Roads To Judah : Deafheaven (2011) 

アメリカはサンフランシスコのポスト/ヒップスターブラックメタルバンド、Deafheavenの1stアルバムを紹介。
アメリカのDeathwish Inc.よりリリースされ、日本でもDaymareがリリースした。

Roads to JudahRoads to Judah
(2011/04/26)
Deafheaven

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このアルバム、発売当時からかなりの話題になっていて、
自分もとりあえず飛びつき…、通しで聴かないままここまで来てしまった。
去年あたりこのバンドの2ndが大きな風を吹かした時も何もコメントできず。
さすがに消化しなければ先にも進めず後ろにも戻れない気がした。

さて一念発起して再度しっかりと聴いてみたが、
改めて思ったのはケチを付ける要素なんて特にないってこと。
シューゲイザーの要素のあるポストブラックとして非常に優秀。

ではなぜ当時、これが聞けなかったのか、そしてなぜ今も受け付けないか。
一つ言うとすればトゲが皆無なこと。
非常にツルツルしていて握った掌からシュッと抜けてしまう感覚。
近いスタイルでも初期Alcest、Woe、Kralliceなど、いずれもトゲがあったように感じる。

求めている要素の違い、それに尽きる気もする。

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Dimensional Bleedthrough : Krallice (2009) 

アメリカのアヴァンギャルドブラックメタル/シューゲイザーバンド、Kralliceの2ndアルバムを紹介。

Dimensional BleedthroughDimensional Bleedthrough
(2009/11/10)
Krallice

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このアルバムはAlcestの1stと同時期に後輩から教えてもらったもので、
当時はAlcestの方に気が向いてしまっていたが、こちらも最近はかなり良く聞いている。

まずジャケットから最高にイカしているが、内容もマッチしており、
シューゲイザー的なネガティブさと、内向的になった感情を外にえぐりだしたことで、
激情的な退廃さというものを音楽的に表現することに成功している。

鬱屈しきった感情が爆発したかのようなサウンドは一聴の価値あり。
もはやサタニズムなどとは完全に乖離しているが、ブラックメタルはブラックメタルだと思う。

最近、この手のサウンドを色々聴いているが、
結局のところメロディックデスメタルが生まれた経緯と、
この手のサウンドの出現は極めて近いものを感じる。

基本的には足し算と引き算が上手いバンドが最終的にシーンに残っている。
このバンドもその部類に入るバンドだろう。

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