で、
内容としてはシンフォメロデスのカテゴリにも当てはめられがちだが、
実際のところゴシックやプログレの要素も入っており、
一筋縄ではいかないメロデスとして今でも聞ける内容だ。

Encyclopaedia Metallum - Embraced
タグ: Embraced  Sweden  1996-2000 
Merodic Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Blooddrunk : Children of Bodom (2008) 

フィンランドのメロデスバンド、Children of Bodomの6thアルバムを紹介。
フィンランドのSpinefarm Recordsよりリリースされた。

BlooddrunkBlooddrunk
(2008/04/15)
Children of Bodom

商品詳細を見る


このアルバムはちょうど就職で実家から離れた2008年4月に購入したもので、
見知らぬ土地にて、ふと見かけたCDショップに入って見つけたのである。
前作が肌に合わず、新作の存在を無視していたものの、
そのような遭遇に半ばご縁を感じての購入であった。

しかし残念ながら特に内容自体は記憶に留まることなく、
棚の肥しの末、既にCD自体は手元にはなく、某ユニオンに売却済みである。

この度、久しぶりに聞いてみての感想になるが、
前作ほどモダンヘヴィネス寄りではないものの、
どうもキーボードが浮いているような曲作りは相変わらずで、
「やりたいこと」「やれること」「得意なこと」の境界線が曖昧な作品に聞こえる。

さてはて購入したCDショップは、もうない。

Encyclopaedia Metallum - Children of Bodom
タグ: Children_of_Bodom  Finland  2006-2010 
Merodic Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Esoteric : Skyfire (2009) 

スウェーデンのメロディックデスメタルバンド、Skyfireの4thアルバムを紹介。
アメリカのPivotal Rockordingsよりリリースされた。

EsotericEsoteric
(2009/09/18)
Skyfire

商品詳細を見る


いわゆるChildren of Bodomフォロワー系メロデスの急先鋒に名乗りを挙げた1stアルバムから
8年たっての4thアルバムであるが2nd, 3rdアルバムは残念ながら未聴。
なのでその8年の変化というのは一気にジャンプアップしての評価になるわけだが、
フォロワーではなくて何とか新しいことをやろうとしている感はある。

手法としては「きらきらメロデス」アプローチはそのままにしながら、
あの1stの「これ以上やったらやりすぎて墜落するギリギリライン」を超えずに、
ギターリフなどをモダンにしていて曲風を変えている印象だが、
そうなった結果として、平均的な、よくあるメロデスバンドになってしまった。

今改めて1stアルバムを聴くとやっぱりあっちは良くも悪くも突き抜けていて、
この4thアルバムの保守的な変化には魅力を感じないのであった。

Encyclopaedia Metallum - Skyfire
タグ: Skyfire  Children_of_Bodom  2006-2010 
Merodic Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Stigmata : Arch Enemy (1998) 

スウェーデンのメロディックデスメタルバンド、Arch Enemyの2ndアルバムを紹介。
ドイツのCentury Media Recordsよりリリースされた。

StigmataStigmata
(2003/02/25)
Arch Enemy

商品詳細を見る


後期Carcassの基本理念を受け継いだ1stに対して、
若干70-80年代の正統派へヴィメタルのリフをより多く導入することで、
"メロデス"の一つの雛型になった作品だと言える。

それが魅力的になるかならないかは個人趣向によるものも多いとは思うが、
1stが若干プロジェクト気味にスタートしたことを考えると
バンドのまとまりとしては完成度を増した内容に聞こえる。

Johan期の最高傑作は次の3rdが挙げられることがほとんどだと思うが、
この過渡期の中で実は瑞々しさと整合性が絡み合っているこの作品も、
結構いい聴きごたえある音源だと思う。

Encyclopaedia Metallum - Arch Enemy
タグ: Arch_Enemy    Sweden  1996-2000 
Merodic Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Are You Dead Yet? : Children of Bodom (2005) 

フィンランドのメロデスバンド、Children of Bodomの5thアルバムを紹介。
フィンランドのSpinefarm Recordsよりリリースされた。

Are You Dead YetAre You Dead Yet
(2005/09/15)
Children Of Bodom

商品詳細を見る


4thアルバムは結構好きで良く聞いただけにこのアルバムも発売日に購入。
そして聞いてすぐに封印したという記憶しかないのがこのアルバム。
久しぶりに聞いてみて何がダメだったかと思ったのだが、
結局、Panteraっぽいアプローチがダメだったんだと解った。

アメリカの成功を夢見たギターヒーローのアプローチは、
ヨーロッパから挑戦しては敗れ去った屍たちと同じ道を歩んだことになる。

そう、私はPanteraが苦手であり、当時のモダンヘヴィネスっていうのが嫌いであり、
このときは既に何がモダンなのかわからなくなっても、
やっぱりそのアプローチは受け付けなかったのである。

だからこのアルバムが好きという人も当然いるだろうと思っている。
趣向の問題なのだ。

Encyclopaedia Metallum - Children of Bodom
タグ: Children_of_Bodom  Finland  2001-2005 
Merodic Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Damage Done : Dark Tranquillity (2002) 

スウェーデンのメロディックデスメタルバンド、Dark Tranquillityの6thアルバムを紹介。
Century Mediaよりリリースされた。

Damage DoneDamage Done
(2010/05/25)
Dark Tranquillity

商品詳細を見る


Dark Tranquillityというと一番有名なのは2nd "The Gallery" だろうが、
本音で言うと当時そんなにあのアルバムは良いとは思えなかった。
もとい、良質なのは解るが自分には合わなかったアルバムだった。

