光と闇 : V/A (2012) 

日本のブラックメタルバンド、Infernal NecromancyKanashimiとのスプリットを紹介。
日本のZero Dimensional Recordsよりlim.300、うち66枚は限定盤(Digi)でリリースされた。

hikaritoyami

Infernal Necromancyの新曲という意味でのオフィシャルリリースとしては、
2008年のセルフタイトル以来の作品となったがこれが素晴らしい。
新境地に達したというかさらに彼らのオリジナリティが増したように感じる。

特に今までで一番メロディックな要素の強い#4 "冨獄"の素晴らしさは半端ない。
なぜ素晴らしいか―考えてみたが日本人としての郷愁を強く感じるからではないか。
欧州でペイガニズムをテーマにされたメロディがあるように、だ。
さらにアルバムテーマの悲哀もプラスされて日本人としてグッとくるサウンドだ。

KanashimiIn My Tears以来の作品だが、
灰汁が抜けたように感じるのはサウンドプロダクションによるものだけではあるまい。
Burzumの3rdに近い志向とピアノサウンドの融合を目指しているようだ。
あれに比べて凄みこそ足りないが、朽ちていく肉体が描かれている虚無を感じる。

完全に前者目的の購入であり、後者の聞きこみはまだ足りていないが、
とにかく前者だけでも必聴だし、後者も期待は裏切らないだろう。

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In My Tears : Kanashimi (2010) 

日本のディプレッシブブラックメタルバンド、KanashimiのEP盤を紹介。
East Chaos Records(ZDR)からlmd.500でリリースされた。

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陰鬱なメロディが耳を惹くディプレッシブなサウンド。
ブラックメタルの要素はほとんどないという意味で、
近年話題になったシューゲイザーブラックにも近いものを感じるし、
一方でフューネラルドゥームのような要素も併せ持っている。

聞いていてしんどくなるほどの切なさがこみ上げてくるということで、
このアルバムの目的は十分果たせていると感じる。
好きな人にはたまらないのではなかろうか。

2ndフルはいつ出るのでしょうか。

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