Orgs : Abort Mastication (2008) 

日本のデスメタル/デスグラインドバンド、Abort Masticationの1stアルバムを紹介。
日本のBloodbath Recordsよりリリースされた。

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現在、飛ぶ鳥を落とす勢いのCoholのドラマーが在籍するデスメタルバンド。
生で見たことは一度もないがライブ動画を見た限りかなりぶっ飛んでいて、
彼のブラストビートが引っ張るゴアグラインドさながらのゴアゴアなデスメタル。

とはいえこれを"ブルデス"と括ってしまうのは避けたい。
いまどきのブルデスとは異なりあくまで根底にはオールドスクールなデスメタル、
Suffocationのようなデスメタルが流れているように感じる。
勢いは激しいが音の隙間を埋めるような"作業"にはなっていないということである。

まだまだ粗削りの部分もあったようだが、
それも含めてこのジャンルの良さがよく出た好盤。
そろそろ活動再開しないのかしら。

Encyclopaedia Metallum - Abort Mastication
タグ: Abort_Mastication  Japan  Cohol  Suffocation  2006-2010 
Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

The Cleansing : Suicide Silence (2007) 

アメリカはカリフォルニアのデスコアバンド、Suicide Silenceの1stアルバムを紹介。
Century Mediaよりリリースされた。

Cleansing (Bonus CD)Cleansing (Bonus CD)
(2007/09/18)
Suicide Silence

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デスコアのジャンル定義はあまりよくわからないのだが、
今ではこのようなバンドのモダンなエクストリーム音楽のことを指すと思う。
Suffocationのようなブレイクダウンを多用するものの、
そのようなデスメタルとは全く異なるグル―ヴ感を特徴としている。

このグル―ヴ感っていうのは曲者で個人的には全く消化できない。
Twitterで述べたことの繰り返しになるが、
この手の音楽はアメリカのスクールカーストで上位に来そうなものだ。
翻ってデスメタルとかハードコアっていうものはハグレ者が聞く音楽だ。

人気が出るのは大いに理解できる。
それはメジャーに訴えかけるものだからだ。
しかしこの"ブルータリティ"は私には消化できないし、
自分の知るデスメタル、グラインドコアのそれとは全く異なるものに感じる。

Encyclopaedia Metallum には掲載がない…
タグ: Suicide_Silence  Suffocation  USA  2006-2010 
Nu/Metal Core  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Breeding the Spawn : Suffocation (1993) 

1990年にアメリカで結成されたデスメタルバンド、Suffocationの2ndアルバムを紹介。

Breeding the SpawnBreeding the Spawn
(1993/05/18)
Suffocation

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現在のブルータルデスメタルシーンを生んだ偉大なバンド。
同時期にCannibal Corpseらと共にNYで活動していただけあって、
サウンドプロダクションなど似通っているところもある。

しかしCannibal Corpseがスラッシュメタルからの進化の過渡期だったのに対して、
このときSuffocationは既に一歩先を進んだデスメタルをやっていた。
曲の最中に急激にテンポを遅くするビートダウンが彼らの特徴的手法で、
今ではブルータルデスメタルを中心によく聞かれる手法だ。

このアルバム自体は当時から賛否両論だったようだが、
真似しようとも真似できないデスメタルのグルーヴ感は稀有のものだと思う。
タグ: Suffocation  USA  1991-1995 
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