Tahoma : Alda (2011) 

アメリカのフォーク/カスカディアンブラックメタルバンド、Aldaの2ndアルバムを紹介。
アメリカのEternal Warfareよりリリースされ、中国のPest Prod.などから再発あり。
現在ではBandcampでNYP配信されている。

ALDA_2.jpg

バンドサウンドにバウロンやチェロ、マンドリンなども織り交ぜた音色に、
敏腕女性プロデューサーMell Dettmerのマスタリングによって、
自然の雄大さ、温かさ、切なさを思う存分詰め込んだ作品。

初めて聞いた時の感想は初期Agallochにぬくもりを内包させたサウンドだと思ったが、
改めて聞いてみると近年のAlcestのようなシューゲイザー(not BM)アプローチも若干感じられ、
「原風景への憧憬」とも言えるような作風になっていて実に素晴らしい。

メンバーの若さからも鑑みて自らの体験というより「未知の原風景」という感じだ。
というのもこのバンドはアメリカのタコマ出身のバンドであり、
そしてこのアルバムのタイトルは昔の地名である"Tahoma"になっているからである。

去年、3rdアルバムがリリースされたがまだ未聴。
タグ: Alda  USA  2011 
A-D-P Black  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

s/t : Alda (2009) 

アメリカのフォーク/カスカディアンブラックメタルバンド、Aldaの1stアルバムを紹介。
アメリカのSingularity Publishingよりlim.50でテープリリースされ、後に韓国のMisanthropic Art ProductionsよりCDで再発された(今回の記事は後者対象)

alda1.jpg

カスカディアンブラックマニアックスたちからは以前より注目されていたようだが、
元々カスカディアンブラックのラインナップはあまり嵌っていないので、
私は再発された折に話題に乗って買ってみたというのが正直なところ。

元をたどっていくとUlverの1stあたりが源流なのではと思わせ、
それをある方向に引き延ばしたのがAgallochなのだとしたら、
そのベクトルのうち自然への畏敬の念をさらに伸ばした結果がこういう音なのだろう。
「優しくも厳しい」というと陳腐な表現になってしまうがそれが当てはまると思う。

同郷ということでWolves In The Throne Roomあたりがよく引き合いに出されているようだが、
あそこまでミュージシャンとしてのクオリティを出そうとしてはいない印象で、
結果としてシンプルな音像であることがバンドコンセプトと融和していて心地よい。

Encyclopaedia Metallum - Alda
タグ: Alda  Ulver  Agalloch  Wolves_In_The_Throne_Room  USA  2006-2010 
Black  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top