Reh 333 : Grimorium Verum (2011) 

エクアドルのブラックスラッシュメタルバンド、Grimorium Verumのデモ音源集を紹介。
エクアドルのTanatofobia Productionsよりテープでリリースされ、2014年にlim.500で同レーベルよりCDで再発された。

grimoriumverum.jpg

去年、ロックスタックのアンポンタンセールにふらりと行ったときに購入。
アルバムから漂うカルト/ポンコツ臭に妙に惹かれてのジャケ買いだが、
同梱されていた大判ポスターがまた誰得感を醸し出している。

B-NSjlrCIAE1FHZ.jpg

バンド結成は1993年と実はかなりベテランなのだが、
このコンピはその結成時から10年間の音源のまとめらしく、
確かにその作風もかなりバラつきがある…が根本は筋が通っていてポンコツ。

カントリーロックみたいな出だしから比較的ストレートなスラッシュ、
もしくはブラッケンスラッシュまで様々な引き出しを披露するも、
よく言えば「上級者向き」というやつで内容はビミョーといったところ。

Encyclopaedia Metallum - Grimorium Verum
タグ: Grimorium_Verum  Ecuador  2011 
Thrash  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Under The Sign Of The Black Mark : Bathory (1987) 

ブラックメタルの始祖、Bathoryの3rdアルバムを紹介。
アメリカのNew Renaissance RecordsとイギリスのUnder One Flagで共同リリースされた。


Under the Sign of the Black MarkUnder the Sign of the Black Mark
(2010/09/14)
Bathory

商品詳細を見る


個人的には4thアルバムが初めてBathoryを体験したものだったので
思い入れ含めて贔屓度は4thの方が上なのだが、
このアルバムがブラックメタルの明確な定義を形成したことは間違いない。

1st、2ndと形を変えながらもこのアルバムにおいては
その線形変化を飛び越すような異形な代物で、
サウンドプロダクションなど鑑みても、
当人ですら予測できず生み出されたのではあるまいか。
(現にクオーソンはこの作品はあまり気に入ってなかったみたいな話もある)

ダーティーでありながら低俗でない空気感はお見事というしかない。
ルーツ云々を前に一つの完成形として、
今でも現在進行形で聞くことができる稀有な作品。

Encyclopaedia Metallum - Bathory
タグ: Bathory  Sweden  1986-1990 
Thrash  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Heavy Damage : Game Over (2009) 

イタリアのスラッシュメタルバンド、Game Overのデモを紹介。
自主リリース(CD-R)された。

gameover.jpg

たまに使わせてもらっているRock Avenueさんで推されまくってて
若手スラッシャー詳しくないので興味本位で購入したもの。
ゆえにバックグラウンドなどは全く知らない。

6曲入りのデモで20分未満程度で駆け抜けるドノーマルなスラッシュ。
ここまでストレートな80年代を見てくれ含めてやっているだけで、
スラッシャーには大うけするだろう。

ただし個人的にはあまり持ち上げる程度の物でも無いように感じた。
まあちょっと設定価格が高いためということもあったが・・・。

Encyclopaedia Metallum - Game Over
タグ: Game_Over  Italy  2006-2010 
Thrash  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

D.E.V.O.L.U.T.I.O.N. : Destruction (2008) 

ドイツのスラッシュメタルレジェンド、Destructionの11thアルバムを紹介。
ドイツのAFM Recordsよりリリースされた。


デヴォリューションデヴォリューション
(2008/09/26)
デストラクション

商品詳細を見る


自分はDestructionはジャーマンスラッシュの中ではあまりひいきな方でないため、
名作3rdを最後にほとんどのリリースアルバムを聞いていないのだが、
久しぶりに手に入れたのがこのアルバム。

子供の時のトラウマになった3rdアルバムに対しての感想になるが、
あのころに感じた危険なカオリはあまり感じない作品で、
ミドルテンポでじっくり作られたスラッシュメタルの"普通"の良作という感触。

もちろんベテランならではの力作であろうが、
個人的にはあの危険な雰囲気が味わいたかったため、
あまり記憶に残らないアルバムであった。

しかしこのアルバムが発売してからもう7年たつのか。
"スラッシュリバイバル"も過去のものだがスラッシュメタルは永遠。

Encyclopaedia Metallum - Destruction
タグ:   Destruction  Germany  2006-2010 
Thrash  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Armageddon Cobra : Ammit (2009) 

チリのブラッケンスラッシュメタルバンド、Ammitの5thアルバムを紹介。
チリのTyrannus Recordsよりlim.1000でリリースされた。

Ammit5.jpg

1991年から活動する古参ブラッケンスラッシュメタルバンド。
個人的にはノータッチだったが海外ディストロでまとめ買いした時に何気なく購入。
実はこのチリのレーベルから引っ張ってくるのはかなり大変だとかで運が良かった。

内容は1stのあたりのBathoryVenomを合わせたような音で、
いかがわしさ、邪悪さ、そしてノリの良さが同居した、
ブラッケンスラッシュとしては理想的なものに仕上がっている。

またアルバムを通して楽曲のヴァリエーションが豊富で、
なるほどベテランブラッケンスラッシャーだけあると納得できる一枚。
なかなかにオススメなアルバム!

