Satan Jugend : Goat Holocaust (2006) 

ベルギーのブラックメタルバンド、Goat Holocaustの1stアルバムを紹介。
オランダのInfernus Rexよりリリースされた。

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ex-Crux Dissimulata、LügerのLord Genocide氏が中心のバンド。
音的にはGoat Worship的なベスチャルブラックと、
フランスらしいプリミティブなブラックメタルの旋律が合わさったようなサウンド。
名前にSSという文字列を忍ばせたりしているが歌詞は特にNSBMなところはない。

時期的にはCrux Dissimulataとほぼ同時期に並行していたが、
作風としてはペイガンナイズなところを排除しており、
あちらで使えないベスチャルなアイディアを具現化したと思われる。

個人的にはなかなか好きなアルバムなのだがこの1stの後に解散。
Lord Genocide氏自体は今も精力的に活動しているらしく、
一人でやっているVociferianも復活させて昨年アルバムを出したそうだ。

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s/t : Eole Noir (2010) 

ベルギーのロウブラックメタルバンド、Eole NoirのEP盤を紹介。
フランスのThor's Hammer Productionsよりlim.200でリリースされた。

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バンド名から察するにベルギーのフランス語圏バンドで、
かのPagan Frontに所属していたSombre Cheminと2回スプリットを出しているが、
このバンド自体は特別NS思想はなく、そのかわりニーチェ的な思想の様である。

ジャケットのとおりモノクロームに支配された淡々とした曲調で、
フレンチブラックに見られるメランコリックなブラックメタルをプレイしているようで、
しかしながら更にどこか人を突き放したようなミサントロピックさが特徴。

たった2曲の収録で両方、10分越えの大作、
しかも1曲は完全インストという構成も突き放された感があって、
一つのコンセプトとして成立しているのだと無理やり頷いてみる。

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Slaughter & Apparatus: A Methodical Overture : Aborted (2007) 

ベルギーのブルデス/ゴアグラインドバンド、Abortedの5thアルバムを紹介。
ドイツのCentury Media Recordsよりリリースされた。

Slaughter & Apparatus: A Methodical OvertureSlaughter & Apparatus: A Methodical Overture
(2007/02/20)
Aborted

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前作は持っていないので解らないが3rdから更に後期Carcass化が進行し、
過激デスメタルシンパにはメロデスになった!と言われそうな曲調に。

メンバーを見てみたらゲストにCarcassのJeff Walkerが参加していたり、
更にはHateSphereの元メンバーも一部参加していたり、
なるほどメジャー路線にいつの間にか仲間入りしていたのかと納得。
初期のアングラなデスグラインドはどこへやら。

但しメジャーなエクストリームメタル化したと再認識したうえで、
この演奏のタイトさ、楽曲のカッコよさは一筋縄ではいかないというか、
クオリティの高いバンドであることは間違いない。
但しもうゴアグラインドの要素は皆無である。

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Angry Anthems 1985-2010 : Agathocles (2011) 

ベルギーの古参グラインドコアバンド、Agathoclesのコンピレーションを紹介。
日本のObliteration Recordsからリリースされた。

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去年のAgathocles来日ツアーに伴いリリースされたコンピ。
元々星の数ほど音源をリリースしている彼ら。
ちょっと数えてみたら公式のもので256枚あるらしい…。

その膨大な音源から唯一のオリジナルメンバーであるJan Frederickxが選曲したベスト盤。
そのため興味があってもアルバムが出過ぎてて良くわからない人にはもってこいの内容。

ミンスコア神と呼ばれているものの、サウンドはいわゆるグラインドで、
音楽性ではなくアティチュードが異なっているという主張が込められている。
"抗議"という精神を乗せた爆音は不思議な伝播で強烈に我々に伝わってくる。

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XES Haereticum : Enthroned (2004) 

ベルギーのブラックメタルバンド、Enthronedの6thアルバムを紹介。
オーストリアのNapalm Recordsからリリースされた。

Xes HaereticumXes Haereticum
(2005/02/01)
Enthroned

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前作から引き続きHarris Johnsをプロデューサーに迎えての作品。
彼はSodomHelloweenなどを筆頭にドイツの有名なメタルバンドを数多くプロデュースしており、
この作品も非常にエクストリームなサウンドをタイトにまとめてきた感がある。

ファストブラックだけどキャッチーでメロウなサウンドも織り交ぜてきて、
緩急付いたその展開にはありきたりすぎるかもしれないが良いものは良い。

こういうサウンドプロダクションは90年代の王道ブラックとは一味違って、
00年代のブラックにおける一つの王道になりえたと思うのだが、
いまいちこのあたりもベテラン・中堅バンドがここ日本において話題になりにくいのは何故か。
「微妙に有名だから」だとしたらちょっと残念だとは思います。

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Goremageddon: The Saw And The Carnage Done : Aborted (2003) 

ベルギーのブルデス/ゴアグラインドバンド、Abortedの3thアルバムを紹介。

GoremageddonGoremageddon
(2003/08/12)
Aborted

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自分はExhumedが大好きで、類似バンドということで購入。

なるほど、根底にあるスラッシュメタル+Carcassの系譜で、
Exhumedと同様のゴアメタルをプレイしていて気持ち良い。
若干メロっているところもExhumedっぽくてグッド。
ゴアグラインドは末恐ろしいと思っているブルデス好きにもお勧めできる。

にしても演奏がタイトで素晴らしい。
ゴアメタルバンドの中でもリズム隊の素晴らしさは特筆すべきものがある。
特にドラムが凄いがDirk Verbeurenという人物、セッションドラマーらしく、
現在は正式メンバーとしてSoilworkにいるらしい。
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