Stigmata : Arch Enemy (1998) 

スウェーデンのメロディックデスメタルバンド、Arch Enemyの2ndアルバムを紹介。
ドイツのCentury Media Recordsよりリリースされた。

StigmataStigmata
(2003/02/25)
Arch Enemy

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後期Carcassの基本理念を受け継いだ1stに対して、
若干70-80年代の正統派へヴィメタルのリフをより多く導入することで、
"メロデス"の一つの雛型になった作品だと言える。

それが魅力的になるかならないかは個人趣向によるものも多いとは思うが、
1stが若干プロジェクト気味にスタートしたことを考えると
バンドのまとまりとしては完成度を増した内容に聞こえる。

Johan期の最高傑作は次の3rdが挙げられることがほとんどだと思うが、
この過渡期の中で実は瑞々しさと整合性が絡み合っているこの作品も、
結構いい聴きごたえある音源だと思う。

Encyclopaedia Metallum - Arch Enemy
タグ: Arch_Enemy    Sweden  1996-2000 
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Black Earth : Arch Enemy (1996) 

スウェーデンのメロディックデスメタルバンド、Arch Enemyの1stアルバムを紹介。

Black EarthBlack Earth
(2011/03/22)
Arch Enemy

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Carcassを脱退したMichael Amottが招集をかけた、
当時はプロジェクトどまりだったバンドの1st。

確か日本公演で大当たりだったのでバンドとして存続することになったと記憶している。
本当は本人はSpiritual Beggarsの方に力を入れたかったのではなかろうか。

このアルバムはCarcassの4th"Heartwork"に近い作風。
この後、どんどん正統派へヴィメタルのサウンドを取り込んでいったArch Enemyに対して、
やや複雑な曲構成も多く(ウネウネしているというか)、Carcassっぽさが残っている。

もう少しこの感じを保っていてくれてもよかったと思うが、
あくまでMichael Amottは70-80年代のHR/HMに傾倒することになる。

Encyclopaedia Metallum - Arch Enemy
タグ: Arch_Enemy  Sweden  1996-2000 
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Heartwork : Carcass (1993) 

イギリスのゴアグラインド創始/メロディックデスメタル創始のCarcassの4thアルバムを紹介。

HeartworkHeartwork
(2008/06/24)
Carcass

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悪音質のぐちょぐちょグラインドに始まった彼らが3rdで変貌を遂げて、
ついにはメロディックで正統派HR/HMの香りのするデスメタルになってしまった問題作。

問題作というと悪く聞こえるが、確かに1stからのファンからしたら大問題でも、
メロディックデスメタルというジャンルを作りだした一枚なのだから、
良い意味でも問題作なのであった。(少なくとも当時は度肝抜いただろう)

結局はMichael Amottという天才がCarcassを食いつぶしたのだが、
だからといって後に彼が作ったArch Enemyとは似て非なるもので、
Carcassだからこそこの作品があったといったら言い過ぎだろうか。
そのくらい完成度の高いメロディックデスメタルである。
タグ: Carcass  Arch_Enemy  UK  1991-1995 
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Rise of the Tyrant : Arch Enemy (2007) 

スウェーデンのメロデスバンド、Arch Enemyの7thアルバムを紹介。

ライズ・オブ・ザ・タイラントライズ・オブ・ザ・タイラント
(2007/09/19)
アーク・エネミー

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女性デスヴォーカルなど他バンドでは「色物」とされそうな点を「特長」としており、
アイデンティティをしっかり持った数少ないメロデスバンドだ。
(彼らのフォロワーは出てきそうで出てこないのが面白い)

その点、前作、前前作は、そのアイデンティティが揺らいでいた。
本作ではもう一度、それを奪回してきたという印象で、
Arch Enemyらしいサウンドに仕上がっていると言える。

相変わらず、Amott兄弟のアグレシッブかつ叙情的なギタープレイが冴え、
Angela Gossowのヴォーカルもかなり頑張っている。
個人的には現在出せる彼らのベストが形になったと思っている。
同時にこの殻をどう割ってくるかも興味があるのだが、はたして…。
タグ: Arch_Enemy  Sweden  2006-2010 
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