The Final Separation : Bulldozer (1986) 

イタリアのカルトスラッシュメタルバンド、Bulldozerの2ndアルバムを紹介。
アメリカのRoadrunner Recordsよりリリースされ、最近ではポーランドのMetal Mind ProductionsよりDigi-CDでリリースされている。

Final SeperationFinal Seperation
(2013/01/29)
Bulldozer

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Venom、Motorheadの影響を受けたスラッシュメタルをやっているが、
同じような影響で同時期にバンドを始めたSodomとの違いとしては、
このアルバム時点ではかなりMotorhead寄りでおどろおどろしさはない。

但しまずサウンドプロダクションがセルフプロデュースだったらしく非常にロウで、
とはいってもブラックメタルを聞きなれている人なら全然問題ないわけだが、
とにかくこの手の音源としてはモコモコ感と軽さが同居しているような変な感じで、
この違和感がまさにBulldozerらしいカルト感を生んでいると思う。

この次の作品でかなりまともなスラッシュメタルを出してきたのは当時衝撃的だっただろうが、
このアルバムの何ともつかみどころの無さはSodomの初期作品と並んで、
後のブラックメタルに「良い意味で悪影響」を与えたのであった。

Encyclopaedia Metallum - Bulldozer
タグ: Bulldozer  Sodom  Italy  Venom  Motorhead  1986-1990 
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IX : Bulldozer (1987) 

[2012秋のスラッシュ祭り!]

イタリアのスラッシュメタルバンド、Bulldozerの3rdアルバムを紹介。
Discomagicよりリリースされ、後にMetal Mind Productionsから再発された。
再発盤は日本でのライブ曲がボーナストラックとして収録されている(未聴)。

Ix: Circle of HellIx: Circle of Hell
(2007/11/20)
Bulldozer

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イギリスのTankに影響を受けてバンド名をつけたというが、
1st、2ndはお下劣系Venomというようなプレブラックメタルだった。

この3rdはもう少しスピードメタル然したストレートなアルバムでカッコいい。
また後のブラックメタルにも大きな影響を与えているサウンドでもある。
A.C. Wildのヴォーカルも何とも言えないカッコよさだ。

しかもアルバムの中で一辺倒にならないのが素晴らしい。
(もちろん一辺倒に畳みかけるアルバムも大好きだが)
好みもあるだろうが、個人的には彼らの活動のハイライトだ。
1980年から活動を開始して今も現役(30年超!)の彼らのこれからも注目してみたい。

Encyclopaedia Metallum - Bulldozer
タグ: Bulldozer  Italy  個人的良盤  1986-1990 
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The Early Black Years: 1992-1995 : Abigail (2007) 

日本のブラックメタルバンド、Abigailのコンピレーションアルバムを紹介。

abigail.jpg

1992年から長く活動を続けている東京のカルトスラッシュ/ブラックメタルバンドであり、
その初期音源をまとめたものであり音質はバラつきがあるものの、総じて悪い。
それが逆にイーヴルさを倍増させている。

カバーでBathory、Bulldozer、Sodomをプレーしている通り、
サタニック/ブラックスラッシュの影響を大いに受けたサウンドを展開している。
特にBulldozerは相当お気に入りらしく、
楽曲名をサイドプロジェクトのバンド名(Cutthroat)に用いている。

確実にマニアが手に入れるべきアルバムなわけだが、
日本にもこんなにも邪悪を身にまとったバンドがこんな時代から存在していたことを、
再確認できるアルバムであり、そのような価値も高い。
タグ: Abigail  Japan  Sodom  Bathory  Bulldozer  2006-2010 
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