そのためか実は彼らのアルバムはあまり持っていないが、
その中では一番素晴らしいと思えたアルバムがこの作品だった。
ファンからしたら「初期作のアグレッションが復活した」作品だったそうだが、
自分の場合は思い入れがないせいか「初期作とは違う」ように感じた。

特に聞いたのは#08 "Cathode Ray Sunshine"で、
この曲はリフ自体はIron Maidenナイズなのに全く感覚が違うと言うか、
ヴォーカルの表現力も手伝って胸にくる哀愁が素晴らしい。
もう10年以上経つが全く色褪せない作品だ。

Encyclopaedia Metallum - Dark Tranquillity
タグ: Dark_Tranquillity  Sweden  個人的良盤  2001-2005 
Merodic Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Follow the Reaper : Children of Bodom (2001) 

フィンランドのメロディックデスメタルバンド、Children of Bodomの3rdアルバムを紹介。
Spinefarm Recordsよりリリースされた。

Follow the ReaperFollow the Reaper
(2008/04/29)
Children of Bodom

商品詳細を見る


今さらこのバンドのことをどうのこうの言ってもしょうがないので昔話を一つ。

自分はこのアルバムを聞いた時はまだこのバンドのことを知らず、
そもそもメロディックデスメタルというジャンルについてあまり知らなかった。
知り合いからお勧めのアルバムとしてCD-Rで大量に貰ったうちの一枚だった。

聞いてみると何とサウンドプロダクションが大げさというか、
シンセサイザーを前面に押し出していてキラキラしていて、
自分の聞いたことのない音楽だと思ったものだ。

これを書くにあたって久しぶりに聞いてみたが、
このキラキラ感は同年のSkyfireの1stと双肩する特徴的なもので、
何だかんだで猿真似じゃないオリジナリティある内容だったのではなかろうか。
でもあまりこのアルバムは好きではないけどね。

Encyclopaedia Metallum - Children of Bodom
タグ: Children_of_Bodom  Skyfire  Finland  2001-2005 
Merodic Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Battle Sluts : Destroy Destroy Destroy (2008) 

アメリカのメロディックデスメタルバンド、Destroy Destroy Destroyの2ndアルバムを紹介。
アメリカのBlack Market Activitiesからリリースされた。

Battle SlutsBattle Sluts
(2009/01/06)
Destroy Destroy Destroy

商品詳細を見る


今さら取りあげるのに抵抗があるほど旬を過ぎたアルバムだと思うが、
取り上げていなかったのと今さら取りあげて聴き直すのが当ブログらしさなので。

芋っぽいヴァイキングメタル調のメロディと、
Children of BodomとかNortherあたりのキラクサメロデスの合体系。
その手が好きな人には受け入れられるクオリティだと思う。

当時は少なくとも日本ではメロデス系のウェブサイトでも話題になったアルバム。
この頃はChildren of Bodomの2ndの幻影をみんな追っていたから、
メロデスがモダンヘヴィネス化していく中でこういうアルバムは評価されたのだろう。
まあ大した作品でもないと思うが、かっこいいはかっこいい。

#03" Beyond The Scorpion Gate"なんかなかなかクサかっこよくて良い。

Encyclopaedia Metallum - Destroy Destroy Destroy
タグ: Destroy_Destroy_Destroy  Children_of_Bodom  Norther  2006-2010 
Merodic Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Colony : In Flames (1996) 

スウェーデンのメロディックデスメタルバンド、In Flamesの4thアルバムを紹介。

Colony ReloadedColony Reloaded
(2010/11/22)
In Flames

商品詳細を見る


以前に1stを紹介したが、そのときとはメンバーが入れ替わっており、
Jesper Strömbladしか残っていない。
(当時はプロジェクト的なメンバー編成だったため)

1stではかなりトラッドでフォーク要素の強い北欧デスという感じだったが、
そのエッセンスはかなり消えて、正統HMなサウンドに近づいている。
他のメロデスバンドも一気にそちらに傾いていった感じだ。

後のReroute To Remainのようなモダンさも現れ始めた。
何はともあれ当時、こういうサウンドに勢いがあったのは認めるべき。
一般的に耳触りがよかったのは間違いない。

Encyclopaedia Metallum - In Flames
タグ: In_Flames  Sweden  1996-2000 
Merodic Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Tales From The Thousand Lakes : Amorphis (1994) 

フィンランドのメロディックデス/プログレッシブメタルバンド、Amorphisの2ndアルバムを紹介。

Tales From the Thousand Lakes (Reis)Tales From the Thousand Lakes (Reis)
(2001/03/20)
Amorphis

商品詳細を見る


1stの時点では北欧デスメタルをプレイし、そこまで抜きんでた存在感はなかった彼らだが、
この2ndでは北欧デスメタルにトラッドフォークやエスニック調サウンドを大胆に導入し、
後にメロディックデスメタルと呼ばれるような作風になったことで大いに飛躍した作品。

今となってはフォークメタルのジャンルに入るかもしれない内容で、
またもしくはゴシック/ドゥームの要素も入っているようなサウンド。

いわゆるメタルコア/メロデスから、その起源を探るためにこのアルバムに到達すると、
もしかしたら拍子抜け、がっかりするかもしれない。

しかし改めて聞いてみるとすでにこの頃から現在の彼らに近い作風だったんだなー。
自分は大好物です。

Encyclopaedia Metallum - Amorphis
タグ: Amorphis  Finland  1991-1995 
Merodic Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top