2015年を振り返って 

■ 今年は個人的にアナログ元年

 もうそろそろ2015年も終わりを迎えますね。これを書いている傍らにはレコードプレイヤーが心地良いウォー/ベスチャルブラックを奏でています。そう、今まで意固地になって導入しなかったレコードプレイヤーをついに購入してしまい、歯止めが利かなくなった一年でした。自分が一番よく聞くのはウォーブラックメタルなので、アナログしか出ていないリリースも多く、思い切って環境を導入したが最後でした。

 というわけで今年買った音源は計118枚。内、アナログ(レコード+カセットテープ)は30枚、BandcampによるDLは12枚でした。 よく買う人からしたら少ないと思うかもしれませんが、個人的にはもうアップアップで、積み音源が続出しています。

 しかしせっかく年末なので、以下に新譜として買ったもので印象深かったものを書きます。


■ 新譜で印象深かったもの

 何といっても当初、なかなか入手困難だったArchgoatの新譜ですね。こちらはどうしても発売日に聞きたくてAmaz○nで頼んだら全く届かず…でその後、国内ディストロで頼むも今度は住所の問題で届かず…。苦難の末に聞いても当然のごとく鎮座するArchgoatらしさに平伏でした。Goatsemenの新譜、こちらもどうしてもすぐ聞きたくてBandcampでDL予約購入するもレーベル側の設定ミスで発売日が過ぎてもDLできず、ぐぬぬぬ…。レーベル側に掛け合って聞くことができました。その後、国内でピクチャーLPが出回ってすぐ購入。盤面が美しすぎて、これは墓まで持っていきたい一枚です。Revengeの新譜は海外でも賛否両論らしく、人によっていつものRevengeの"平均的"な作品と捉える人と、そうでない人がいたようです。自分としてはここまでグラインドナイズに爆走しといて妙に一撃一撃が重いのがとても印象的でした。

yearend1.jpg yearend2.jpg yearend3.jpg


引き続きウォー/ベスチャルブラックですが、まずDunkelheit Prod.の近年の充実ぶりを象徴するようなGoatbloodの新譜は本当に素晴らしいブラッケンデスメタルでしたね。彼らの存在が私の主張である「Goatに失敗なし」を裏付けてくれます。Deiphagoは個人的に前作があまりピンと来なかったため、ちょっとどうかなと思っていましたがやってくれました、傑作です。前作はちょっと深いところに潜って、同時に彼らの原初的な野蛮性が損なわれたと感じたので、今回は深みを感じつつ非常にバーバリアンなブラックメタルです。はい、そしてGenocide Shrinesです。下手したら今日紹介するものの中で今後の期待も含めたら一番推したいアルバムです。エクストリームってむやみに使っちゃダメ。こういうアルバムに対して使うものです。

yearend4.jpg yearend5.jpg yearend6.jpg


 ここで一息、ウォーブラック以外に目を向けると、ここでCohol。1stアルバム、スプリット、そしてこの2ndアルバムと連続的にも離散的にも見える作風ですが、共通して言えるのは他のバンドとは本気度が違う、ということ。彼らがライブなどで見せる姿もそうだけどエモーショナルなんですよ。あれは本気だからだと思うんですね。マジってやつです。ライブのイタルさんのMCだけ切り取っている人もいるけど、そこだけじゃないでしょ、って。人間性を抉り出すような歌詞をもって歌うヒロさんと、ライブ終わったら抜け殻になってるキョウスケくん、全部超本気なんだってば。って語りすぎはいけませんね、次。Enslavedは好きなら聞くしかない。はい、次。Miasma Deathですが、一応凶音の関口さんが、っていうのが枕詞に入って紹介されてますけどね、このバンドはちょっと従来の日本のブラックメタルバンドとは雰囲気が違う気がします。やっている音もそうですけど、すごい古臭い音をすごくフレッシュにやっている感じですね。だから関口さんみたいなベテランが比較的若手のメンバーを引き連れてですね、それでフレッシュにやっているのってすごく面白くないですか。そして2ndデモ、もう少し作ってください。まだ買えてません。

yearend7.jpgyearend8.jpgyearend9.jpg


 ちょっとブラックメタルから離れてみましょう。Exhumedの1stゴアメタルのリレコ盤です。何と太っ腹で、オリジナル盤も同梱されているんですよ。リレコもサウンドプロダクションは完全に今っぽいんですけどまあやっぱりExhumedは素晴らしいなと。続いてAnother Dimensionですが、これはTerror Squadの宇田川さんの率いるメロディックデスメタルバンドで、メロデスではないですよ、メロディックデスメタルバンドでとりあえずもうとにかく最高としか言いようがないですね。今年が2015年か確認したくなる音ですが、良いものは良いんです。最後にBachoですが、ちょっと今回のラインアップでは異色かもしれませんけど、再生回数見てみたら1曲目の"さよなら"をめっちゃ聞いていたという(笑)。ほんと良い曲です。サラリーマンとして通勤しているときに、なんかしっくりくるんですよね。この年になると雑踏と共に過ぎていく日がほんと切なくて、小さいときはもっと楽しい明日を見ていたはずなんですけど、そんなときに彼らから「一瞬を震わせようじゃないか」と言われると、よっしゃやってやろうかって思えるようなそんな曲です。

yearend10.jpgyearend11.jpgyearend12.jpg


 後、今年行ったライブですけど、印象に残ったのはやっぱりImpurityの来日と、Inquisitionの来日ですね。どちらのバンドのメンバーともライブ中やそれ以外でコミュニケーションをとる機会に恵まれまして、やはり昔からすげえなあ、でも日本に来るわけないよなあと思ってたバンドを日本で見ることができたことはやっぱりとても幸せなわけです。

 今年の秋から転職に伴って関東に来ました。ライブも見に行く機会が増えそうだと思ったのですが、いろいろあってまだ数回しか行けてません。でも来年に向けてしっかり弾を仕込んでいるところです。それはライブに行くぞっていう話も少しは含まれているんですが、それよりですね、もう少し大きいことをしでかそうとしています。また報告ができるところまできたらブログ上で報告させてもらいます。

 それでは皆様、よいお年を!
タグ: いつもの 
その他  /  tb: 0  /  cm: 3  /  △top