Conquest War Famine Death : Death Nöize (2013) 

ルーマニアのブラック/スラッシュ/クラストメタルバンド、Death Nöizeの1stアルバムを紹介。
ハンガリーのMetal ör Die Recordsよりリリースされた。

Conquest War Famine Death

海外にオーダーするときタイトルだけでフィーリングで購入したもので、
後からルーマニアのSiculicidiumの元メンバーが在籍しているバンドだと知った。

タイトルだけなら完全にウォー/ブラックデスを想像してしまっていたのだが、
中身はまさにブラッケンドクラストとスラッシュメタルの丁度間くらいの音楽で、
やや軽いノリのブラックメタルという印象でもある。

Siculicidium譲りのパートも見え隠れするが、
あちらのようなオカルトの要素を取り入れることもなくもう少しパンキッシュ。
結果的にただ深みのないものになっているという印象だけが残ってしまった。

色々な要素を加えて混ぜて、というのは簡単な手法でもあり、
困難な表現方法でもあるのだということを考えさせられる一枚。

Encyclopaedia Metallum - Death Nöize
タグ: Death_Nöize  Romania  Siculicidium  2013 
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A Rothadó Virágok Színüket Vesztik : Siculicidium (2012) 

ルーマニアのブラックメタルバンド、SiculicidiumのEP盤を紹介。
ルーマニアのSun & Moon Recordsよりリリースされた。

siculicidium_ep.jpg

ヒジョーに倒錯的なジャケ写が特徴的で実際自分はジャケ買い。
恐らくこの画像はマンドラゴラをイメージした精神トリップみたいな感じだと思うが、
なるほどヴォーカルの気怠い感じとメロいのにノイジーな楽曲が、
その世界観をよく再現しているように感じる。

そもそもルーマニア、共産主義からの脱却が1989年のことだが、
それ以降もことメタルシーンは日本ではいまだ知名度が高いバンドが少ない。
自分もDekadent Aesthetix、Negură Bungetくらいしか知らないが、
このバンドは今までで一番「ルーマニアっぽいかも」という独特の怪しさがある。

とりたてて名作というわけではないが、
怪しげで良い感じのジャケとそれに見合った楽曲(しかも結構メロい)で、
個人的には良い印象を強く持った音源であった。

Encyclopaedia Metallum - Siculicidium
タグ: Siculicidium  Romania  2012 
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Dekadent Aesthetix : Dekadent Aesthetix (2005) 

ルーマニア産、ポストブラックメタルバンド、Dekadent Aesthetixの1stアルバムを紹介。

Dekadent_Aesthetix.jpg

1曲目のビミョーでダメーな弦楽器によるイントロに不安を禁じえない出だしだったが、
その後の怒涛で激情な展開に失禁寸前(というのは言い過ぎた)。
激情と言うのは終始叫んで、とかではなくて静と動が、怒と悲が、交互に挿入されている。

展開が予想できなくて、予定調和的でないのが素晴らしい。
LifelloverAmesoeurに近いサウンドではあるが、あちらほど都会派でない印象がある。
何に憂いを持っているかで印象が変わってくるということだろうか?

ルーマニア産っていうのもビビッとくるものがある。
メタルは存外、国柄が良く出るので面白いですよね。
タグ: Dekadent_Aesthetix  Romania  2001-2005 
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