Slaughter & Apparatus: A Methodical Overture : Aborted (2007) 

ベルギーのブルデス/ゴアグラインドバンド、Abortedの5thアルバムを紹介。
ドイツのCentury Media Recordsよりリリースされた。

Slaughter & Apparatus: A Methodical OvertureSlaughter & Apparatus: A Methodical Overture
(2007/02/20)
Aborted

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前作は持っていないので解らないが3rdから更に後期Carcass化が進行し、
過激デスメタルシンパにはメロデスになった!と言われそうな曲調に。

メンバーを見てみたらゲストにCarcassのJeff Walkerが参加していたり、
更にはHateSphereの元メンバーも一部参加していたり、
なるほどメジャー路線にいつの間にか仲間入りしていたのかと納得。
初期のアングラなデスグラインドはどこへやら。

但しメジャーなエクストリームメタル化したと再認識したうえで、
この演奏のタイトさ、楽曲のカッコよさは一筋縄ではいかないというか、
クオリティの高いバンドであることは間違いない。
但しもうゴアグラインドの要素は皆無である。

Encyclopaedia Metallum - Aborted
タグ: Aborted  Carcass  Hatesphere  Belgium  2006-2010 
Grind Core/Gore  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

From Enslavement To Obliteration + Scum : Napalm Death (1990) 

イギリスのグラインドコアの始祖、Napalm Deathの1st,2ndのカップリングを紹介。
このカップリングは日本のToy's Factory からリリースされた。

フロム・エンスレイブメント・トゥ・オブライトレーション+スカムフロム・エンスレイブメント・トゥ・オブライトレーション+スカム
(1990/11/21)
ナパーム・デス

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ハードコアからグラインドコアへの生まれ変わりとなった音源であったり、
CathedralのLee DorrianCarcassのBill Steerなどメンバーの豪華さで語られたり、
世界で一番短い曲としてギネスブックに登録されている音源が収録されていたり
日本の伝説的ハードコアバンドSxOxBとの関係など、
ググれば枚挙なくエピソードの絶えない音源。

そこらへんはここで語らないとして、
ここで紹介するのは日本からリリースされたこのカップリング音源で、
ボートラとしてEP盤"Mentally Murdered"から"The Missing Link"が収録されている。

計55曲というグラインド作品らしい収録数で、
結構Toy's Factoryグッジョブという内容なのだが、
昔は日本リリースはカップリング多かったんだよね(テイチクとかから)

Encyclopaedia Metallum - Napalm Death
タグ: Napalm_Death  Cathedral  Carcass  SxOxBx  UK  1986-1990 
Grind Core/Gore  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Platters Of Splatter : Exhumed (2004) 

アメリカのゴアメタルの始祖、Exhumedのコンピレーションアルバムを紹介。

Platters of SplatterPlatters of Splatter
(2004/03/16)
Exhumed

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2枚組 全57曲収録の安心のグラインド的楽曲の多さでテンションが上がる。
このアルバムは1st以前のデモを中心にまとめられたコンピレーション盤となっており、
他に日本で発売された"Slaugtercult… Fester Forever"のボーナストラックも収録されている。

コピーバンドかと思う程、初期Carcassしか見えていなかった初期の音源から、
徐々にスラッシュメタルの成分が色濃く混在し始めてゴアメタル化していった様相が解る。
コンピ盤で1992?2002年までの10年間からの引用なので、
録音状態がかなりまちまちなのもCarcassのベストを聴いたときと同様の印象。

カヴァーもCarcass、Impetigoに関しては大いに理解できるが、
King Diamondまでやっているのが面白い。
演奏もタイトでテクニカルで改めて良いバンドだと再確認。
Exhumedファンアイテムだが、ファンなら必携かと。

Encyclopaedia Metallum - Exhumed
タグ: Exhumed  USA  Carcass  Impetigo  King_Diamond  2001-2005 
Grind Core/Gore  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Heartwork : Carcass (1993) 

イギリスのゴアグラインド創始/メロディックデスメタル創始のCarcassの4thアルバムを紹介。

HeartworkHeartwork
(2008/06/24)
Carcass

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悪音質のぐちょぐちょグラインドに始まった彼らが3rdで変貌を遂げて、
ついにはメロディックで正統派HR/HMの香りのするデスメタルになってしまった問題作。

問題作というと悪く聞こえるが、確かに1stからのファンからしたら大問題でも、
メロディックデスメタルというジャンルを作りだした一枚なのだから、
良い意味でも問題作なのであった。(少なくとも当時は度肝抜いただろう)

結局はMichael Amottという天才がCarcassを食いつぶしたのだが、
だからといって後に彼が作ったArch Enemyとは似て非なるもので、
Carcassだからこそこの作品があったといったら言い過ぎだろうか。
そのくらい完成度の高いメロディックデスメタルである。
タグ: Carcass  Arch_Enemy  UK  1991-1995 
Merodic Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Symphonies of Sickness : Carcass (1989) 

ゴアグラインドの創始者で、リヴァプールの残虐王、Carcassの2ndアルバムを紹介。
アルバムジャケットが違うものが数枚リリースされている。

Symphonies of SicknessSymphonies of Sickness
(2008/10/27)
Carcass

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Symphonies of SicknessSymphonies of Sickness
(1995/01/10)
Carcass

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Symphonies of Sickness

当時は、やばいジャケットは差し替えられたり、店に置けなかったり。
そのため2枚目のようなジャケットのものがリリースされていた。
医学用語のグロ単語で埋め尽くされた歌詞など、
こういう「前衛的」なことを20年前からやっていたことに先駆性を感じる。

この2ndアルバムは1stの「Reek of Putrefaction」から随分と音質が良化している。
が、やっぱりそれでも音質はひどく、この音質が雰囲気を後押ししている。
音楽性も1stに比べてゴアグラインドから、曲の構成などデスメタルに近づいており、
後にExhumedが打ち立てたゴアメタルの始祖はこのアルバムとも言える。

最後に曲の邦題を載せておくが、良くも悪くもひどいな、こりゃ。

1. Reek of Putrefaction -> 腐敗臭
2. Exhume to Consume -> 餓鬼は屍体を貪り喰う
3. Excoriating Abdominal Emanation -> 腐ったはらわた
4. Ruptured in Purulence -> はらわたの膿
5. Empathological Necroticism -> 屍体大好き
6. Embryonic Necropsy and Devourment -> 餓鬼は死産児を貪り喰う
7. Swarming Vulgar Mass of Infected Virulency -> 保菌者の群れ
8. Cadaveric Incubator of Endo Parasites -> 寄生虫の卵
9. Slash Dementia -> ××ゴロシ
10. Crepitating Bowel Erosion -> 爛れたはらわた
タグ: Carcass  UK  1986-1990 
Grind Core/Gore  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top