One Day of Psychopatmetal in the Hell : NB-604 (2000) 

エクアドルのブラックメタルバンド、NB-604のデモを紹介。
カセットによる自主リリースの後に2013年に日本のDeathrash ArmageddonよりLPでリリースされた。
本稿では後者を扱う。

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南米はエクアドルの00年デモの再発で、
しかもあのDxAxがレーベル立ち上げ最初にリリースしようとしていたというエピソード、
それだけでどれだけ強烈な南米ベスチャルブラックかと期待してしまうのだが、
聞いてみて驚き、これは寒々しいコールドなリフが特徴のブラックメタルである。

しかしそこは上記事項を決して裏切るものではない安心のロウさが蔓延していて、
いわゆる上質のコールドブラックとは異なる切り口で凍てつかせてくる。

一歩間違える(?)とSatanic Warmasterとかそこらへんにも近いのだが、
見えない線引きがリスナーを跳ね除けてくるというか迎合しないというか、
「解るやつだけ解りゃいいんだよ!」という雰囲気に満ち満ちている。

にしても写真にも掲載したレコード面は実は溝の入っていない面で、
B面にバンドの新ロゴエッチングしたとのこと。
めちゃくちゃ綺麗な出来で実物を是非見ていただきたい。

Encyclopaedia Metallum - NB-604
タグ: NB-604  Ecuador  1996-2000 
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Sado Perverser Goat Insulter : Nihil Domination (2010) 

[Goat Worship 特集]

エクアドルのウォーブラックメタルバンド、Nihil Dominationの1stアルバムを紹介。
日本のDeathrash ArmageddonよりCDで、エクアドルのBlack Goat Terrorist 666よりカセットでそれぞれリリースされた。

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ウォーブラックはBlasphemyが一つの大元であることは間違いないが、
その後の系譜においては様々な表現の変化がある。
その中においてはある意味その枠を突き抜けているようなノイズスタイルが存在する。
Deiphagoもその一つだろうし、そしてこのバンドもそうだ。

収録されているカバーがSarcofagoであることが面白く、
Blasphemy直系ではなくむしろ南米ブラック直系なのだろう。
それを南米のしかもエクアドルという土地で純粋培養された結果として
とにかくノイジーでグラインディングな強烈ブラックを作ってきている。

とにかく激烈なブラックメタルが聞きたければ非常におすすめ。
そして何よりこのCD/LPが日本でリリースされたという事実が素晴らしい…。
リリース元でまだ現品あるので今のうちに買わないと!
因みにバンド自体はもう解散済みの模様です、残念。

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タグ: Nihil_Domination  Ecuador  Blasphemy  Sarcofago  2006-2010 
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Reh 333 : Grimorium Verum (2011) 

エクアドルのブラックスラッシュメタルバンド、Grimorium Verumのデモ音源集を紹介。
エクアドルのTanatofobia Productionsよりテープでリリースされ、2014年にlim.500で同レーベルよりCDで再発された。

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去年、ロックスタックのアンポンタンセールにふらりと行ったときに購入。
アルバムから漂うカルト/ポンコツ臭に妙に惹かれてのジャケ買いだが、
同梱されていた大判ポスターがまた誰得感を醸し出している。

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バンド結成は1993年と実はかなりベテランなのだが、
このコンピはその結成時から10年間の音源のまとめらしく、
確かにその作風もかなりバラつきがある…が根本は筋が通っていてポンコツ。

カントリーロックみたいな出だしから比較的ストレートなスラッシュ、
もしくはブラッケンスラッシュまで様々な引き出しを披露するも、
よく言えば「上級者向き」というやつで内容はビミョーといったところ。

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タグ: Grimorium_Verum  Ecuador  2011 
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