Encyclopaedia Metallum - Ammit
タグ: Ammit  Chile  Bathory  Venom  2006-2010 
Thrash  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Más Allá de la Tumba : Guerra Total (2011) 

コロンビアのブラッケンスラッシュ/スピードメタルバンド、Gurrra Totalの2ndアルバムを紹介。
ドイツのIron Shield Recordsよりlim.1000でリリースされ、後にメキシコのAmerican Line Productionsからもリリースされた。

guerra_total.jpg

コロンビアでバンド名が"Guerra Total"なら、
あのカルトスラッシュバンド、Blasfemiaを思い浮かべることだろうが、
それを半ば期待して再生してみると拍子抜けするくらいストレートなスピードメタルである。

比べるものが比べるものであるせいか演奏も非常にまともに聞こえ、
かのロックスタックさんの『「THIS IS 南米UNHOLY」サウンド!!』という紹介文には眉を顰めてしまう。
が、冷静に考えてみるとアングラな雰囲気のある勢い重視のスピードメタルである。

ジャケットといいホラー映画からインスパイアされていそうな雰囲気もあり、
個人的にそういう楽曲は好みなため大歓迎。

昨年は日本のSabbatとスプリットを出したり、
SabbatやMetaluciferのトリビュートアルバムに参加したり、
結構日本のメタルシーンにも関係しているなど今後の活動にも期待される。

Encyclopaedia Metallum - Gurrra Total
タグ: Gurrra_Total  Blasfemia  Colombia  Sabbat  Metalucifer 
Thrash  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Double Talk : Accuser (1991) 

ドイツのスラッシュメタルバンド、Accuserの3rdアルバムを紹介。
ドイツのAtom Hよりリリースされた。手元にある物は3曲ボートラがついているコレクター再発盤。

Double TalkDouble Talk
(2004/01/20)
Accuser

商品詳細を見る


自分は幸いにして家族から80年代の代表的なスラッシュメタルのアルバムを入手できたが、
この「とても印象的なジャケット」のアルバムは見た記憶はあるのだが、
上記やり取りの中で手元に届くことはなかった。

後年、いざレコ屋で手にとってすぐに買ってみたのだが、
危険なスメルのするジャケットとは裏腹にかなりタイトなスラッシュメタル。
曲の展開は様々に、メロディも刻んでいる感じで、
結構テクニカルな印象もありつつスラッシュメタルとして聴かせる内容。

メタルアーカイブスだとかなり評価が低めなのが気になるが、
確かに直情径行なスラッシュメタルではなく小難しさが鼻につくものの、
なかなか良い内容のスラッシュメタルだとは言える。
一方で、だからあの時家族はこれを貸してくれなかったのかと振り返るのであった。

Encyclopaedia Metallum - Accuser
タグ: Accuser  Germany  1991-1995 
Thrash  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

The Final Separation : Bulldozer (1986) 

イタリアのカルトスラッシュメタルバンド、Bulldozerの2ndアルバムを紹介。
アメリカのRoadrunner Recordsよりリリースされ、最近ではポーランドのMetal Mind ProductionsよりDigi-CDでリリースされている。

Final SeperationFinal Seperation
(2013/01/29)
Bulldozer

商品詳細を見る


Venom、Motorheadの影響を受けたスラッシュメタルをやっているが、
同じような影響で同時期にバンドを始めたSodomとの違いとしては、
このアルバム時点ではかなりMotorhead寄りでおどろおどろしさはない。

但しまずサウンドプロダクションがセルフプロデュースだったらしく非常にロウで、
とはいってもブラックメタルを聞きなれている人なら全然問題ないわけだが、
とにかくこの手の音源としてはモコモコ感と軽さが同居しているような変な感じで、
この違和感がまさにBulldozerらしいカルト感を生んでいると思う。

この次の作品でかなりまともなスラッシュメタルを出してきたのは当時衝撃的だっただろうが、
このアルバムの何ともつかみどころの無さはSodomの初期作品と並んで、
後のブラックメタルに「良い意味で悪影響」を与えたのであった。

Encyclopaedia Metallum - Bulldozer
タグ: Bulldozer  Sodom  Italy  Venom  Motorhead  1986-1990 
Thrash  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

My Blood : Artillery (2011) 

デンマークのスラッシュメタルバンド、Artilleryの6thアルバムを紹介。
ポーランドのMetal Mind Productionsよりリリースされた。

My BloodMy Blood
(2011/03/17)
Artillery

商品詳細を見る


5thアルバムでも書いたとおりヴォーカルの交代で、
メロディックパワーメタル然したスラッシュメタルになっており、
このアルバムでもその路線は継続されている。

あの名盤、3rdアルバムを思わせるようなオリエンタルなメロディを多用しているが、
その「寄せ方」がどうもうまく自分にはなじまず、置きに行っているように感じた。
つまり練り込まれた音というようには感じなかったのである。
やはり1st~3rdの名作群の威光はまぶしすぎるのであろうか。

なお今年のスラッシュドミネーションで来日したのだが所用で見に行けず。
そもそも2013年リリースのLegionsも買っていないのでファン失格というやつである。

Encyclopaedia Metallum - Artillery
タグ: Artillery    Demmark  2011 
Thrash  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Nuclear Death : SWAMP (2010) 

ギリシャのブラッケンスラッシュメタルバンド、SWAMPのEP盤を紹介。
ポーランドのTime Before Time Recordsよりリリースされた。

swamp.jpg

完全にベスチャル系ロウ/ウォーブラックだと思って購入したらブラッケンスラッシュだった。
未発表3曲と以前にリリース済のデモ音源から4曲の計7曲で、
完全にサウンドはロウでチープな録音ゆえにブラックっぽいが、
やっていることはかなりスラッシュメタル寄りのブラッケンスラッシュ。

ドラムがスタスタなリズムでかなり楽曲としては単調で、
スラッシュメタルとしてのリフの弱さもあり、
一枚の作品としてはかなり印象の薄いものになってしまっている。

ラストトラックの"Kamikazze Bomber Angel"のスペルも、
「カミカッゼ」だし何言ってんだお前は。
現在の活動状況は不明。

Encyclopaedia Metallum - Swamp
タグ: Swamp  Greece  2006-2010 
Thrash  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top