Blasphemous Cremation : Incantation (2008) 

アメリカはペンシルバニア州のデスメタルバンド、IncantationのEP盤を紹介。
アメリカのNecroharmonic Prod.より12"LPとCDでそれぞれリリースされた。本稿は後者を扱う。

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1stアルバムのプロトタイプにであったデモ音源(1991年録音)のリリース。
元々Amorphisとのスプリットとしてリリースされる予定だったがお蔵入りされ、
17年の歳月を経て世の中に出されたもの。
一部の曲は後のオフィシャルリリースと曲名が異なるものもあったりする。

基本的には1stアルバムのプロト盤ではあるが、
プロト盤がゆえの音質の生々しさがそのズルズルっとした感じと合っていて、
1stアルバムとはまた異なる感触を得ることができる。

Incantationファンならお勧めできるアイテムだが、
これから聞こうと思っている人はまずは普通に1stアルバムを聞いた方がよいとは思うが、
ロウな音質が故の感触はAutopsyファンもググッとくるのでは。

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タグ: Incantation  Amorphis  Autopsy  USA  2006-2010 
Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Tales From The Thousand Lakes : Amorphis (1994) 

フィンランドのメロディックデス/プログレッシブメタルバンド、Amorphisの2ndアルバムを紹介。

Tales From the Thousand Lakes (Reis)Tales From the Thousand Lakes (Reis)
(2001/03/20)
Amorphis

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1stの時点では北欧デスメタルをプレイし、そこまで抜きんでた存在感はなかった彼らだが、
この2ndでは北欧デスメタルにトラッドフォークやエスニック調サウンドを大胆に導入し、
後にメロディックデスメタルと呼ばれるような作風になったことで大いに飛躍した作品。

今となってはフォークメタルのジャンルに入るかもしれない内容で、
またもしくはゴシック/ドゥームの要素も入っているようなサウンド。

いわゆるメタルコア/メロデスから、その起源を探るためにこのアルバムに到達すると、
もしかしたら拍子抜け、がっかりするかもしれない。

しかし改めて聞いてみるとすでにこの頃から現在の彼らに近い作風だったんだなー。
自分は大好物です。

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タグ: Amorphis  Finland  1991-1995 
Merodic Death  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Curse Of The Red River : Barren Earth (2010) 

フィンランドのプログレッシブ/サイケメタルバンド、Barren Earthの1stアルバムを紹介。

Curse of the Red RiverCurse of the Red River
(2010/03/23)
Barren Earth

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以前、紹介したEP盤"Our Twilight"を先行としてのフルレングスアルバム。
一曲"Our Twilight"だけ被っているが、ちょっとバージョンが異なる。
このアルバムに収録されている方が1分近く長い。

EP盤とほとんど印象は変わらず70年代プログレ+Amorphisチックなサイケ臭。
とりあえずOpethAmorphisSwallow the Sunあたりでビビッと来るなら、
買って損はないアルバム。

でもそういう風に各バンドの印象を片手に聞いてみると、
あまりに予測の範疇に収まるサウンドで期待以上の感動が無い危険性あり。
特に何も考えずAmazonで手に入れたEP盤の方が感動は大きかったかな。
でも良いアルバムなのでぜひぜひ。

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タグ: Barren_Earth    Amorphis  Waltari  Moonsorrow  Finland  2006-2010 
Progressive  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

Skyforger : Amorphis (2009) 

フィンランドのプログレッシブ/メランコリックメタルバンド、Amorphisの9thアルバムを紹介。

SkyforgerSkyforger
(2009/06/16)
Amorphis

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フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」を元にした作品で、
なるほど「カレワラ」をひも解くと単なるエピックファンタジーではなく、
フィンランドの土着的信仰とそれをめぐる歌謡が根底にあるものであり、
このアルバムを聴きながらにして想像を働かせることができる。

そのようなエピックヴァイキング/フォークとは全く異なる民族音楽と70年代プログレが、
高い次元で融合して、しかも非常に聴きやすい好盤。
時折入るデスヴォイスが良い意味で楽曲をタイトにしている。

ちょっと冗長とも思える展開もある意味Amorphisらしさかな。
"Opeth + Sentenced"のようなアルバムでどちらも好物の自分には非常に良かった。

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タグ: Amorphis  Finland  Opeth  Sentenced  2006-2010 
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Elegy : Amorphis (1996) 

フィンランドのメロディックデス/プログレッシブメタルバンド、Amorphisの3rdアルバムを紹介。

ElegyElegy
(2004/08/17)
Amorphis

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このアルバムを手に入れた当時(?10年前)は全然聴かなかった、というか謎の拒否反応があった。
どことなく天邪鬼なところがあるからだと思うが、ハリーポッターも3ページ読んで止めた性格。
当時はこのバンドを"メロデス"だと思っていたのだから、尚更だったかもしれない。

しかし今さら聞いてみると、驚くほど多岐に渡る音楽性の塊であることに気付いた。
逆にいえばメロディックデスメタルは今よりもずっと間口が広かったということか。

2nd以前では、デスメタルでデビューし、フォークでトラッドな旋律を取り入れることで、
扇情的なメロディックデスメタルというものを作り上げた訳だが、
更にこのアルバムでは正統派メタルの要素や、70年代のサイケなシンセミュージックをも取り入れ、
レトロなのに新感覚な楽曲を作り上げていた。

当時の自分の頭にゲンコツしにいきたくなる一枚。

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タグ: Amorphis  Finland  1996-2000 
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Our Twilight : Barren earth (2009) 

フィンランドのプログレッシブ/サイケメタルバンド、Barren EarthのデビューEPを紹介。

Our Twilight

やたらメンバーが豪華なプロジェクト。

Mikko Kotamäki - Vocals (Swallow The Sun)
Olli-Pekka Laine - Bass (ex-Amorphis)
Sami Yli-Sirniö - Guitars (ex-Kreator, Waltari)
Janne Perttilä - Guitars (Moonsorrow Tour musician)
Kasper Mårtenson - Keyboards (ex-Amorphis, Ben Granfelt Band)
Marko Tarvonen - Drums (Moonsorrow)


集うメンバーからも解る通り、トラッドで美しい旋律を多用しながら、
迫力のあるグロウルをベースに迫ってくる大人のプログレッシブデスメタルだ。

Paradise Lost, Opeth, Pink Floyd, Jethro Tullの影響を公言しており、
サウンドもそれらへのリスペクトを感じると同時に、
彼らだからこそ出せる新しい領域に突入している。

これは当時、フルレングスだと思って買ってしまったのだが、
たった4曲しか収録されていないのに非常に満足できた一枚。
今年3月にフルレングス1stが発売されたので、そちらも要チェック。
タグ: Barren_Earth  Amorphis  Kreator  Waltari  Moonsorrow  Finland  2006-2010 
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