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Satanic Terror Weapons : V/A (2016) 

goatpenis_split.jpg ブラジルのウォー・メタルレジェンド、Goatpenisとイタリアのブラックメタルバンド、Kurgaallのスプリット盤を紹介。ブラジルのPagan War Distro RexからCDでリリースされました。両バンドとも2曲ずつの計4曲で構成された分割盤です。

 Goatpenisサイドは1曲目からどこかで聞いたことがある気がする…と思ったら2017年にリリースされた6thアルバムにも収録されていたタイトルですね。イントロや音質など異なるので別テイクかもしれませんが、真剣に聞き比べてたわけではないのであしからず。#02 "Allucinatory Sirens"の方はどの音源にも収録されていないです。こちらも近年のGoatpenisらしい、メロディとウォーブラックの融合による唯一無二の作風です。

 Kurgaallサイドはこちらは、何というか、こう、メロディックな勇ましさがペイガンブラックっぽいものの、とにかく懐かしい感じです。特に二曲目は結構聞かせる感じに仕上がっていますよ。個人的にはこの作風を1枚通して聞くほど昔に比べて集中力がなくなってしまったんですけど、このようにGoatpenisを楽しんだ後に2曲、ちょうどよく楽しめる塩梅で、スプリットってこういう聞き方もできるからいいんだよな、と思わせてくれます。
タグ: Goatpenis  Kurgaall  Brazil  Italy  2016 
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Culto de los Venenos : V/A (2016) 

ペルーのベテランベスチャルブラックメタルバンド、Anal Vomitとコスタリカのブラック・デスメタルバンド、Ordo Caperのスプリットテープを紹介。
ドイツのDunkelheit Produktionenよりlim.100でリリースされた。

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 美しい深紅のプロテープにそれぞれのロゴが印刷されたピンバッジがついており、しかもBandcamp用DLコードも添付されているという至れり尽くせりな内容。前者はもちろん知っていたものの、後者はこの音源が初めてのスプリットで、こういう分割盤はそのような未知との出会いも貴重なものである。

 Anal Vomitサイドは近年の作品においてベテランとしての落ち着きのようなものが感じ取られているところが若干気になっていたので、1曲目から過去のベスチャルなスタイルが全開で大興奮の坩堝に…と思いきや、その後続く音源はいずれも聞いたことがある。調べてみると実はこのテープは過去音源の編集盤でその1曲目自体、自分が持っていない2002年のEP盤 ”From Peruvian Hell" のものだった。そして他の3曲も1st~3rdアルバムから1曲ずつの引用で、全く同じ音源を使用していたのだ。1曲目で感じた感動を返してほしい…とまでは言わないものの、やはり新曲か、せめて再録にしてほしかった。

 さて気持ちを取り戻してOrdo Caperサイド。そういえばコスタリカのエクストリームメタルシーンのことは何も知らない。今年のDeiphagoの来日に帯同したときに聞いてみればよかった。閑話休題、デュオ編成で黒装束を身にまとった姿にサタニックな印象を持たせたデスメタルスタイルで、かなり渋かっこいい。さらにGoatlordの名曲 "Acid Orgy"のカバーがかなりツボを押さえた良カバーになっていて、彼らのスタイルとピッタリ。さらにGoatpenisの初期デモから"Eht Tsrow Sdrow"のカバーをチョイス。オリジナル音源の音質が最悪なためオリジナルに忠実か判断できないが(笑)、こちらもいい感じ。オリジナル曲がまだ弱い気もするが、この選曲は今後のGoat Metal界隈の注目株になりえる存在だと感じた。

 というわけでAnal Vomitサイドは期待感の反作用によってがっかりさせられたものの、スプリットとしての未知との出会いに関してはまずまずの結果であった。

Encyclopaedia Metallum - Anal Vomit
Encyclopaedia Metallum - Ordo Caper
タグ: Anal_Vomit  Ordo_Caper  Goatlord  Goatpenis  Peru  Costa_Rica  2016 
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