Jupiter : Atheist (2010) 

アメリカはフロリダのプログレッシブ/テクニカルデスメタルバンド、Atheistの4thアルバムを紹介。
フランスのSeason of Mistよりリリースされた。

JupiterJupiter
(2010/11/04)
Atheist

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3rdアルバム後に解散後、2006年にヴァッケンで再結成のショウを行い、
そしてこのアルバムで17年ぶりのフルレングスと相成った。

当時、先鋭的と言われていたとしても17年の歳月を経て、
今となっては当たり前で平凡な音に…となるのもよくある話なのだが、
さすがAtheist、やはりこの音は彼らでしか出せない。

ジャズから影響を受けた非常に複雑な曲展開、
そして根底にあるスラッシュ/デスメタルの攻撃性、
それらが有機的に混じって一つの音に、作品になっている。

この融合の巧みさ、バランス感がAtheistの真骨頂であり、
「何やってんだかわからんけど凄い」タイプとは異なる音楽としての魅力を見せつけてくれる。

Encyclopaedia Metallum - Atheist
タグ: Atheist  USA  2006-2010 
Progressive  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Burial : Extol (1999) 

ノルウェーのテクニカルデスメタルバンド、Extolの1stアルバムを紹介。
スウェーデンのEndtime Productionsよりリリースされた。

BurialBurial
(1998/12/22)
Extol

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Atheist、Cynic(と後期Death)あたりの初期テクデス勢の意志を継承しつつ、
それらの音には属していない異なる"テクデス"を披露しているのがこのアルバム。
Meshuggahにはかなり影響を受けたようだがあれともまた違うように感じる。

確かにテクニカルではあるが決してテクニックに頼っておらず、
確かに曲の展開の激しい切り替わりはあれどもパッチワークのようではなく、
ガチャガチャしていないというかすっきりしているのが素晴らしい。

個人的にはいわゆる"テクデス"はどうもすんなり受け止められない性格だが、
このアルバムは非常においしくいただけたのでのは、
恐らくこのアルバムが機械的なものではなく情緒的なものだったからではなかろうか。

Encyclopaedia Metallum - Extol
タグ: Extol  Atheist  Cynic  Death  Meshuggah  Norway  1996-2000 
Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Unquestionable Presence : Atheist (1991) 

アメリカはフロリダのプログレッシブ/テクニカルデスメタルバンド、Atheistの2ndアルバムを紹介。
アメリカのActive Recordsよりリリースされ、後にRelapse Recordsから再発された。

Unquestionable Presence (Dlx)Unquestionable Presence (Dlx)
(2011/03/24)
Atheist

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前作のリリース後のツアー中に事故で亡くなったRoger Pattersonが、
生前に残した数曲も含む名盤2ndである。

前作より更にSteve Flynnの超人的なドラムは進化しており、
より何やってるんだかよくわからんけど凄い感が強まっている。
いわゆる「ジャズ/フュージョン」ライクな変拍子リズムってところなんだろうが、
とにかく一曲中にここまで色んなリズムとアイディアを詰め込んでいて、
ごちゃごちゃなのに整理されているというとんでもない感覚。

Rogerの後任のTony ChoyCynic、Pestilenceにも在籍経験があるが、
ある意味Rogerの無理難題にも応えたといえるベース技術で、
これまた凄いなあ…と感心ばかりしてしまうが音源だ。

Encyclopaedia Metallum - Atheist
タグ: Atheist    USA  1991-1995  個人的良盤 
Progressive  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Piece Of Time : Atheist (1989) 

アメリカはフロリダのプログレッシブ/テクニカルデスメタルバンド、Atheistの1stアルバムを紹介。

Piece of TimePiece of Time
(2005/09/13)
Atheist

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以前、3rdアルバムを紹介したが、もちろんこの1stも必聴。
1stアルバムとは全く思えないテクニカルな内容。
ベースが半端ないし、ドラムも半端ない。
そしてギターが何をやってるんだかわからんテクニカルさ。

やっぱりこのバンドは"ジャズ"の魂が込められている。
演奏が非常にスリリングで、調和というより競争しているような感じ。
「もっと行け!もっとやれるだろう!」と。

それを最も煽っていたのがベースのRoger Pattersonだろう。
彼はこのアルバムリリース後のツアー中に交通事故で死亡してしまった。
彼の後任も素晴らしいプレイヤーだったが、
このバンドの栄光ある青写真が崩れた瞬間だった。

Encyclopaedia Metallum - Atheist
タグ: Atheist  USA  1986-1990  個人的良盤 
Progressive  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Elements : Atheist (1993) 

アメリカはフロリダ産、プログレッシブデス先駆けの一つ、Atheistの3rdアルバムを紹介。

Elements (Dlx)Elements (Dlx)
(2005/08/30)
Atheist

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(2005年のRe-issue盤はラジオのライブプレーが6曲収録されており、お得)

後期DeathCynicと並んでプログレッシブ/テクニックデスをプレイしているが、
こと日本ではそれらに比べてやや知名度は低いように感じる。
しかしながら、どのバンドよりも「プログレッシブ」だと思う。

何しろジャズの要素を極限まで取りこんで、もはやデスメタルから完全に脱却している。
そこにラテン音楽の要素まで入り込んでいて、
もはや「何でもあり」の仰天テクニカルデスだ!
緊張感と驚きをここまで味わえるメタルアルバムはなかなか存在しないのでは。

2006年活動を再開し、ついに今年アルバムがリリースされる(タイトルはJupiter)らしい。
非常に楽しみだ。
タグ: Atheist  Death  Cynic  USA  1991-1995 
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